北海道スプリントカップ(Jpn3)徹底考察
2025年8月14日、門別競馬場 11R 北海道スプリントカップ(Jpn3)の徹底考察をお届けします。今年は3歳馬によるスピード比べで、各馬の過去成績や血統、騎手との相性、そして展開予想から勝負度合いを探っていきます。
1枠 1番 エコロアゼル
米国産のShancelot産駒で、スピード性能に長けたタイプ。前走のTUF杯ではJRAの1150m戦で3着と健闘し、スタートから積極的に運べる先行力が持ち味です。団野騎手とのコンビは今回が初ですが、過去のレースぶりからも先行押し切りの形を狙うのは明白。
脚質データでは先行馬の勝率16%、連対率28%と安定感があり、門別1200mの外回りは好位勢に有利な舞台。懸念はキャリアの中で門別実績がない点と、初の地方砂質対応。JRAの軽い砂に比べると脚抜きが異なるため、スピードの持続力が問われます。
総合的に見れば能力は上位。初地方で過信は禁物ですが、地力の高さと前々で運べる強みから高評価。
2枠 2番 マテンロウコマンド
ドレフォン産駒で、ダート短距離での持ち時計と安定感は抜群。兵庫チャンピオンシップでは1400mを好位から粘り込み2着、中京の昇竜Sでも2着と重賞級の実績が光ります。松山弘平騎手とのコンビは継続で、展開を読んだ立ち回りに期待。
先行馬の中でも持ち時計・上がりのバランスが良く、脚質的にも門別の外1200m向き。外枠より内枠の方が包まれやすいリスクはありますが、馬群を捌けるセンスは過去のJRA戦で証明済み。
唯一の不安は今回が初門別である点ですが、JRAでの持ち時計1:23.2(1400m)から逆算しても、高速決着への対応は可能。地力では最上位評価。
3枠 3番 ミラクルヴォイス
ゴールドドリーム産駒で、門別実績が豊富な地元有力馬。星雲賞ではワンダーウーマンを退け優勝、持ち時計1:12.1は今回のメンバーでも上位に入ります。差し脚質ながら、好位からの押し上げも可能で、展開に左右されにくい点は大きな強み。
松井伸也騎手とのコンビは信頼度が高く、過去の勝率・連対率ともに安定。門別1200mの外回りは差しの届きにくい条件ですが、ハイペース必至のメンバー構成なら後半の伸びが活きる可能性は十分。
不安材料は、前走・前々走ともに楽な展開で逃げ切った形であり、今回は強力な先行馬が多く展開待ちの面があること。ただ、地元適性と仕上がりの良さから評価は高い。
4枠 4番 ワンダーウーマン
ナムラタイタン産駒で、逃げ一辺倒の快速牝馬。持ち時計1:11.6と瞬発力は鋭く、スタートから主導権を握った時の破壊力は魅力。ただし、過去の成績を見るとハナを切れなかった場合は大きく崩れる傾向があり、展開に左右されやすいのが弱点。
騎乗の落合玄太騎手は地方の短距離戦での逃げ戦術に長け、勝率18%、連対率32%と信頼度も高め。逃げ馬の勝率16%、連対率29%という脚質データは追い風ですが、今回はエコロアゼルやマテンロウコマンドとの先行争いが必至で、楽逃げは難しい可能性が高い。
展開次第で勝ち切りもあるが、リスクとリターンがはっきりした一頭。穴候補としての魅力は十分。
5枠 5番 ベラジオゼロ
ホッコータルマエ産駒で、門別の実績は2歳時からあり、1200mでは持ち時計1:13.1を記録。堅実な先行タイプですが、近走は地元の重賞でやや決め手不足を露呈。
岩橋勇二騎手とのコンビは安定感こそあるものの、今回のメンバーでは末脚の切れ味で見劣りします。先行馬の中でも時計的に1秒近く遅れるため、展開が嵌っても掲示板圏内が現実的。
ただし、内枠から楽に位置を取れれば相手なりに走れるタイプで、三連系馬券の押さえには有効。
6枠 6番 ヴィルミーキスミー
ラブリーデイ産駒で、距離適性は1700m前後に寄っている印象。近3走は1800m、1700mと長めの距離を使われており、1200mの速い流れへの対応には課題が残ります。持ち時計1:15.3は今回のメンバーと比較すると大きく見劣り。
金山昇馬騎手とのコンビは勝率こそ低いものの、複勝回収率は77%と妙味は多少あります。ただし脚質が差し寄りで、門別外1200mのハイペース戦で外から伸びるには、展開面の強い味方が必要。
今回は強力な先行馬が揃い、前崩れの展開になれば着順を上げる可能性もありますが、現状では力関係から大きくは狙いづらい一頭。
7枠 7番 ヤマニンチェルキ
フォーウィールドライブ産駒で、JRA時代から短距離重賞で善戦歴を持つ実力馬。阪神の天保山Sでは1400mを1:24.4で走破しており、地方の1200mにも対応可能なスピードを備えています。
石川倭騎手とのコンビは高い連対率(38%)を誇り、地元の有力ジョッキーが手綱を取る点は大きなプラス。好位から長く脚を使えるタイプで、逃げ・先行馬が潰し合う展開になれば最も恩恵を受ける可能性があります。
懸念点は、地方での実戦経験が乏しく、砂の重さやスタート直後の加速で一歩遅れるリスク。ただし持ち時計と総合力は高く、展開がハマれば勝ち負け可能な一頭。
8枠 8番 パレスゴールド
モーニン産駒で、地元門別でコンスタントに走っている実績馬。直近のB3クラスで勝利経験があり、持ち時計1:13.7は悪くない数字。ただし、今回の相手は重賞クラスの強豪揃いで、同じ1200mでも要求されるラップは大幅に速くなります。
桑村真明騎手は複勝率43%と高水準で、地元短距離戦のペース配分に長けていますが、この馬自体のトップスピードがやや不足。好位追走から粘る競馬でどこまで踏ん張れるかがカギ。
展開面では、逃げ・先行が多いため差し有利の流れになる可能性はありますが、地力面でワンパンチ足りず、馬券的には押さえ程度の評価。
考察結果
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