東京ダービー(2025年)渾身予想
| 評価 | 馬番 | 馬名 |
|---|---|---|
| ◎ | 3 | ナイトオブファイア |
| ○ | 14 | カナルビーグル |
| ▲ | 13 | シーソーゲーム |
| △ | 16 | クレーキング |
| ☆ | 7 | スマイルマンボ |
◎ 3 ナイトオブファイア
本命はナイトオブファイア。連対率80%(5戦4連対)という安定感が際立つ。特にJpn1羽田盃でナチュラルライズの2着という実績は高評価に値する。脚質は差しで、前走は前を射程圏に置きながら脚を温存し、直線で確実に差してきた内容だった。今回も展開的に前が引っ張る流れとなり、直線勝負になれば浮上が濃厚。矢野貴之騎手とのコンビは過去全戦連対で相性抜群。斤量57kgも据え置きで、馬体重も安定している点が好材料。強さというより「堅実に2着以内に絡む力」に注目すれば、ここは軸として最も信頼できる存在。
○ 14 カナルビーグル
対抗は中央馬カナルビーグル。前走ユニコーンSではスタート後に包まれながらも4角から豪快に差し切る内容で勝利、ここでも地力の高さを見せつけた。特筆すべきはリアルスティール産駒という血統背景。地方ダートにおいては持続力と底力が活きる傾向があり、本馬の成長力を示す材料となる。吉村誠之助騎手とのコンビは2戦2勝と相性も良好。前に行ける脚も持ちつつ、自在性があり展開の幅も広い。外枠だがスムーズに流れに乗れれば、大井コースでも問題なく好走可能と見る。連対率は75%で信頼度は高く、安定した好位競馬で確実に馬券に絡んでくる可能性が高い。
▲ 13 シーソーゲーム
単穴には南関重賞勝ち馬シーソーゲームを指名。今回が御神本騎手との初コンビとなるが、御神本騎手は南関東で屈指の「重賞請負人」。その手綱捌きは高評価に値する。前走盛岡ダイヤモンドCでは逃げて圧勝、前々走クラシックトライアルでも2着と安定した先行力を示しており、重馬場・不良馬場への適性も確認済み。枠順も中からやや外という絶好のポジションで、被されにくく好位で運べそうな点もプラス材料。血統的には未知数だが、父Daaherは北米ダートでスピードを発揮していた点を評価。3番手として期待大。
△ 16 クレーキング
クレーキングは前走ユニコーンSで2着に入ったが、直線で不利がありながらも鋭く伸びてきた点が印象的。1勝クラスを楽勝後、いきなり重賞であれだけの走りができるのは素質の証明。地方初出走ではあるが、母父キングカメハメハは地方ダートでも好走馬を多く出しており、ノーザンF育成+ルメール騎手騎乗という「黄金タッグ」も魅力。外枠発走だが、先行力があるため出負けさえしなければ好位置で運べるだろう。まだキャリア2戦と不安要素はあるが、潜在能力でカバー可能。馬券的にも押さえておく価値あり。
☆ 7 スマイルマンボ
穴馬として注目すべきはスマイルマンボ。羽田盃では終始ハナを切りながら4着と大健闘。道中も楽なペースではなかった中で粘った内容は評価に値する。今回も明確な逃げ馬不在で、単騎で行ける可能性が高く、展開利が見込める。過去の成績からも「大井1800~2000m」での逃げ残りは多く、スローに落とせば残り目十分。吉原騎手は地方交流戦でも逃げ馬を粘らせるのが得意な騎手であり、乗り替わりもプラスに働く可能性が高い。人気薄ながら連対圏も狙える存在で、馬連BOXには欠かせない一頭。
予想総評
人気に偏らず、「連対率の高さ」や「展開利」「適性」を重視した予想を構築した。中心は実績と安定感に優れるナイトオブファイア。対して、上昇度と地力を評価したカナルビーグル、重賞実績のシーソーゲーム、将来性豊かなクレーキング、そして展開の利が見込めるスマイルマンボと、多角的視点で選出。

COMMENT みんなのコメント欄