2025年7月28日 盛岡11R【朝顔特別(A二組)】無料競馬予想

朝顔特別(2025年7月28日・盛岡11R)徹底考察

2025年7月28日、盛岡競馬場11R「朝顔特別」の徹底考察をお届けします。

1枠 1番 クレーンロケット

38点

ここ数戦の内容を見る限り、上位争いは厳しい印象が強い一頭。近4走はすべて着外で、前走の向日葵特別(盛岡ダ1600m)では勝ち馬から2.9秒離されての9着と完敗。追走に苦労し、上がりも伸びず、全体的に良いところが見当たらなかった。

脚質は差しタイプで、全体の脚質傾向的には30%の複勝率と悪くはない。しかし、自身のパフォーマンスを見ると差し脚が届かず、展開の助けが必要不可欠。加えて、父ミッキーロケットの種牡馬成績も平凡で、勝率5%、複勝率40%という点では悪くはないが、単勝回収率は9%とかなり低調。大きな期待をかけづらい。

騎乗する高松亮騎手は、勝率13%、複勝率37%と及第点だが、馬との相性や最近の成績を見ると信頼性には欠ける。斤量は据え置きの54.0kgだが、斤量減の恩恵がないのも不利に働くかもしれない。

状態面でも、馬体重がここ数戦減り続けている点が気になるところ。小柄な牝馬ということもあり、馬体減はパフォーマンスに直結しかねない。今回は相手関係も強化され、流れも向かない可能性が高いため、厳しい戦いを強いられそうだ。

以上を総合すると、積極的に狙う要素は少なく、展開や他馬の崩れ待ちといった条件付きでの浮上にとどまる。人気もないだろうが、抑えまでに留めたい。

2枠 2番 エスクマ

92点

本レースでの中心馬と言って間違いない存在。近4走は1着3回、2着1回とほぼパーフェクトな内容で、勢いがとにかく抜群。逃げ脚質で先行力も高く、展開的にも他馬に干渉されにくい位置取りができるのは大きな強み。

特に注目すべきは、前々走のスプリント(3月30日 水沢1400m)での逃げ切り勝ち。スタートから主導権を握り、2番手から抜け出しての勝利と安定感が際立つレースぶりだった。持ち時計も良く、1200~1600mでの成績が優れている点は好材料。前走(5月6日)はやや控える形になったが、それでも2着を確保しており、自在性もある。

騎手は山本聡哉騎手。勝率23%、複勝率51%という圧倒的な数字を誇り、まさに岩手競馬を代表するリーディングジョッキー。エスクマとの相性も良好で、ここでも手堅い騎乗が期待できる。

さらに父ディスクリートキャットの種牡馬データも上々で、勝率7%・複勝率30%と安定感があり、単勝回収率は105%と妙味もある。逃げ馬ながら複勝率の高さは評価でき、今回のような少頭数のメンバー構成なら逃げ残る可能性は高い。

枠順的にも2番枠と絶好で、スムーズに先手を奪える可能性が高い。持ち前のスピードで先行押し切りが狙える条件が揃っており、逆転されるにはよほどのことがない限り難しい。

総合的に見て、今回は勝ち負け必至の最有力候補と見て良いだろう。

3枠 3番 サトノキリンジ

65点

中央から転入してきた経歴を持つロードカナロア産駒。園田時代はやや精彩を欠いていたが、岩手移籍初戦での一変に期待したいところ。脚質は追い込みで、後方からの競馬が基本。今回のような少頭数で流れが落ち着く可能性がある展開はプラスに働きにくい。

騎手は高橋悠里騎手に乗り替わり。勝率16%、複勝率41%と好成績を残しており、馬の能力を引き出す騎乗に定評がある点は心強い。ただ、馬自身の調子がどこまで戻っているかがカギで、近走の敗戦を見ると本調子にはまだ遠い印象。

種牡馬ロードカナロアの成績もやや低調で、勝率2%、複勝率35%。単勝回収率も8%と信頼性は低く、後方脚質のリスクと合わせて軸としての信頼度には不安が残る。

とはいえ、今回のメンバー構成なら上位進出のチャンスも。もし展開がハイペースになり、前が崩れるような流れになれば、末脚が届く場面も考えられる。人気的にも中位以下が予想されるため、抑えでの妙味はある。

積極的には推しづらいが、紐候補として一考の余地はある存在。

4枠 4番 ファルヴォーレ

55点

近走の成績が奮わず、完全な立て直しが求められる一頭。前走の芝レース(いしがきマイル)では9着に敗れ、ダート戻りとなる今回は再起を図る舞台だが、調子はなかなか上向かない。

脚質は追い込み。追い込み馬にとっては今回のメンバー構成(逃げ1頭、先行1頭)では展開的にかなり厳しく、位置取りが後ろすぎると届かないリスクが大きい。

騎手は山本政聡騎手に戻り、勝率13%・複勝率33%と標準的な成績を持つが、過去にこの馬との好走歴がなく、コンビ復活の効果には疑問が残る。父ドゥラメンテの産駒成績は優秀で、複勝率47%、単勝回収率91%とポテンシャル自体はある馬。

ただ、近4走ともすべて着外で、特に6月16日の薄暑特別では最下位の8着。着差2.7秒と大きく負けており、現状では調子を取り戻すのは難しそう。馬体重も安定していないことから、体調面での不安も拭えない。

この馬が力を発揮するにはハイペースの消耗戦が理想だが、今回はエスクマがマイペースで逃げる可能性が高く、展開も向かない。一発の魅力はあるが、積極的に狙うにはリスクが高すぎる印象。

評価は控えめだが、嵌まれば差し込む能力は持っているだけに、抑え候補の一頭。

5枠 5番 ゲンパチプライド

74点

前走の小暑特別では8着と大敗したものの、その前の麦秋特別では2着に好走しており、条件が整えば上位争いが可能な実力馬。先行脚質で展開に左右されにくく、安定感のあるレース運びが魅力。

特に注目すべきは6月2日の麦秋特別での内容。好位からスムーズな追走で直線でもしっかり脚を使い、勝ち馬とはクビ差の2着と力を示した。持ち時計もこの距離では上位で、今回も同じ舞台という点は大きなプラス材料。

騎乗する岩本怜騎手は、勝率7%、複勝率27%と数字的にはやや見劣りするものの、前走からの継続騎乗でコンビの熟成が進めば一発も期待できる。

種牡馬ミッキーアイルの成績も悪くなく、単勝回収率158%、複勝率30%とハマった時の破壊力は十分。先行力を活かせば、今回も展開次第で前残りのシーンもありえる。

調子に波があるタイプだが、力のある馬であることは間違いなく、軽視は禁物の一頭。

6枠 6番 クリコマ

60点

近走は安定感に欠ける内容が続いているが、一発の魅力を秘めたダークホース的存在。前走の向日葵特別ではスタートから流れに乗り、3番手からレースを進めたものの、最後は脚が上がってしまい8着。勝ち馬から2.8秒差と着順以上に完敗で、課題の多い内容だった。

ただし、その前の撫子特別(6月17日 水沢ダ1600m)では、11番人気ながら粘り強い先行策で1着をもぎ取るという大金星。逃げ・先行がハマった時の粘り腰は強力で、展開ひとつで好走可能な力は持っている。

脚質は差し。全体の差し成績が複勝率30%であることから、このレースの流れにハマれば浮上の可能性も。斤量は据え置きの56kgで条件は変わらず、2走前のような積極策を採れれば再現性はある。

塚本涼人騎手の成績は控えめで、勝率3%、複勝率17%と頼りない数字。ただ、クリコマとの相性は悪くなく、撫子特別で勝利を挙げているだけに無視はできない。

父マジェスティックウォリアーは、勝率14%・複勝率31%と成績優秀で、父系の信頼性は高い。ただ、単勝回収率61%と爆発力にはやや欠ける。

今回は少頭数で、展開次第では一発あるタイプ。人気薄であれば妙味もあり、抑えておく価値は十分。

7枠 7番 フォルトリアン

42点

ここまで未勝利で、近4走もすべて二桁着順という厳しい成績が続く。前走の向日葵特別では11頭中10着、さらに上がりも使えず良いところがなかった。まだ力不足の印象が強く、今回のメンバーでも苦戦が濃厚。

脚質は追い込みで、展開の助けが必須。ただし、今回のように逃げ・先行馬が明確なレースでは、道中のペースが落ち着いてしまう可能性があり、差し脚が届かない展開に陥りやすいのは明らか。

鞍上の佐々木志音騎手は、勝率8%、複勝率24%とまずまずの数字だが、フォルトリアンとは合っているとは言い難く、ここ3戦で結果が出ていない。

加えて、父ベストウォーリアの産駒成績も芳しくなく、勝率0%・複勝率18%、単勝回収率も0%と非常に低調。血統面から見ても強調材料に乏しい。

馬体もここ数戦ほぼ横ばいで、成長の余地が見えづらい点もマイナス。今回も変わり身を期待するのは難しいと見ざるを得ない。

総じて、上位進出は難しく、今回は経験を積む意味合いが強い一戦となりそう。

8枠 8番 コンバットスプーン

68点

近3走は大きく負けているものの、内容自体は悪くなく、巻き返しの可能性を秘めている。前走の向日葵特別では7番手から差を詰めての6着。着差2.5秒は大きいが、上位との差が詰まってきた点は評価できる。

脚質は差しで、今回の少頭数かつスロー気味の流れが予想される状況では、位置取りひとつで浮上の余地がある。斤量54kgと牝馬ながら据え置きで、条件は継続。

騎手の大坪慎騎手は勝率4%、複勝率17%と苦戦気味だが、馬とのコンビ実績はあり、2走前も無難に捌いていた。道中のリズムさえ掴めれば上位争い可能。

種牡馬カレンブラックヒルの成績は優秀で、勝率12%、複勝率41%、単勝回収率123%と高水準。近年ダートでも活躍馬を出しており、血統的な後押しも強い。

課題は馬体重の変動。前走で403kgと小柄な馬体が目立ち、体調面での安定性には不安が残る。しかし、ハマれば末脚はそれなりに鋭く、6~8番人気想定であれば抑えとしての妙味はある。

前有利の流れが崩れれば差し込んでの馬券圏内も。ヒモ穴として注目したい。

考察結果

順位点数馬番馬名
1位92点2番エスクマ
2位74点5番ゲンパチプライド
3位68点8番コンバットスプーン
4位65点3番サトノキリンジ
5位60点6番クリコマ
6位55点4番ファルヴォーレ
7位42点7番フォルトリアン
8位38点1番クレーンロケット

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