2025年8月3日 新潟7R【アイビスサマーD(G3)】無料競馬予想

アイビスサマーダッシュ(GIII)徹底考察

2025年8月3日、新潟競馬場 7R アイビスサマーダッシュ(GIII)の徹底考察をお届けします。

1枠 1番 スコーピオン

72点

前走は小倉1000mダートで10着に敗退、芝の前々走・駿風Sでも9着と物足りない印象だが、実は昨年の飛翼特別(新潟直線1000m)では3着と好走している。直線競馬への適性はあるものの、全体的に成績に波があり、安定感を欠いている点は否めない。騎手データを見ても、武藤雅騎手は複勝率17%と低調で、強く推せる要素は少ない。

また、ビッグアーサー産駒はこの舞台での複勝率32%、単勝回収率131%と優秀な部類に入り、種牡馬的な適性は高め。ただし、前走の内容からも分かる通り、現状のデキには疑問が残る。人気も12番人気と評価は控えめで、馬券的にはヒモ候補として検討する一頭だ。

1枠 2番 ニシノコニャック

65点

近走は直線競馬を中心に使われており、2走前の邁進特別では鮮やかな差し切り勝ちを見せた実績がある。ディスクリートキャット産駒はこの舞台で複勝率25%、単勝回収率176%と高水準。騎手の菊沢一樹騎手も直線競馬との相性は悪くなく、複勝率25%、回収率107%と馬券的妙味もある。

ただ、脚質的には差しに分類され、勝率は5%と全体的には低め。直線1000mは前有利な展開になりやすいため、展開の助けが必要なことも加味すれば、上位評価は難しいかもしれない。コース適性と騎手・血統の後押しがあるものの、やや不安定な面が目立つ。

2枠 3番 カフジテトラゴン

91点

アイビスSDで毎年のように注目される“千直巧者”の代表格。これまで直線1000mで【2-2-0-0】とパーフェクトな連対率を誇り、今回もその条件に戻る形。前走の駿風Sでは、1番人気の重圧をものともせずに逃げ切り勝ち。レース展開を読む力と爆発的なスタートセンスが武器となる。

今回の騎手は戸崎圭太騎手に乗り替わり、関東の名手だけに大きなマイナス材料にはならない。キズナ産駒の千直適性に関してはそれほど高くはないが、この馬に限っては“例外”と言えるだろう。枠順も内寄りで絶好、スタートから一気に先手を取り、外ラチ沿いを駆け抜ける展開が目に浮かぶ。

休み明けは【0-1-1-2】とやや不安もあるが、追い切りでも好内容をマークしており、態勢は万全。人気が想定4番人気と微妙な立ち位置だが、馬券の軸としては非常に有力な存在だ。

2枠 4番 シロン

54点

韋駄天S4着の実績はあるものの、その後は北九州記念で16着と大敗を喫している。逃げ・先行馬が揃う今回のメンバー構成では厳しい立場に置かれる可能性が高い。加えて、キズナ産駒はこのコースでの好走率が高くないのもマイナス材料だ。

鞍上の国分恭介騎手は、複勝率33%ながら騎乗数がわずか3鞍とサンプルが少ない。脚質的には“先行”だが、ここでは位置取りが悪くなりやすく、力を出し切れず終わる可能性もある。

この馬の最も輝いたレースは明らかに直線以外で、また馬体重も重く太め感が否めない。斤量55kgも含めて、このメンバーでは厳しい戦いとなるだろう。

3枠 5番 クムシラコ

60点

今年の韋駄天Sでは14着と振るわなかったが、脚質的には差しで後方一気タイプ。直線競馬では通用しにくい戦法だが、終いの脚はしっかりしており、ハマれば一発もあるタイプ。杉原誠人騎手とのコンビは6度目で、息も合ってきている点は評価ポイント。

種牡馬ディスクリートキャットの血統はこの舞台との相性が良く、回収率面では申し分ない。ただし、この馬自身が直千でなかなか結果を出せておらず、直線の瞬発力勝負よりはコーナー付きのスプリント戦の方が合っている印象が強い。

展開的に前有利なメンバー構成の中で、道中後方から差し脚を伸ばすスタイルはマイナス。展開の助けと他馬の失速が必要となり、リスキーな存在ではあるが、オッズ次第では押さえ候補としては一考。

3枠 6番 ピューロマジック

93点

今回のメンバーで最も注目を集めている存在のひとつがこのピューロマジック。前走はドバイ・アルクオーツスプリントに遠征し、国際G1でも5着に食い込むなど高い能力を示した。その前には阪急杯でも1人気に推されており、国内外問わずハイレベルなスプリント戦で善戦している。

初の新潟千直となるが、脚質が「逃げ」であり、25%の勝率・55%の複勝率というデータは目を見張るものがある。鞍上には信頼のルメール騎手を配し、仕上がり次第では圧勝まであって不思議ではない。アジアエクスプレス産駒の単勝回収率456%・複勝率112%という驚異的な数字も好材料だ。

唯一の懸念材料は、直線1000mを経験していないこと。スピードに乗せたままコーナーなしで駆け抜ける独特の舞台は合うかどうか未知数。ただし、それを差し引いても、これまでのパフォーマンスからは能力の裏付けは十分で、中心視にふさわしい存在と言える。

4枠 7番 ショウナンハクラク

58点

安達太良ステークス4着という成績から見ると、着順ほどの内容ではなく、内枠から中団を追走しジリジリと脚を伸ばす形だった。現時点では決め手不足で、爆発力に欠ける印象。フランケル産駒という血統的背景は魅力的だが、直線1000mとの相性は未知数であり、複勝率もゼロと強調材料に欠ける。

三浦皇成騎手が手綱を取る点は興味深いが、直千における過去の成績や戦歴を見ると、現状では適性面に不安が残る。差し脚質で複勝率17%という全体データもこの舞台では厳しく、展開が前崩れにならない限りは出番が限られそう。

鞍上の三浦騎手は、複勝率55%と高水準な数字を誇るが、馬のポテンシャル自体が直千に適合しているかは微妙。人気も10番手前後と中穴的な立ち位置であり、馬券的には抑え程度の評価にとどめたい。

4枠 8番 コラソンビート

86点

安達太良Sでは逃げの手に出て3着に粘り込み、直線競馬への適性を感じさせるレースだった。逃げ一辺倒ではなく先行から押し切る器用さもあり、展開に大きく左右されにくいのが強み。スワーヴリチャード産駒としてはまだサンプルが少ないが、複勝率50%、回収率90%という数字は上々だ。

鞍上の津村明秀騎手も新潟1000mに対しての実績が豊富で、複勝率33%、単勝回収率113%と安定感がある。斤量も55kgで出走できるのは、牝馬の利点が活きる部分。過去にはG3でも勝ち負けを演じており、格負けするような相手関係ではない。

調教の動きも良好で、直前追いでは終いの伸びも軽快。外枠の方が有利と言われる直千だが、内枠でも道中スピードをしっかり出せるタイプなら苦にならない。好位から押し切る競馬ができれば、勝ち切る可能性も十分あるだろう。

5枠 9番 ニシノトキメキ

79点

5月の新潟直千1勝クラスを制しており、このコースにおける適性は証明済み。リアルスティール産駒で、回収率も単勝135%、複勝53%と悪くない水準。騎手は今村聖奈騎手で、複勝率20%とそこそこの数字をキープしている。前走は逃げ切りでの快勝で、今走も同様の競馬が理想だ。

気になるのは3ヶ月ぶりという休み明け。鉄砲実績が【0-0-0-5】と芳しくなく、使われてこそのタイプという印象が強い。ただし、2走目の成績は【0-0-2-1】と安定しており、仕上がりの良さが鍵を握る。

人気も6〜7番手あたりとお手頃なゾーンであり、馬券的な妙味もありそう。スタートで出負けしなければ十分上位進出は可能で、展開と枠の並びにさえ恵まれれば一発あってもおかしくない。

5枠 10番 ウイングレイテスト

62点

8歳馬ながら、春のオーシャンSで3着に入るなど、まだまだ衰えを感じさせない。スクリーンヒーロー産駒であり、この舞台に対する適性は中程度。だが、芝1200mの重賞で善戦できる脚力は本物で、今回のような直線競馬でも展開次第では浮上の余地がある。

ただし、脚質的に「先行」に分類されるこの馬にとっては、外枠の方が断然有利な新潟1000mではやや割引が必要。また、鞍上の松岡正海騎手の複勝率は25%、回収率もそれほど高くはないため、上位に押し上げる材料にはなりづらい。

近走はG1高松宮記念16着、函館SS11着と結果が出ておらず、ピークアウト気味なのも気がかりな点。とはいえ、近年は格下相手では堅実に走っており、掲示板確保ぐらいなら期待できそう。

6枠 11番 エランティス

51点

戦績からは目立つ材料が少なく、ここ数戦も二桁着順が並び苦戦が続いている状況。前走の福島テレビOPではダート1150mで9着と大きく敗れており、今回は久々の芝レース、しかも直線1000mという特異な条件に変わる点で、好走へのイメージは持ちにくい。

種牡馬コパノリッキーはダート色が強い血統で、芝での成績は限定的。複勝回収率431%という数字は一見魅力的に見えるが、サンプル数が少なくあくまで例外的な好走の可能性に依存している。騎手の加藤祥太も新潟1000mの経験に乏しく、騎手成績からも強く推す要素は見当たらない。

脚質は「先行」となっているが、実際には逃げて残すというより、前半に無理をして後半バテるパターンが多い。このメンバー構成では先手を取ることすら難しい可能性もあり、見送りが妥当と判断する。

6枠 12番 ファロロジー

48点

人気の盲点になりそうだが、近走の成績や血統背景を見ると評価は難しい。前走・安達太良Sでは見せ場なく8着に敗れており、その前の韋駄天Sでも8着と振るわなかった。直千での持ち時計や瞬発力の面で見劣りする印象だ。

バトルプラン産駒は芝ではほとんど実績がなく、複勝率・回収率ともに“0%”というデータがすべてを物語っている。さらに、吉田豊騎手もこの条件では特筆すべき成績を残しておらず、馬の力を引き出すには難しい舞台と言える。

脚質が差しであることも展開的には厳しい要素。直線1000mでは基本的に逃げ・先行が有利な中で、差してくるにはかなりの展開利か、自身の末脚に絶対的な自信がなければ届かない。今回は消し候補に分類される一頭だ。

7枠 13番 テイエムスパーダ

95点

昨年のアイビスSD3着馬で、前走の韋駄天Sを逃げ切り勝ちした内容からも、この直線1000mへの適性は極めて高い。スタートから加速し、他馬を寄せ付けないスピードを持っている点は、この舞台で非常に大きな武器となる。

今回も同条件となり、コース実績・展開・仕上がりともに申し分なし。斎藤新騎手とのコンビも2度目であり、コンビネーションに不安はない。種牡馬レッドスパーダも実績は少ないが、直千で【1-0-1-0】と適性は十分である。

逃げ脚質で勝率25%、複勝率55%という脚質データもこの馬に後押し。外枠でなかったことだけが惜しいが、能力でカバーできる範囲。人気は2番人気想定だが、実力的には本命視にふさわしい存在であり、軸として最も信頼できる1頭だ。

7枠 14番 キタノブレイド

45点

前走は障害レースでの敗戦で、平地重賞に戻ってくるという非常に珍しいローテーション。5ヶ月ぶりのレースでもあり、実戦勘が戻っているかどうかも疑問。加えて、カレンブラックヒル産駒の複勝率0%、単勝回収率も0%と、数字的には完全にマイナス。

脚質は「先行」となっているが、今回のメンバーの中でスピード勝負になる直線1000mでは分が悪い。小林脩斗騎手もこの条件での実績はなく、そもそもコンビとしても未知数すぎる要素が多い。

人気も最低人気であり、馬券的には狙いづらい一頭。前走で障害競走を使った馬が直千重賞でいきなり好走するというのは非常にレアケースで、過去の傾向からも厳しい結果が見込まれる。今回は消しで問題ない。

7枠 15番 ブーケファロス

81点

前走・安達太良Sではクビ差の2着と好走し、内容も優秀。直線での伸び脚は目立っており、状態面の良さがうかがえる。ビッグアーサー産駒で、同舞台での複勝率32%、単勝回収率131%というデータは大きな後押しとなる。

鞍上には菅原明良騎手を配し、今回が初コンビだが、ここ数戦で馬が競馬を覚えてきた印象があり、自在性も出てきた。差し脚質ながら、スピード競馬にも対応可能なタイプであり、外枠に入ればさらにチャンスが広がる。

過去に韋駄天Sで12着に敗れているが、馬体重や馬場状態など敗因は明確で、今回の状態であれば巻き返し可能。人気も中穴帯の想定で、馬券妙味は十分ある。連下としてはぜひ抑えておきたい存在だ。

8枠 16番 カルロヴェローチェ

84点

前走・安達太良Sでは、差し脚を炸裂させて見事な差し切り勝ちを収めた。直線競馬の舞台は今回が初めてだが、前走のように終いでグイグイ伸びるタイプの馬は、展開がハマれば直千でも好走できるポテンシャルを秘めている。

シルバーステート産駒はこの舞台での実績がやや物足りないが、回収率自体は大きく崩れていない。丸山元気騎手は直線競馬の経験もあり、前走の勝利に続き連携も良さそう。勝率6%、複勝率15%と中位のデータだが、今回のような外枠なら評価は高まる。

脚質が「先行」ではあるが、実際には好位からでも抜け出す脚を持っており、展開に応じた柔軟な立ち回りが可能。追い切りでも力強い動きを見せており、上昇気配を感じさせる。実力的には十分重賞でも通用する存在で、人気が7〜8番手あたりなら馬券的にも積極的に狙いたい一頭だ。

8枠 17番 デュガ

56点

今回が3ヶ月ぶりのレースとなり、休み明け実績も乏しい。鉄砲【1-0-1-3】と数字は悪くないが、前走のモルガナイトSでは8着と冴えない結果だった。脚質は差しで、展開の助けがないと苦しい印象を受ける。

種牡馬Practical Jokeの複勝率33%というデータは優秀だが、出走数が少なく信頼性には疑問符がつく。騎手の江田照男はこの舞台で実績が乏しく、加えて今回が初コンビとなる点も割引材料。直千経験も少なく、レースの流れに乗れるかがカギだ。

人気薄の差し馬ということで、一発の魅力こそあるが、全体的には“展開待ち”のタイプ。穴党向けのヒモ候補としての評価にとどまり、軸馬には推しづらい。

8枠 18番 モズメイメイ

82点

昨年のこのレース(アイビスSD)を勝った実績があり、舞台適性の高さは文句なし。今回は3ヶ月の休み明けになるが、鉄砲実績【0-0-1-1】はまずまずで、叩き2戦目【1-0-0-0】という点からも、使われて良くなるタイプ。高杉騎手が継続騎乗する点には一抹の不安があるが、重賞勝ち馬としての地力に期待したい。

リアルインパクト産駒としては直千への適性があり、単勝回収率152%、複勝回収率54%とやや上振れ傾向。脚質は「先行」で、直千で好成績を収めているタイプの典型。外枠も好材料で、スムーズな先行策が取れれば連覇の可能性も見えてくる。

ただ、近走の成績を見るとスプリント重賞で精彩を欠く場面もあり、調子面には一抹の不安が残る。騎手の経験値不足も不安材料だが、舞台巧者としての評価は下げにくく、ここでも有力な1頭であることは間違いない。

考察結果

順位点数馬番馬名
1位95点テイエムスパーダ
2位93点ピューロマジック
3位91点カフジテトラゴン
4位86点コラソンビート
5位84点カルロヴェローチェ
6位82点モズメイメイ
7位81点ブーケファロス
8位79点ニシノトキメキ
9位72点スコーピオン
10位65点ニシノコニャック
11位62点ウイングレイテスト
12位60点クムシラコ
13位58点ショウナンハクラク
14位56点デュガ
15位54点シロン
16位51点エランティス
17位48点ファロロジー
18位45点キタノブレイド
1着争い2着争い3着争い
⑬・⑥・③・⑧⑬・⑥・③・⑧・⑯・⑱⑬・⑥・③・⑧・⑯・⑱・⑮・⑨・①・②・⑩

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