【秋桜賞(SP1) 徹底考察】
名古屋競馬場 1700m ダート(右)/2025年9月4日 第11R
名古屋競馬場 出馬表 | 2025/09/04 11R :楽天競馬
レース概要(レース性質と注目点)
この秋桜賞(牝馬オープン、SP1)は名古屋1700mの右回りダート戦。距離1700mはスタート直後にコーナーがある名古屋コース特有の流れになりやすく、枠順と先行力のバランスが結果に直結する舞台。今回は出走取消(2番ポルラノーチェ)により11頭立て。オープン級の牝馬が揃い、前目で脚を使えるタイプと終い勝負の差しタイプが混在。馬場表記は「良」で、直近の名古屋での時計や各馬の1700m実績が重視ポイントとなる。騎手・種牡馬の傾向、脚質別成績もデータに現れているため、それらを総合して各馬を評価する。
評価基準(点数・期待値の考え方)
- 能力評価(0〜100点):パフォーマンス安定度、持ち時計、名古屋1700m適性、ハンデ(斤量)、騎手の実績を総合。
- 期待値:馬券的な回収・妙味を加味した期待値評価(◎=高い、○=中〜高、△=中、×=低)。数字は相対評価(投資倍率イメージ)で記載。
- データ出典は出馬表(PDF)と想定オッズを参照。
1枠 1番(エバーシンス)
能力評価:78点 / 100
期待値:○(想定回収イメージ 1.1〜1.4倍)
考察理由(詳細)
エバーシンスは名古屋コースでの実績があり、1700mにも対応している点が強み。細川騎手騎乗時の複勝率・連対率の数値はそこまで高くないが(騎手データ参照)、馬自体の近走は一定の安定感を示している。前走(笠松・1900)での結果や名古屋での上がり・レースぶりから、1700m前後で折り合える力がある。枠は内目(1枠)で、スタート良ければスムーズに先行〜中団のポジションを取り、直線の加速で上位に食い込める。芝適性がある馬場適応性を示していることも好材料。欠点はトップスピードの瞬発力で、決め手勝負になると若干分が悪い場面があるため、展開(差し vs 逃げ)に左右される。今回のメンバー構成では上位争いに十分加われる下地があり、人気ほど過剰評価ではないものの堅実な軸候補に向く。
2枠 2番(ポルラノーチェ)
出走取消(回避)
(参考:門別や船橋での実績もあるが、本レースは除外)
3枠 3番(プリメイラ)
能力評価:82点 / 100
期待値:◎(想定回収イメージ 1.4〜1.8倍)
考察理由(詳細)
プリメイラは先行脚質で、望月騎手とのコンビは好相性。名古屋の1500〜1700で安定した成績(複勝率が高く、勝ち切るタイプ)を示しており、今回のメンバーでは先手を取って粘る競馬が想定される。過去の名古屋での1着実績や、同騎手の勝率・複勝率の高さ(騎手データ参照)も後押し材料。1700mの経験があり、スタミナ面も問題ない。外回りでの差し馬との兼ね合いがポイントだが、レース展開が平均ペース〜早めならば前残りのシナリオで台頭が期待できる。想定オッズでは4番人気だが、データ的には上位評価に値する。人気に恥じない安定感で、馬券の中心(軸)として強く推せる存在。
4枠 4番(イッツナッシング)
能力評価:64点 / 100
期待値:△(想定回収イメージ 0.9〜1.1倍)
考察理由(詳細)
イッツナッシングは差し脚質で、名古屋1700mでソコソコの実績があるが、近走は安定感に欠ける。今井騎手の騎乗成績は良好で、乗り方次第で上位に突っ込める可能性はあるものの、展開とポジション取りがカギ。直線一気が決まる場面もあるが、上位勢の先行力に埋もれるリスクがあるため点数は控えめ。距離延長や馬場の刻々とした変化がプラスに働けば馬券圏内に食い込むシーンも想定されるが、安定して穴をあけるタイプではない。
5枠 5番(コパノマイアミ)
能力評価:76点 / 100
期待値:○(想定回収イメージ 1.0〜1.3倍)
考察理由(詳細)
コパノマイアミはコパノリッキー産駒らしく前で粘る競馬が得意。大畑騎手の手綱で位置取りを取りやすく、名古屋の中距離短縮〜中距離での実績がある。近走はやや安定感に欠けるが、前に行ける脚質で展開が向けば3着以内に十分届く。単勝妙味は薄めだが複勝圏を狙うなら堅い選択肢になり得る。斤量56kgと平均だが、直線でのしぶとさと先行力が武器。種牡馬成績(コパノリッキー)もこの条件で悪くない点を評価。
5枠 6番(ハクサンアイ)
能力評価:70点 / 100
期待値:△(想定回収イメージ 0.8〜1.1倍)
考察理由(詳細)
ハクサンアイはハクサンムーン産駒で、短めの距離での瞬発力ある動きが見られるが、名古屋1700mでの安定感はやや不足。加藤聡一騎手とのコンビは一定の成績を残しているが、今回のメンバーでは中位争いが妥当。近走で見せたレース内容(先行〜中団での粘り)から、展開次第では差し届く可能性もあるが大崩れもしないタイプ。人気の6番手評価に収まる妥当さ。好調時は上位に食い込むだけの力はあるが、今回は期待値を上げにくい。
6枠 7番(ヒメツルイチモンジ)
能力評価:84点 / 100
期待値:◎(想定回収イメージ 1.6〜2.0倍)
考察理由(詳細)
今回の想定オッズ1番人気(2.5倍)が示す通り、ヒメツルイチモンジは現状のメンバーでは最有力。エスポワールシチー系の底力と先行〜中団で脚を伸ばせる持久力が魅力。近走の重賞挑戦歴や大舞台での経験値はここでの強み。笹田騎手の手綱で先行ポジションを取れれば、そのまま押し切るシナリオが濃厚。名古屋の流れに合っており、追走力と直線での粘りは上位クラス。ただし人気的に単勝妙味は薄めだが、安定して上位に来る確率は高いので馬券の軸には最適。相手を絞った買い目で回収を考えるのが現実的。
6枠 8番(アンティキティラ)
能力評価:73点 / 100
期待値:△(想定回収イメージ 0.9〜1.2倍)
考察理由(詳細)
アンティキティラはシニスターミニスター産駒で、重賞等での経験も持つが、近走はやや不安定。多田騎手の手綱で先行〜中団をとれるタイプで、展開が向けば好走するが、今回はヒメツルイチモンジに内での主導権を握られると位置取りが難しいかもしれない。今回の想定オッズは2番人気だが、成績のブレがやや大きいため点数は控えめ。馬体増減や当日の馬場・発走タイミングを見て最終判断したいタイプ。
7枠 9番(カールポメロ)
能力評価:66点 / 100
期待値:×(想定回収イメージ 0.6〜0.9倍)
考察理由(詳細)
カールポメロはマクフィ産駒で、以前に勝ち鞍を持つが、近走の成績は波がある。木之前騎手騎乗での複勝率は低め。名古屋での1700m経験はあるものの、外枠からポジションを取りに行った場合は脚が止まりやすく、上位に届くイメージは薄い。穴をあけるポテンシャルもゼロではないが、今回は信頼度が低いため押さえ程度。
7枠 10番(ヴィルミーキスミー)
能力評価:50点 / 100
期待値:×(想定回収イメージ 0.3〜0.6倍)
考察理由(詳細)
ヴィルミーキスミーはラブリーデイ産駒だが、これまでの成績・持ち時計を見ると本レースで上位争いするには力不足感が強い。若手騎手(?)の起用で経験値が足りない点と、想定オッズが大幅に離れていることから、単勝妙味は大きいが的中確率は低い。出走直前の状態(馬体重の増減や追い切り)によっては一考の余地はあるものの、基本的には軽視。
8枠 11番(プロミシングギャル)
能力評価:60点 / 100
期待値:△(想定回収イメージ 0.8〜1.0倍)
考察理由(詳細)
プロミシングギャルはビーチパトロール産駒で宮下騎手との組み合わせ。近走はB級〜A級の混在で、勝ち切る力はやや不足しているが、安定して掲示板に載ることはあるタイプ。名古屋での実績は限定的だが、先行して粘る競馬ならば3着圏内に入る余地はある。想定オッズはかなり人気薄なので、複勝中心の小額勝負なら妙味あり。
8枠 12番(ペップセ)
能力評価:75点 / 100
期待値:○(想定回収イメージ 1.0〜1.4倍)
考察理由(詳細)
ペップセ(父ネロ)は直近の成績に安定感があり、塚本騎手との相性も良い。1700mでの勝負強さと、直線での伸びが評価ポイント。想定オッズはやや人気がかぶっているが、データ的には複勝率が高く、穴ではなく押さえるべき存在。馬体の増減などで前走と同じ力を出せれば上位進出の可能性は高い。
総合見解(最終結論)
- 本命(軸):ヒメツルイチモンジ(枠6-7) — 経験値・先行力・名古屋適性で抜けた存在。安定して上位に来る確率が高く、軸向き。
- 対抗:プリメイラ(枠3-3) — 先行力があり、勝負所での粘りが期待できる。望月騎手とのコンビは信頼度大。
- 抑え穴:エバーシンス(枠1-1)、ペップセ(枠8-12)、コパノマイアミ(枠5-5) — いずれも展開次第で上位浮上するタイプ。特にエバーシンスは内枠を活かした先行〜中団からの差しが決まれば高評価。
馬券の組み立て(参考)
(※これはあくまで参考案。投資は自己責任でお願いします。)
- 三連複フォーメーション(手堅め):本命=ヒメツルイチモンジ → 対抗=プリメイラ、エバーシンス → 抑え=ペップセ、コパノマイアミ、アンティキティラ(計:9点程度)。
- 単勝/複勝の狙い:単勝は妙味薄のため控えめ。複勝はヒメツルイチモンジ(堅い)とプリメイラへ。
- 穴狙い:人気薄で状態良好な馬がいれば(直前の馬体・返し馬次第)単複で少額勝負を検討。
最後に(チェックポイント)
- 発走直前の馬場状態(良→稍重など)や当日馬体重の増減、返し馬の気配で大きく評価が変わる可能性あり。特に内外の有利不利(名古屋1700は内枠が有利に働くケースが多い)を踏まえて最終判断を。
- 今回は出走取消(ポルラノーチェ)により11頭立て。逃げ・先行馬の構成がレースの鍵を握るため、展開予想は馬券構成で最重要。
考察結果
順位表
| 順位 | 能力評価 | 期待値 | 馬番 | 馬名 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | 84点 | ◎ | ⑦ | ヒメツルイチモンジ |
| 2位 | 82点 | ◎ | ③ | プリメイラ |
| 3位 | 78点 | ○ | ① | エバーシンス |
| 4位 | 76点 | ○ | ⑤ | コパノマイアミ |
| 5位 | 75点 | ○ | ⑫ | ペップセ |
| 6位 | 73点 | △ | ⑧ | アンティキティラ |
| 7位 | 70点 | △ | ⑥ | ハクサンアイ |
| 8位 | 66点 | × | ⑨ | カールポメロ |
| 9位 | 64点 | △ | ④ | イッツナッシング |
| 10位 | 60点 | △ | ⑪ | プロミシングギャル |
| 11位 | 50点 | × | ⑩ | ヴィルミーキスミー |
| 取消 | – | – | ② | ポルラノーチェ |
1着~3着争い
| 1着争い | 2着争い | 3着争い |
|---|---|---|
| ⑦・③・① | ⑦・③・①・⑤・⑫ | ①・⑤・⑫・⑧・⑥・④・⑪・⑨ |
推奨馬券
単勝:⑦ヒメツルイチモンジ(堅軸・本命)
複勝:③プリメイラ、①エバーシンス(安定狙い)
馬連:⑦-③、⑦-①、③-①(厚め)/⑦-⑤、⑦-⑫(押さえ)
馬単:⑦→③、⑦→①(本線)/③→⑦(押さえ)
ワイド:③-①、①-⑤、①-⑫(中穴狙い)
三連複:⑦-③-①(本線)/⑦-③-⑤、⑦-③-⑫、⑦-①-⑤、⑦-①-⑫(広め)
三連単:⑦→③→①(本線)/⑦→①→③、⑦→③→⑤、⑦→①→⑤(押さえ)

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