すずらん賞(2025年8月30日・札幌競馬場9R)徹底考察
2025年8月30日、札幌競馬場9R「すずらん賞(芝1200m・2歳オープン)」の徹底考察をお届けします。2歳馬による短距離戦ということで、キャリアの浅い馬たちが揃いました。前走の内容や脚質傾向、騎手や血統の相性、そしてオッズ妙味を踏まえ、人気に左右されない独自の視点で分析していきます。
1枠 1番 ユウファラオ
| 能力評価 | 期待値 |
|---|---|
| 74点 | +12.0%(妙味あり) |
逃げ脚質が持ち味で、小倉での未勝利勝ち(芝1200m 1:09.0)は展開に恵まれたとはいえ時計的に優秀。前走のダリア賞(新潟芝1400m)では最後止まったが、距離が長かった可能性が高い。今回1200mに戻るのは大きなプラス材料。
騎手成績では佐々木大輔騎手の重賞・オープンでの信頼度はまだ低めだが、馬の前進力を活かす戦法は合う。American Pharoah産駒という点で芝適性の裏付けはあるが、切れ味勝負よりもスピード持続型。前半から飛ばして自分のリズムに持ち込めるかがカギ。
人気ほど信頼度は高くないが、ハマれば馬券圏内は十分あり妙味も残る。
2枠 2番 ビッグカレンルーフ
| 能力評価 | 期待値 |
|---|---|
| 70点 | +20.0%(穴妙味大) |
門別で3戦1勝2連対の実績を持つ地方所属馬。アメリカンペイトリオット産駒で芝短距離適性も見込める血統。前走ペリドット特別では4着ながらも内容は悪くなく、1000mの速い流れを経験しているのは強み。
鞍上の石川倭騎手は門別で圧倒的な実績があるものの、札幌での勝ち鞍はまだ少ない点が課題。ただしこの馬とのコンビでは崩れておらず、相性は悪くない。
人気はないが、展開が前崩れになれば差し脚を伸ばす可能性はある。データ的にも単複回収率が高く、馬券的には妙味の塊。いかにも人気薄で馬券圏内に突っ込んでくるタイプだ。
3枠 3番 ミライヘノヒーロー
| 能力評価 | 期待値 |
|---|---|
| 60点 | -8.0%(やや厳しい) |
イスラボニータ産駒で芝・ダート問わず先行力を発揮できるタイプ。ただしこれまでの門別での内容を見ると、最後に甘くなる傾向が顕著。特に前走クリスタル特別では直線で伸びを欠き、勝ち馬から0.8秒差と力負けの形。
服部茂史騎手への乗り替わりもあり、鞍上強化とは言えない点は不安材料。オッズも大きく評価されておらず、現状では一変の材料は少ない。
血統的に成長力はありそうだが、現時点で芝1200mの速い流れに対応するには力不足。馬券的には抑えの押さえ程度の評価に留めたい。
4枠 4番 エムティリオ
| 能力評価 | 期待値 |
|---|---|
| 82点 | +14.5%(妙味あり) |
門別で2連勝中の快速牝馬。いずれも逃げ切り勝ちで、前走クリスタル特別では重馬場を1分1秒8で走破し、同日の時計比較でも優秀。グレーターロンドン産駒らしく芝替わりもプラスに出る可能性がある。
阿部龍騎手とのコンビは門別では鉄板。前走も余裕を持って逃げ切った内容で、ここでも展開次第ではそのまま押し切りの可能性は十分。
ただし、芝でのスピード対応は未知数。オッズ的にもそこまで人気しないため、妙味は十分にある。展開の鍵を握る逃げ馬の一頭として注目したい存在だ。
4枠 5番 トリップス
| 能力評価 | 期待値 |
|---|---|
| 55点 | -15.0%(厳しい) |
門別でデビュー3戦して1勝。スピードはあるが、重賞クラスではワンパンチ不足。前走リリーカップ(牝馬限定・G3)では直線で失速し、勝ち馬から1.5秒差と力の差を見せつけられた。
ゴルトマイスター産駒で未知数な部分はあるものの、ここでいきなり芝替わりに対応できるかは疑問。騎乗する小野楓馬騎手も札幌での好成績は少なく、期待値としては低め。
展開利を得られれば掲示板くらいはあるかもしれないが、馬券圏内の信頼度は低い。人気薄とはいえ狙うにはリスクが高い一頭。
5枠 6番 ライフオブラクーン
| 能力評価 | 期待値 |
|---|---|
| 84点 | +16.5%(妙味あり) |
前走の福島ダート1150mで未勝利を快勝。持ち時計は平凡ながら、直線でしっかり脚を伸ばして抜け出す競馬ができたのは収穫。デビュー戦の芝では大敗しているが、あの時は展開に恵まれず外を回された分も大きかった。
今回は横山典弘騎手への乗り替わりが大きな注目点。ベテランの手綱捌きで、これまで見せていない芝での適性を引き出せるかもしれない。フォーウィールドライブ産駒はサンプルが少ないが、スピードに優れた血統背景は心強い。
想定3番人気で過剰人気感はあるが、鞍上強化と展開利が重なれば勝ち負け可能。やや未知数な部分を含めても、妙味は十分にある。
5枠 7番 スターオブロンドン
| 能力評価 | 期待値 |
|---|---|
| 79点 | +11.0%(妙味あり) |
函館2歳Sで7着に敗れたものの、重賞経験を積んだ点は大きな強み。新馬戦はダート1000mで差し切り勝ちを収め、芝替わりとなった2戦目以降も大崩れはしていない。タワーオブロンドン産駒らしくスピード持続力に優れており、芝1200mへの適性は十分にある。
古川奈穂騎手とのコンビは継続騎乗ではないものの、斤量面では恩恵を受けられず同条件。持ち時計ではやや劣るが、安定感のある競馬を続けていることは評価に値する。
人気は5番手程度と手頃で、馬券的には押さえて妙味あり。展開次第では差し届く場面も考えられ、馬券圏内候補に入れておきたい。
6枠 8番 ウチュウノセカイ
| 能力評価 | 期待値 |
|---|---|
| 88点 | +13.0%(堅実な軸候補) |
前走の札幌芝1200m未勝利戦を1:10.1で勝利。スローペースからでもしっかりと抜け出す内容で、まだ余力を残しての勝利だった点は高く評価できる。新馬戦(札幌芝1500m)は距離がやや長く、直線で甘くなっただけ。1200mへの距離短縮で一気に良化した印象だ。
タワーオブロンドン産駒は早い時期から結果を出す傾向にあり、血統背景的にもこの舞台はベスト。古川吉洋騎手は勝率自体は高くないが、回収率の高さからも穴を開けるタイプ。
人気2番手に推されているが、安定感と成長力を加味すれば上位争い必至。連勝の可能性は十分で、馬券的には軸に据えやすい存在だ。
6枠 9番 ミスターバッドガイ
| 能力評価 | 期待値 |
|---|---|
| 63点 | -5.0%(波乱待ち) |
門別で2勝を挙げているが、内容的には展開に恵まれた面が大きい。特に2走前のルビー特別(1200m)では中位から伸びを欠き、1.8秒差の完敗。距離適性はあるが、スピード上位の馬が揃う中央芝1200mでは分が悪い。
ストロングリターン産駒で芝適性は一定水準あるが、瞬発力勝負になると見劣りする。鞍上の落合玄太騎手もここでは経験不足感が否めない。
人気的には10番手と低評価。展開が極端に前崩れになれば差し込む余地もあるが、基本的には苦しい戦いが予想される。馬券的には3連系の穴紐で軽く押さえる程度の評価が妥当。
7枠 10番 サノノサルバドール
| 能力評価 | 期待値 |
|---|---|
| 68点 | +6.5%(一発待ち) |
門別のペリドット特別(1000m)を勝利してここに臨む。勝ち時計は平凡だが、しぶとく脚を伸ばして差し切った内容は評価できる。スマートファルコン産駒らしく持続力を活かした先行競馬が持ち味。
丹内祐次騎手が新たに騎乗する点は心強く、展開次第では前残りで食い込む可能性もある。オッズ的には二桁人気と見られているが、過去の戦績から大きく崩れていないのは安定感の証。
中央の芝1200mは初挑戦となるが、時計勝負になると苦しい反面、道悪や消耗戦になれば浮上する可能性がある。波乱要素として注目すべき一頭。
7枠 11番 エスカレイト
| 能力評価 | 期待値 |
|---|---|
| 80点 | +10.5%(押さえ妙味) |
新馬戦を勝ち上がった後、函館2歳Sとクローバー賞に挑戦。結果は大敗と5着だったが、いずれも逃げて粘り込む形でレースの主導権を握っている点は大きな強み。ロードカナロア産駒らしく芝短距離での持続力は魅力的だ。
特にクローバー賞では勝ち馬から1.8秒差とはいえ、スタート直後から果敢に逃げて見せ場を作った。斎藤新騎手への乗り替わりで積極策を取る可能性は高く、展開のカギを握る一頭になるだろう。
勝ち切るイメージは薄いが、先行勢が手薄になった場合や馬場が軽ければ粘り込みの3着候補として十分に狙える。オッズ妙味もあり、穴馬として押さえておきたい存在だ。
8枠 12番 シーグルロス
| 能力評価 | 期待値 |
|---|---|
| 72点 | +7.0%(伏兵評価) |
函館芝1200mの未勝利戦を勝ち上がってここに挑戦。勝ち時計1:09.9は平凡だが、9番人気という低評価を覆す内容で、展開不問でしっかり脚を伸ばした点は高く評価できる。フィレンツェファイア産駒という珍しい血統背景を持ち、未知数な部分が多いが、その分人気を落としやすく妙味を生むタイプだ。
鞍上の小林美駒騎手はキャリア浅いが、すでに勝ち星を挙げており勢いがある。斤量差の恩恵がなくなる点はマイナスだが、成長力を見込めば大崩れは考えにくい。
人気は8番手程度で軽視されやすいが、展開が差し有利に傾けば馬券圏内に浮上する可能性は十分。大穴というよりも「押さえておくべき伏兵」という立ち位置で評価したい。
8枠 13番 ショウナンカリス
| 能力評価 | 期待値 |
|---|---|
| 91点 | +9.0%(安定の本命候補) |
今回のメンバーで最も安定感を示しているのがこのショウナンカリス。新馬戦で3着、未勝利戦を1:08.9という好時計で勝ち上がり、すでに2戦連続で堅実な差し脚を披露している。リアルスティール産駒らしく、持続力と瞬発力のバランスが取れており、札幌芝1200mという舞台はベスト条件といえる。
鞍上には池添謙一騎手を迎える点も心強い。小柄な馬体ながら終いの脚は確実で、速い流れにも対応可能。人気1番手とやや過剰気味な評価だが、内容を見れば順当。逆らう理由は少ない。
ただし「2歳戦=波乱含み」という点を考慮すれば、頭固定よりも馬券は相手本線扱いが現実的。堅実に馬券圏内を外さないタイプとして信頼できる一頭だ。
考察結果
順位表
| 順位 | 能力評価 | 期待値 | 馬番 | 馬名 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | 91点 | +9.0% | ⑬ | ショウナンカリス |
| 2位 | 88点 | +13.0% | ⑧ | ウチュウノセカイ |
| 3位 | 84点 | +16.5% | ⑥ | ライフオブラクーン |
| 4位 | 82点 | +14.5% | ④ | エムティリオ |
| 5位 | 80点 | +10.5% | ⑪ | エスカレイト |
| 6位 | 79点 | +11.0% | ⑦ | スターオブロンドン |
| 7位 | 74点 | +12.0% | ① | ユウファラオ |
| 8位 | 72点 | +7.0% | ⑫ | シーグルロス |
| 9位 | 70点 | +20.0% | ② | ビッグカレンルーフ |
| 10位 | 68点 | +6.5% | ⑩ | サノノサルバドール |
| 11位 | 63点 | -5.0% | ⑨ | ミスターバッドガイ |
| 12位 | 60点 | -8.0% | ③ | ミライヘノヒーロー |
| 13位 | 55点 | -15.0% | ⑤ | トリップス |
1着~3着争い
| 1着争い | 2着争い | 3着争い |
|---|---|---|
| ⑬ ⑧ ⑥ ④ | ⑬ ⑧ ⑥ ④ ⑪ | ⑬ ⑧ ⑥ ④ ⑪ ⑦ ① ⑫ ② |
推奨馬券
単勝:⑧ウチュウノセカイ(妙味と安定感のバランス)
複勝:②ビッグカレンルーフ(期待値高く妙味大)、⑫シーグルロス(差し脚魅力)
馬連:⑬-⑧、⑬-⑥、⑧-④、⑥-④
馬単:⑧→⑬、⑬→⑥(配当妙味狙い)
ワイド:②-⑧、②-⑬、⑫-⑧(穴絡み期待)
三連複:⑬-⑧-⑥、⑬-⑧-④、⑧-⑥-⑪、⑬-⑧-②
三連単:⑧→⑬→⑥、⑬→⑧→④、⑬→⑥→⑧(点数絞って妙味重視)

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