フェアリーカップ(M3)徹底考察
2025年8月10日、盛岡競馬場 11R フェアリーカップ(M3)の徹底考察をお届けします。
1枠 1番 フューチャーアゲン
48点
差し脚質で複勝率31%と数字は悪くないものの、近走成績はやや低迷気味。特に盛岡・水沢のAクラスでは決め手を欠き、最後の伸びも一息なレースが目立ちます。脚質的に展開待ちとなりやすく、加えて今回の騎乗は塚本涼騎手で過去13戦0勝と勝ち切るイメージは薄い点が減点材料。父アジアエクスプレス産駒はこの距離も悪くありませんが、馬体の増減が続く点も気になるところ。展開がはまれば3着争いには加われるかもしれませんが、勝ち切るまでは厳しそうです。
2枠 2番 コモリリーガル
72点
先行力を活かしたレースが得意で、勝率17%・複勝率29%と数字は優秀。菅原辰騎手もこの馬との相性は良く、過去の勝ち鞍もあり心強い存在です。父バトルプラン産駒はダートの中距離に適性があり、盛岡1800mでも持ち時計がある点は評価できます。ただし、佐賀遠征からの戻り初戦で輸送疲れが残っている可能性があり、また終いの甘さが課題。逃げ・先行勢が多く展開が厳しくなると、最後で交わされるリスクもあります。それでも展開ひとつで上位を狙える存在です。
3枠 3番 クレーンロケット
45点
差し脚質ですが、近走は位置取りが後ろ過ぎて届かない競馬が続いています。騎手データでも山本紀騎手は複勝率0%と心許なく、鞍上強化がないのもマイナス材料。父ミッキーロケット産駒はスタミナ型が多いですが、この馬は距離延長時の好走歴が乏しく、1800mでの実績は未知数です。馬体は維持できていますが、末脚が決まらない現状では展開に大きく左右されそう。大波乱狙いの穴としては面白いものの、馬券的な信頼度は低めです。
4枠 4番 ミニアチュール
94点
今回のメンバー中、最も安定感のある存在。勝率30%、連対率63%と数字が圧倒的で、盛岡1800mでも時計・実績ともに申し分なし。父ラブリーデイ産駒は成長力があり、牝馬でもタフな条件をこなせるタイプです。佐々木志音騎手も相性抜群で、直近の重賞・特別戦でも好走を重ねています。先行して長く脚を使えるのが最大の武器で、道中で息を入れられれば押し切り濃厚。ただし1.0倍という断然人気を背負うため、マークがきつくなる点だけが課題です。
5枠 5番 エイシントゥラン
68点
近2走は水沢1400mで連勝しており、勢いがあります。父ヘニーヒューズ産駒らしく先行して粘り込む脚質で、盛岡の広いコースでも持ち味を発揮できそう。山本政騎手とのコンビも長く、好走パターンがはっきりしている点は強み。ただし距離延長となる1800mは未知数で、過去の同距離成績がないことからもスタミナ面の不安は残ります。展開的にはハナを主張する馬が多く、前半から飛ばす展開になると末脚不足で苦しくなる可能性があります。
6枠 6番 ブリーザフレスカ
60点
追い込み脚質で複勝率23%と数字的にはまずまずですが、勝率はわずか3%と勝ち切るまでには課題が残ります。父ロードカナロア産駒は短距離寄りの血統ですが、この馬は1800mでも好走歴があり、持ち時計面でも対応可能。高松亮騎手は中団〜後方からの競馬が多く、末脚勝負に徹する形になりそうです。ただし、盛岡1800mは前有利な傾向が強く、追い込み一辺倒だと届かないケースが多い点はマイナス。展開がハイペースになれば一発の可能性はありますが、基本的には相手候補までと見ます。
7枠 7番 コンバットスプーン
50点
差し脚質で成績は安定せず、複勝率12%と低め。父カレンブラックヒル産駒はダート中距離で粘りを見せるタイプもいますが、この馬自身は決め手不足の感があります。鞍上の大坪慎騎手も盛岡1800mでは好走例が少なく、積極策を取らなければ流れに乗れない可能性が高いです。前走は位置取りこそ悪くありませんでしたが、直線で伸び切れずに失速。今回も相手が強化されるため、展開と馬場がよほど味方しない限りは苦戦必至でしょう。
8枠 8番 ケープライト
82点
ジャスタウェイ産駒らしく中距離で安定感のある走りを見せる牝馬。複勝率は50%以上と非常に高く、盛岡1800mの持ち時計も優秀です。山本聡哉騎手とのコンビは勝率23%、複勝率52%と相性抜群。自在性のある脚質で、逃げ・差しどちらもこなせるのが強みです。特に直近の成績では1200〜1600mで好内容を見せており、距離延長にも対応可能な下地があります。課題は相手関係で、4番ミニアチュールのような強力な先行馬に対してどこで動くか。展開次第では勝ち負けも十分可能です。
8枠 9番 ポンヌフ
76点
地方移籍後は金沢・名古屋で堅実な走りを見せ、複勝率55%と安定感のある牝馬。父Ghostzapperは米国型ダート血統で、スタミナとパワーに優れています。高橋悠里騎手とのコンビも好調で、盛岡初参戦ながらも適性は高そうです。前走の金沢クイーンカップでは5着ながら、上がり3Fは悪くなく、流れに乗れれば一発があるタイプ。懸念点は盛岡1800mでの経験がないことと、スタート後の位置取り。スムーズに先行集団につけられれば上位争い可能ですが、出遅れると届かない危険もあります。
考察結果
| 順位 | 点数 | 馬番 | 馬名 |
|---|---|---|---|
| 1位 | 94 | ④ | ミニアチュール |
| 2位 | 82 | ⑧ | ケープライト |
| 3位 | 76 | ⑨ | ポンヌフ |
| 4位 | 72 | ② | コモリリーガル |
| 5位 | 68 | ⑤ | エイシントゥラン |
| 6位 | 60 | ⑥ | ブリーザフレスカ |
| 7位 | 50 | ⑦ | コンバットスプーン |
| 8位 | 48 | ① | フューチャーアゲン |
| 9位 | 45 | ③ | クレーンロケット |
| 1着争い | 2着争い | 3着争い |
|---|---|---|
| ④, ⑧, ⑨ | ④, ⑧, ⑨, ②, ⑤ | ④, ⑧, ⑨, ②, ⑤, ⑥, ①, ③ |

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