旭岳賞〔H3〕(カラヴァッジオ賞)徹底考察
2025年8月5日、門別競馬場 12R 旭岳賞〔H3〕(カラヴァッジオ賞)の徹底考察をお届けします。
1枠 1番 モダスオペランディ
58点
9歳馬でありながらタフなレースをこなすベテラン。脚質は「追い込み」となっており、全体成績では勝率9%、複勝率22%とまずまず。ただし、騎乗する及川烈騎手とのコンビでは5戦して馬券内なしというのがネック。また、直近3戦とも大きく離された着差での敗退が続いており、近走内容の悪さは否めない。
脚質的に展開の助けが必要で、しかも前が崩れる展開でなければ上位進出は難しい。さらに、ダイワメジャー産駒としてはダート適性より芝向きで、門別のこの舞台では苦戦を強いられる傾向がある。全体的な印象としては、年齢による衰えと近走成績の低迷が響き、馬体重も上下動が激しいことからも状態面に不安を残す。ただし、ベテランらしい底力で掲示板あたりには食い込んでくる可能性もゼロではない。展開次第で3着争いの一角に食い込めるかが鍵。
2枠 2番 スコルピウス
61点
差し脚質で安定した走りを見せる9歳セン馬。全体成績では複勝率33%と安定しており、門別での経験も豊富。ただし、キンシャサノキセキ産駒としては距離適性に疑問が残る点が課題。短距離型の血統であり、1600mではやや距離が長い印象を受ける。
岩橋勇二騎手とのコンビでは、28%の複勝率と悪くない数字。2025年のレースでは、赤レンガ記念やコスモバルク記念などのハイレベル戦に継続参戦しており、善戦こそすれど掲示板止まりの競馬が続いている。後方から脚を使ってくるスタイルゆえに展開の助けが必要なのは否めない。道中の位置取り次第では上位進出も可能な実力はあるが、直線での爆発力には欠けるため、勝ち切るイメージまでは持ちにくい。3着候補、もしくはヒモ扱いが妥当な存在。
3枠 3番 ブリッツファング
72点
ホッコータルマエ産駒で、産駒成績は複勝率44%、回収率も200%超と非常に優秀。重賞戦線でも好走経験があり、スタミナを要するダート中距離でこそ真価を発揮するタイプ。脚質は追い込み寄りで、展開に左右されやすい面はあるが、直線の末脚は確かだ。
鞍上の宮内勇樹騎手とは初コンビだが、ここ最近の成績をみる限り、相手なりに走る印象が強く、着順ほど悪くはない。6歳馬という年齢的にも円熟味が増しており、そろそろ掲示板以上を狙える状態にある。2000mなど長丁場でも堅実な走りを見せているため、今回の1600mは若干短い印象を受けるが、前崩れの展開になれば一気に突っ込んでくるシーンもあり得る。3連系馬券の軸としては妙味あり。
4枠 4番 ベルピット
89点
現役屈指の実績馬で、パイロ産駒としても複勝率50%、産駒回収率も優秀。桑村真明騎手とのコンビでは複勝率40%と高く、赤レンガ記念やコスモバルク記念など強敵相手にも安定して先行し粘り込む競馬を見せている。
近5戦の中で、目立つのは2000mの赤レンガ記念で先行して2着に粘った点。先行力があり、展開に左右されず自ら勝負を作れるタイプ。特に門別の1600mでは「勝ち時計:1分41秒2」という持ち時計があり、このクラスでは優秀なタイム。馬体重の増減も少なく、ピークの状態を維持しており、ここでは地力上位と見て間違いない。人気にもなるだろうが、軸馬としての信頼性は極めて高い。勝ち負け必至の存在だ。
5枠 5番 ヒストリーメイカー
66点
エンパイアメーカー産駒の11歳馬。すでにキャリアは晩年だが、先行力は依然として健在。服部茂史騎手との相性は良好で、過去成績からも先手を取れれば渋太い競馬をするタイプである。
ただし、近走ではベルピットなど強敵に先着を許す場面が続いており、加齢による衰えも否めない。脚質が「先行」でありながら、直近ではスタートからやや置かれるケースもあり、好位争いでやや不安が残る。馬体重は550kg前後と非常に大型で、パワータイプである一方、距離短縮には適性が薄く、2000m以上での実績の方が目立つ。展開が極端にハマればチャンスはあるが、相手なりに走る印象から、ヒモ評価が妥当か。
6枠 6番 ヒカリオーソ
83点
フリオーソ産駒で複勝率55%という高水準の安定性を持つヒカリオーソ。石川倭騎手とのコンビ成績は特に目を引くもので、勝率23%・連対率35%・複勝率42%と信頼感は抜群。9歳とは思えない若々しい走りを今なお継続しており、前走のエフフォーリアカップでは僅差の2着と勝ちに等しい内容だった。
脚質は差しながらも自ら動ける自在型で、道中のポジショニングが非常に上手い。門別1600mでは適性が高く、スタミナとスピードのバランスが取れている点も評価が高い。馬体も480kg前後で安定しており、仕上がり良好。血統背景からも地方ダートとの相性がよく、母父サウスヴィグラスによる短距離の切れも兼ね備える。近3戦で着実に内容を詰めており、今回のメンバーなら十分勝ち負けに加われる存在。人気の盲点になりそうなだけに、馬券的妙味も大きい。2番手評価以上が妥当だ。
7枠 7番 ドラゴンゴクウ
52点
トゥザグローリー産駒の6歳馬。ここまでの実績はやや乏しく、門別での近5走を振り返っても大きな見せ場はない。特に旭岳賞(前走)では後方のまま見せ場なく敗退しており、現時点でこのクラスでの好走は難しい印象を受ける。
松井伸也騎手とのコンビでは複勝率23%と一定の数字を出してはいるものの、これは下級条件での数字に支えられており、オープンクラスでは信頼しにくい。前走の内容を見る限り、道中の手応えも薄く、流れに乗るのが精一杯。馬体重の推移や脚質(差し)からも展開待ちの印象が強く、今回はかなりのハイペースにならない限り、上位進出は難しい。距離短縮か、メンバーのレベルが落ちるタイミングでの巻き返しに期待したいが、今回は割引が妥当。
考察結果
| 順位 | 点数 | 馬番 | 馬名 |
|---|---|---|---|
| 1位 | 89点 | ④ | ベルピット |
| 2位 | 83点 | ⑥ | ヒカリオーソ |
| 3位 | 72点 | ③ | ブリッツファング |
| 4位 | 66点 | ⑤ | ヒストリーメイカー |
| 5位 | 61点 | ② | スコルピウス |
| 6位 | 58点 | ① | モダスオペランディ |
| 7位 | 52点 | ⑦ | ドラゴンゴクウ |
| 1着争い | 2着争い | 3着争い |
|---|---|---|
| ④⑥ | ④⑥③ | ③⑤②① |

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