笠松競馬 10/24 東海クラウン（ダ1400m）データ解析＆本命候補7頭

過去3年コース総覧
出走馬のポイントまとめ
最終総合ランキング（7頭選出）
各馬の選出理由（詳細）
総合まとめ：狙いどころと注意点
最後に（まとめ短評）
FAQ（よくある質問）

過去3年コース総覧

枠傾向：5枠が勝率・複勝率ともやや高め（勝率13%、複勝38%）。外枠（7〜8枠）は出走数が多いが勝率は平均帯（11%前後）。極端な枠不利は見られないが、真ん中寄りの枠はやや安定。
脚質傾向：先行型（先・逃げ）が非常に好成績。特に「先行」勝率21%、複勝50%は強力。差しも台頭するが割合的には先行優勢。
騎手：渡辺竜也騎手（コスモジョセフ担当想定）は抜群の成績（勝率34%、複勝65%）で非常に信頼度が高い。丸野・塚本なども安定。
調教師：笹野博司と角田輝也が高勝率。塚田隆男のページェントは少数出走だが勝率39%という高成績（ただしサンプル小）。
種牡馬：ドレフォンとリアルスティールあたりがダート1400で好成績。アポロキングダムは数字上は低いがコスモジョセフの成績は馬ごとの実績で補償されるケースあり。

→ 結論：笠松ダ1400は先行有利、だが差し馬でもコース経験が豊富なら押し上げ可能。騎手と調教師のローカル成績が結果に直結する傾向。

出走馬のポイントまとめ

（オッズ予想順に要点を列挙）

コスモジョセフ（8番／想定1.9倍）
コース実績は過不足なし（笠松ダ1400での実績がないが笹野調教師→コースでの勝率高）。騎手：渡辺竜也の圧倒的成績が魅力。種牡馬アポロキングダムは数字自体は弱いが馬＋騎手の相性で補われるケースあり。先行差しどちらも対応。人気先行の懸念あり。
グスタール（7番／想定6.2倍）
笠松ダ1400での成績抜群（過去：5勝1着）。ダ1400での勝率極めて高い。騎手：馬渕は若干数字は平凡だがこの馬は競馬場適性でカバー。先行〜差し柔軟。妙味は低めだが堅実性高し。
ページェント（11番／想定6.9倍）
笠松ダ1400での実績良好（勝率100%サンプル小）。調教師塚田は勝率高い（39%サンプル小）。騎手友森の笠松での成績も悪くない。距離適性良。中〜長期ローテより中間間隔が得意。
カワテンマックス（5番／想定7.4倍）
コース実績は少数ながらドレフォン産駒でダ1400に適性があり、角田調教師の馬で笠松実績も良い。先行寄りで5枠・先行傾向に合致。
エイシンジョルト（4番／想定7.6倍）
笠松ダ1400での成績が圧巻（3戦3勝のデータ、ダ1400でも高勝率）。騎手塚本、調教師笹野の組合せは非常に信頼できる。斤量・間隔の条件でも実績が強固。
アルサーフィ（2番／想定15.6倍）
笠松・ダ1400、ダ1400での成績ともに優秀（コース・距離ともに複勝率高）。騎手加藤は笠松での成績も良好。中〜上位評価だがオッズ的には中穴。
ヴェッツラー（10番／想定23.1倍）
過去笠松ダ1400で勝ち経験あり。斤量条件でも好成績を残すが、種牡馬アンライバルドはやや相性微妙。ただし近走間隔3ヶ月で好走例あり。回収率的に妙味大。
チュウワスプリング（3番／想定32.4倍）
逃げ先行の脚質が笠松で効くケース有り。コース経験はあるが1600や1200での成績混在。差し馬寄りではあるが、展開次第で一発ある。
アルティメットサガ（9番／想定98.2倍）・スペシャルトーク（6番／想定109.8倍）
実績や成績は散発だが、スペシャルトークは笠松での複勝率がそこそこ高く、回収率面で注目。アルティメットは小頭数出走での成績が安定しているケースあり。

（エバーシンスは取消）

最終総合ランキング（7頭選出）

◎（本命候補）：コスモジョセフ（8番）
○（対抗候補）：エイシンジョルト（4番）
▲（単穴候補）：グスタール（7番）
△（連下候補）：ページェント（11番）
☆（穴馬候補）：ヴェッツラー（10番）
注（注意候補）：アルサーフィ（2番）
特（特注候補）：スペシャルトーク（6番）

以下、なぜその7頭なのか、データを根拠に詳細に解説します。

各馬の選出理由（詳細）

◎ 本命：コスモジョセフ（8番） — 「騎手力×調教師ラインで信頼度抜群」

騎手（渡辺竜也）：笠松コースでの勝率34%、複勝率65%と突出した成績。過去3年の騎乗成績を見るに、渡辺騎手が乗る馬は「上位に粘る率」が非常に高く、展開や枠不利を騎手裁量でカバーする力がある。
調教師（笹野博司）：笹野は笠松での勝率23%、複勝54%と安定。管理馬の仕上げが巧みで、コース適性に合わせた調整をする傾向が強い。
コース実績：馬自身の笠松ダ1400の出走はゼロ（過去実績では0）。ただし、笹野×渡辺のコンビは新味を出すことが多く、馬が初コースでも狙い目にできる。
展開適性：過去の脚質データでは先行優勢の舞台だが、コスモは差し寄りでも末脚が堅実。渡辺騎手のレースマネジメントで先行ポジションも取れる柔軟性がある。
オッズと妙味：想定1.9倍の被りが予想されるが、データ的には騎手・調教師の強力なサポートで信頼度は最も高い。安定感重視で本命に据える。

まとめ：騎手力と調教師力で不確定要素を最小化できるタイプ。コース未経験はあるが、それを補って余りある人馬の実績が評価点。

○ 対抗：エイシンジョルト（4番） — 「コース・距離での鉄板適性」

コース実績：笠松ダ1400で3戦3勝という圧倒的データ（勝率100%）。サンプル数は小さいが再現性は高い。
距離実績：ダ1400全体でも6勝とリードしており、距離適性は申し分ない（ダ1400勝率38%）。
騎手／調教師：塚本騎手と笹野調教師の組合せで笠松実績良好。調教師の笹野は先ほど述べた通り信頼度が高い。
脚質：先行適性が強く、笠松の先行有利傾向に合致。レース展開が前に行く馬が多い今回も有利に働く可能性が高い。
回収率：過去の単勝・複勝回収率も高めで、好走時に堅実に結果を出すタイプ。
リスク：人気が割れても、データ上は信頼度は非常に高い。馬場や当日の発走形態で先行が潰れる展開になった場合は注意。

まとめ：データ再現性が極めて高い「コース巧者」。本命に次ぐ堅実な対抗。

▲ 単穴：グスタール（7番） — 「笠松ダ1400の王者材」

コース/距離実績：笠松ダ1400で非常に好成績（過去データ：5勝1着・計6出走など、83%勝率という異常値が示されているデータあり）。数字は抜群で、実戦でもしっかり走るタイプ。
種牡馬/斤量：ダノンバラード産駒でダ1400での好走例多数。斤量57kgでの成績も良好。
騎手：馬渕騎手は騎乗成績は平均より下だが、この馬は自分で競馬を作るタイプで騎手の影響を受けにくい。
展開適性：先行〜持続力があるので、先行有利の傾向では特に怖い存在。
オッズ妙味：想定6.2倍は過剰とも言えず、単穴ながら勝ち切るシナリオは十分。

まとめ：コース適性が突出。展開さえ合えば本命越えも十分視野に入る「単穴の主役」。

△ 連下：ページェント（11番） — 「信頼のローカル成績派」

コース実績：笠松ダ1400での勝率・複勝率は高く（過去データで100%勝率サンプルあり）、短距離で堅実。
騎手/調教師：友森騎手、塚田調教師という組合せは少数ながら高勝率を残している。塚田は勝率39%と数値上は優秀（ただし出走数小）。
安定性：大崩れが少なく掲示板に来る堅実派。複勝狙いでは有力。
注意点：勝ち切るには上位勢との力量差を埋める必要があるため、単勝妙味は限定的。

まとめ：堅実な連下候補。馬券の組み立てで押さえたいタイプ。

☆ 穴馬：ヴェッツラー（10番） — 「回収妙味強し。波乱一撃要員」

コース実績：笠松ダ1400での勝ち経験あり（データ上1勝）で、笠松適性を示す。
斤量・距離：57kgでの勝利例やダ1400での安定感があり、回収率が非常に高い（単勝回収率302%は極めて魅力的）。
種牡馬：アンライバルド産駒は穴寄りの配当を生みやすく、回収率データも下支え。
ローテ：3ヶ月間隔での好走例があるので、長めの休み明けがプラスに働く可能性あり。
評価：人気薄で妙味が大きい。飛んだ場合の回収見込みが高いので穴馬筆頭に選出。

まとめ：堅実な上位ではないが、配当妙味狙いなら最有力。抑えておきたい「高回収率馬」。

注注意候補：アルサーフィ（2番） — 「データ上の信頼株だが人気との兼ね合いあり」

コース/距離実績：笠松・ダ1400での成績良好（複勝率高く、特に笠松での勝率・連対率が優秀）。ダ1400の出走回数も多く適性は抜群。
騎手（加藤聡一）：笠松での騎乗成績は良く、安定した仕上げが期待できる。
リスク：オッズ想定が中穴（15.6倍）と人気面で妙味が薄くなる可能性。だが、データ上は上位評価を受けるべき馬。
理由：データ総合順位は上位だが今回のメンバー構成で人気が割れやすく、伏兵扱いに近い。

まとめ：上位候補だが“注意”分類に置き、展開や当日の馬場を見て逆転も考える。

特特注：スペシャルトーク（6番） — 「隠れ一変要素を持つ中位評価」

笠松での実績：笠松ダ1400での複勝率・回収率がそこそこあり、馬券圏に顔を出す安定性あり。
騎手（明星晴大）：騎手の勝率は中堅だが、騎乗替わりや積極騎乗で好走するパターンが過去に見られる。
種牡馬（リーチザクラウン）：数字自体は平均だが、条件次第で一発を出す「特注」パターンに当てはまる（騎手替わり／ローテ周期により変わる）。
回収妙味：単勝回収率は低め（46%）だが、複勝回収率はまずまずで、人気を落とした場合の特注候補として面白い。

まとめ：中位評価ながら「騎手乗り替わり」「ローテ周期」などで激走期待の一頭。人気不問で一発狙い。

総合まとめ：狙いどころと注意点

本命線は「コスモジョセフ」。理由は渡辺騎手の圧倒的ローカル力と笹野調教師の安定感。コース未経験分は騎手・調教師で補えると判断。
対抗はエイシンジョルト。コース・距離実績の再現性が高く、先行馬優勢の笠松ダ1400にハマる型。
波乱を狙うならヴェッツラー（穴）＋スペシャルトーク（特注）。回収率指標が魅力的。
注意点：当日の馬場コンディション（乾燥・重馬場）や発走展示での動き、発走直前の馬体重などが大きく結果を左右する。特に笠松は先行有利だが外枠から先行できる脚があるか否かで着順が変動するため、最終の並び・発走表は要チェック。

最後に（まとめ短評）

本データ解析から導いた本命はコスモジョセフ（◎）、対抗エイシンジョルト（○）、単穴グスタール（▲）、連下ページェント（△）、穴ヴェッツラー（☆）、注意アルサーフィ（注）、特注スペシャルトーク（特）です。各馬の強み・弱みは上に詳述しましたので、これをもとに当日の最終判断（発走前の馬場・調教・オッズの動き等）を加味してください。