黒潮盃(S3)徹底考察
2025年8月13日、大井競馬場 11R 黒潮盃(S3)の徹底考察をお届けします。
1枠 1番 プレミアムハンド
| 能力評価 | 期待値 |
|---|---|
| 66点 | -5.2%(妙味薄) |
プレミアムハンドは、地方重賞常連の血統背景を持ちながらも、ここ数走は苦戦続き。東京ダービーや京浜盃といったハイレベル戦を経験しており、相手なりには走れているものの、勝ち切るだけの決め手不足が目立ちます。特に2000m以上では末脚不発のケースが多く、今回の1800mは条件好転とも言えますが、脚質が「差し」中心で展開待ちになる点はマイナス。さらに鞍上の山中騎手はこの条件での勝率ゼロと、データ的にも強く推せません。
一方で、2走前の東京湾カップ(1700m)では上がり最速をマークしており、展開が向けば馬券圏内も可能。馬体重の増減も比較的安定しており、状態面での不安は少ないでしょう。人気薄の気楽な立場から、直線一気の末脚に賭ける形が理想。能力的には上位勢に一歩譲る印象ですが、展開と馬場がハマれば穴を開ける可能性は残ります。
2枠 2番 ランベリー
| 能力評価 | 期待値 |
|---|---|
| 58点 | -12.8%(妙味薄) |
ランベリーはスピードよりも持久力を活かすタイプですが、戦績を見ると短距離寄りのレースが多く、今回の1800mは未知数。過去にはローレル賞や東京2歳優駿牝馬といったマイル重賞にも挑戦していますが、いずれも中団追走から伸びきれずといった内容でした。斤量面では有利な54kgですが、スタミナ勝負になると分が悪そうです。
鞍上の菅原涼太騎手は複勝率26%と悪くない数字を持っていますが、勝ち切るまでには一押し足りない印象。脚質が差しで直線勝負に徹する形になるため、今回のメンバー構成では展開頼みになる可能性が高いでしょう。大穴として3着候補に押さえるのはアリですが、積極的な本命視は難しい立場です。
3枠 3番 ドナギニー
| 能力評価 | 期待値 |
|---|---|
| 80点 | +8.4%(妙味中) |
東京ダービーで2着と健闘した実績を持つ実力馬。牝馬ながら牡馬相手に接戦を演じられるタフさが魅力です。1800mでは東京プリンセス賞でも好走歴があり、距離適性は十分。鞍上の本田正重騎手は勝率15%、複勝率29%と信頼度の高い数字を残しており、コンビとしての相性も良好です。
脚質は差しで、上がり勝負に強みを持つタイプ。持ち時計も大井1800mで1分55秒台と優秀で、ペースが流れる展開になれば直線で確実に浮上してきます。人気は4番手あたりが想定されますが、実績や安定感を考えると妙味は十分。展開ひとつで逆転まで視野に入ります。
4枠 4番 セイエイ
| 能力評価 | 期待値 |
|---|---|
| 72点 | -2.1%(妙味薄) |
セイエイは先行力を武器に粘り込むタイプで、今回の1800m戦でも序盤から主導権を握れる可能性があります。藤田凌騎手とのコンビではB2クラスでの2着歴もあり、能力的には通用の余地あり。ただし、直線での末脚はやや物足りず、強力な差し馬勢に交わされるパターンが多いのが課題です。
種牡馬エスポワールシチー産駒らしくダート中距離適性は高く、馬場が渋ればパフォーマンス上昇も期待できます。人気的には中位で妙味は薄めですが、展開の鍵を握る一頭として無視はできません。逃げ残りの可能性を考慮し、押さえには入れておきたいタイプです。
5枠 5番 マウンテンローレル
| 能力評価 | 期待値 |
|---|---|
| 92点 | +15.6%(妙味大) |
本レースの中心的存在。東京ダービーを制した実績を持ち、前走の若竹賞でも上がり最速で快勝と勢い十分。ヘニーヒューズ産駒らしくダート適性と先行持久力を兼ね備えており、今回の舞台設定はベスト。鞍上笹川翼騎手も複勝率34%と安定しており、死角らしい死角は見当たりません。
唯一の懸念はマークされる立場になることで、他馬からの徹底マークによる早めのプレッシャー。とはいえ、過去のレースでは番手からでも勝ち切る競馬を見せており、自在性も持ち合わせています。総合力で他馬を上回っており、軸馬として信頼度は非常に高いといえるでしょう。
5枠 6番 コスタデラルス
| 能力評価 | 期待値 |
|---|---|
| 50点 | -18.3%(妙味薄) |
コスタデラルスはパイロ産駒でダート適性は備えていますが、重賞級では力不足が否めない戦績。羽田盃では大きく離された10着、近走もBクラスやオープン戦で結果が出ていません。好位追走ができても直線での末脚が持続せず、掲示板確保が精一杯という競馬が続いています。
鞍上の桜井光輔騎手はこの条件での勝率ゼロとデータ的にも強調材料に欠けます。加えて想定11人気と評価は低く、上位勢との能力差は明らか。展開が極端に前残りとなり、内でロスなく立ち回れれば一発の可能性もゼロではないですが、基本的には静観推奨の一頭です。
6枠 7番 ミクニサンビーム
| 能力評価 | 期待値 |
|---|---|
| 88点 | +10.2%(妙味大) |
ミクニサンビームはここまでキャリア5戦3勝、連対率80%超という安定感抜群の成績。矢野貴之騎手とのコンビも絶好調で、逃げ・先行から押し切るスタイルが確立しています。1200〜1600mで好成績を残しており、今回が初の1800m挑戦ですが、血統的には距離延長に対応できる余地があります。
先行馬が揃う中でもハナを主張するスピードがあり、マイペースに持ち込めれば相当しぶといタイプ。課題は未知の距離で最後の100mの粘りが保てるかですが、前走の勝ち方を見る限りでは持ち時計も優秀で、人気2番手でも妙味は残されています。マウンテンローレルと並ぶ有力候補です。
6枠 8番 ユウユウスキー
| 能力評価 | 期待値 |
|---|---|
| 78点 | +4.3%(妙味中) |
ユウユウスキーはベストウォーリア産駒で、1800mの持ち時計は優秀。前走の東京スポーツ杯B2二組では上がり37.5秒でまとめ、掲示板確保。3歳時から古馬混合戦に挑戦している経験値の高さが光ります。吉井章騎手も堅実な騎乗が持ち味で、この条件では信頼度が高いです。
先行して直線でも脚を使えるタイプですが、勝ち切る決め手には欠ける印象。3〜5着の惜しい競馬が続いており、馬券的には複勝や三連系の相手候補が妥当。展開がハマれば上位争いも十分可能ですが、マウンテンローレルやミクニサンビームを逆転するにはもう一段階の上積みが必要です。
7枠 9番 フレンドローマ
| 能力評価 | 期待値 |
|---|---|
| 74点 | -1.6%(妙味薄) |
フレンドローマはスプリントからマイル戦を中心に使われてきたバゴ産駒。優駿スプリントでは0.3秒差5着と健闘しており、スピード能力は上位ですが、1800mは課題。過去の中距離戦では末脚不発のケースが多く、今回も距離延長によるスタミナ面の懸念が残ります。
鷹見陸騎手は若手ながら積極的な騎乗が持ち味で、馬のスピードを活かした先行策を取る可能性が高いです。序盤で脚を溜めることができれば、展開次第で粘り込みもありますが、基本的には短距離〜マイル向きのタイプ。大波乱狙いなら抑えても面白い一頭です。
7枠 10番 アレンパ
| 能力評価 | 期待値 |
|---|---|
| 69点 | -4.7%(妙味薄) |
アレンパは近走でB2クラスの1800mを逃げ粘って2着と健闘しており、今回の条件適性は悪くありません。ドレフォン産駒らしくダート中距離での先行力が魅力ですが、ここでは相手強化が課題となります。特に直線での末脚勝負になると分が悪く、ハイペースに巻き込まれると失速のリスクが高いです。
野畑凌騎手はまだ実績面で見劣りますが、積極策を取る傾向があるため、ハナ争いに加わればレース全体の流れを左右する存在になり得ます。展開を乱す役割を果たすか、それとも自ら残るか、戦略次第で大きく結果が変わる一頭です。
8枠 11番 ヤマノアシオト
| 能力評価 | 期待値 |
|---|---|
| 70点 | +1.8%(妙味小) |
ヤマノアシオトは高知競馬で1900mを中心に使われてきたスタミナ型で、1800mは適距離圏内。特に山桃特別では最後までしぶとく伸びており、時計のかかる馬場で持ち味が活きるタイプです。今回初の大井参戦となりますが、地方重賞の経験もあり、舞台替わりがマイナスになるとは限りません。
鞍上の吉原寛人騎手は全国屈指のトップジョッキーで、大舞台での勝負強さは抜群。データ的には複勝率18%とやや低めですが、人気薄で馬券に絡むケースも多く、一発警戒が必要です。展開的には前が速くなり差しが届く流れが理想で、馬場がタフになれば上位食い込みも十分あり得ます。
8枠 12番 ヨシノダイセン
| 能力評価 | 期待値 |
|---|---|
| 73点 | +3.9%(妙味中) |
ヨシノダイセンはベストウォーリア産駒で、近走はスプリント戦を中心に好走。盛岡1200mのハヤテスプリントでは1着を記録しており、スピード性能は高いですが、今回は未知の1800m戦。距離延長が吉と出るか凶と出るかがポイントです。
鞍上の和田譲治騎手はこの条件での経験豊富で、先行〜中団からの立ち回りが得意。外枠からのスタートとなりますが、馬群を避けつつ好位を取れれば面白い存在です。持ち時計的には上位勢にやや劣りますが、展開が流れればスピード持続力を活かして粘り込みも可能。三連系の押さえとしては魅力十分です。
考察結果
| 順位 | 能力評価 | 期待値 | 馬番 | 馬名 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | 92点 | +15.6%(妙味大) | ⑤ | マウンテンローレル |
| 2位 | 88点 | +10.2%(妙味大) | ⑦ | ミクニサンビーム |
| 3位 | 80点 | +8.4%(妙味中) | ③ | ドナギニー |
| 4位 | 78点 | +4.3%(妙味中) | ⑧ | ユウユウスキー |
| 5位 | 74点 | -1.6%(妙味薄) | ⑨ | フレンドローマ |
| 6位 | 73点 | +3.9%(妙味中) | ⑫ | ヨシノダイセン |
| 7位 | 72点 | -2.1%(妙味薄) | ④ | セイエイ |
| 8位 | 70点 | +1.8%(妙味小) | ⑪ | ヤマノアシオト |
| 9位 | 69点 | -4.7%(妙味薄) | ⑩ | アレンパ |
| 10位 | 66点 | -5.2%(妙味薄) | ① | プレミアムハンド |
| 11位 | 58点 | -12.8%(妙味薄) | ② | ランベリー |
| 12位 | 50点 | -18.3%(妙味薄) | ⑥ | コスタデラルス |
| 1着争い | 2着争い | 3着争い |
|---|---|---|
| ⑤、⑦、③ | ⑤、⑦、③、⑧ | ⑤、⑦、③、⑧、⑨、⑫、④、⑪ |

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