2025年9月15日、中山競馬場で行われたセントライト記念(芝2200m)。
菊花賞トライアルの重要な一戦を制したのは1番人気のミュージアムマイル(戸崎圭太騎手)でした。予想通りの強さを見せつける一方、8番人気のヤマニンブークリエが2着に入り、馬券的には波乱を呼ぶ結果となりました。ここでは、レース展開と予想との照合を通じて振り返ります。
レース結果(上位)
1着 ミュージアムマイル(1人気)
2着 ヤマニンブークリエ(8人気)
3着 レッドバンデ(2人気)
4着 ピックデムッシュ(5人気)
5着 サクラファレル(6人気)
単勝 6番 260円(1番人気)
複勝 6番 130円(1番人気)、5番 420円(8番人気)、8番 160円(2番人気)
レース展開の振り返り
スタート直後、ジーティーアダマン(1番)が主張して逃げ、外からサクラファレル(3番)とレッドバンデ(8番)が2列目を形成。前半1000mは61.2秒と平均的な流れ。
注目は3コーナーで動いたフィーリウス(12番)。2番手から早めに先頭馬に並びかけ、レースは一気に縦長に。これにより後続勢はペースアップを強いられ、直線入り口で粘れず失速。
直線では好位に控えていたミュージアムマイル(6番)がスムーズに進出。戸崎騎手の仕掛けに応えて豪快に伸び、堂々の差し切り勝ち。内から食らいついたヤマニンブークリエ(5番)が2着に健闘し、外のレッドバンデ(8番)が僅差の3着を確保しました。
予想との照合
◎ ミュージアムマイル(1着)
→ 本命に推奨していた通り、力の違いを見せつけました。
皐月賞勝ちの実績通り「完成度と安定感」で上位を譲らず。過剰人気リスクを指摘していましたが、内容は堂々たる勝利。予想的中。
○ ファイアンクランツ(9着)
→ 期待を寄せた差し馬でしたが、3コーナーで早めに動いた馬たちのあおりを受けて消耗。上がり36.4秒と本来の切れを発揮できませんでした。中山2200の立ち回り戦に不向きな形。予想外れ。
▲ レッドバンデ(3着)
→ 想定通りの先行策から粘り込み、能力通りの走り。鞍上・佐々木大輔の判断も冴え、馬券圏内を確保。予想的中。
注 ピックデムッシュ(4着)
→ ルメールの立ち回りは光りましたが、位置取りが後ろすぎました。上がり34.4秒と脚は使っており、展開次第で馬券内も可能だった内容。惜しい4着。
穴 ヤマニンブークリエ(2着)
→ 事前予想では「スタミナはあるが決め手不足」と評価を抑えましたが、中山2200の消耗戦でスタミナを活かし、横山典騎手の老獪な騎乗が光りました。人気薄で波乱を呼ぶ激走。読み切れず。
馬券的ポイント
- 複勝1点推奨のミュージアムマイル(的中)は安全策として正解。130円と配当は控えめも「軸として信頼できた」点は評価すべき。
- しかし「波乱の立役者」となったヤマニンブークリエを軽視したのは反省点。キタサンブラック産駒のスタミナ適性をもっと加点すべきでした。
- ファイアンクランツの差し脚信頼は展開次第のリスクを見誤り、結果は大きく崩れる形に。「差し馬が多い=差し決着」と単純視したのは敗因。
馬券検討に役立つ教訓
- 中山2200は「スタミナ型先行」が有利
速い上がりだけでなく、長く脚を使えるタイプが浮上。 - 実績馬の軸は堅いが、相手探しは意外と波乱含み
人気薄でもスタミナ型血統+ベテラン騎手なら要警戒。 - 差し馬過多の構成でも「差し決着」とは限らない
中山コース特有の立ち回りを重視すべき。

COMMENT みんなのコメント欄