2025年9月7日 中山11R【紫苑ステークス(G2)】無料競馬予想

紫苑ステークス(GII)徹底考察|全頭診断・能力評価・買い目提案

2025年9月7日(日) 中山競馬場 11R 紫苑ステークス(3歳牝・馬齢・芝2000m・右)。発走は15:45、出走頭数は13頭。秋華賞へ直結する重要な前哨戦で、例年“立ち回り”と“加速の質”が問われます。今年は逃げ候補がロートホルン(6番)ほぼ一頭で、全体像としてはスローペース想定。先行・好位で運べるタイプのアドバンテージが大きい構図です。想定人気はリンクスティップ(1番)が1番人気、ジョスラン(5番)エストゥペンダ(4番)が続きますが、人気通りに高評価=妙味十分とは限りません。ここでは全頭の能力評価(100点満点)と馬券における期待値を明示し、買うべき馬券まで落とし込んでいきます。


レースのポイント(サマリー)

  • 条件:3歳牝馬・馬齢・芝2000m(中山・右)。13頭立て。
  • 展開:逃げはロートホルン単騎の可能性が高く、Sペース濃厚。先行勢に追い風。
  • 人気:1番リンクスティップが3.1倍前後の想定1番人気。相手筆頭はジョスラン、エストゥペンダ。穴はテリオスララ、マイスターヴェルク、サヴォンリンナなど。

全頭診断(能力評価/期待値/詳細)

1枠1番 リンクスティップ(北村友一・西村真幸)

  • 能力評価:92点
  • 期待値:B(妙味は中位)
  • 想定オッズ:単3.1倍・複1.4–1.7倍。脚質は。春は桜花賞3着、オークス5着と一線級で好走。今回は約3か月半ぶり、乗り替わりで北村友一騎手初騎乗。キタサンブラック産駒で中山2000の機動力も合致。スロー見込みで好位差し→直線抜け出しの絵は描きやすい一方、想定1人気で配当妙味は限定的。本紙でも上位評価ながら、軽度の骨折明けでの復帰というニュアンスもあり、過信は禁物。総合力は最上位級だが、買い方は相手の厚みで調整したい。

根拠:G1での実績、先行力、産駒傾向、展開利。反面、人気と休み明けリスク。


2枠2番 ドマーネ(石川裕紀人・辻野)

  • 能力評価:70点
  • 期待値:C+(人気薄の押さえ)
  • 想定オッズ:単38.5倍・複7.3–11.0倍。未勝利→芝2000勝ちでここへ。ダート経由→芝替わりで良化。ゴールドシップ産駒でスタミナは十分だが、上がりの絶対値ではGII水準で分が悪い。スローでの瞬発戦だと切れ負け懸念。ただし内枠+ロスのない進路で渋太く伸びれば、掲示板~3着拾いのシーンは残る。馬券は3連系のヒモで。

3枠3番 セイキュート(津村明秀・四位洋文)

  • 能力評価:74点
  • 期待値:C(ヒモ)
  • 想定オッズ:単42.2倍・複5.7–8.5倍。矢車賞2着→未勝利勝ちと、2200–2400mで良さを見せてきた差しタイプ。サトノダイヤモンド産駒で軽い瞬発より長く脚を使う形がベター。中山内回り2000の4角勝負が得意とは言い切れず、位置を取れないと届かずの恐れ。流れが向くなら末脚で掲示板圏。複系や3連複の薄い目に。

4枠4番 エストゥペンダ(菅原明良・高柳瑞樹)

  • 能力評価:88点
  • 期待値:B+(妙味そこそこ)
  • 想定オッズ:単5.9倍・複1.6–2.2倍。近2戦はフローラS4着カーネーションC3着から、前走中郷特別(新潟1800)を上がり32秒台で快勝。決め脚は世代上位の域。中山2000で位置を取りに行きすぎると持ち味減、とはいえ菅原明良×機動力で中団確保なら直線で弾ける。スローのギアチェンジ戦は歓迎。人気2〜3番手の中では配当対効果が高いと見る。

4枠5番 ジョスラン(C.ルメール・鹿戸雄一)

  • 能力評価:90点
  • 期待値:B(軸候補寄りだが配当平凡)
  • 想定オッズ:単4.3倍・複1.6–2.2倍。春はフラワーC4着から、前走カーネーションCを鋭く差し切りルメール騎乗替わりで信頼度上昇。エピファネイア産駒らしい持続力+鋭さを備え、中山内回り2000への対応力は高い。スローで好位~中団のベストポジションに収まれば、勝ち負け濃厚。ただし想定2人気で妙味は乏しめ。馬券は連軸に据え、相手でリターンを伸ばすのが賢い。

5枠6番 ロートホルン(横山典弘・加藤征弘)

  • 能力評価:86点
  • 期待値:A-(本命級の妙味
  • 想定オッズ:単8.9倍・複2.6–3.7倍。ここは展開の肝。唯一の明確な逃げ馬で、隊列を支配できるメンバー構成。前走函館1800の1勝クラスを先行抜け出しで完勝、フローラSでも2番手から0.5差と通用。横山典弘騎手への替わりは緩急の巧さが加わりプラス。サトノダイヤモンド産駒でワンペース寄りの持久質に寄れる点も、中山2000のコーナー4つ戦に合う。単騎スロー→L2最速の立ち回り勝負に持ち込めれば上位人気を出し抜く。妙味込みで本命視まで。

5枠7番 ケリフレッドアスク(西塚洸二・藤原英昭)

  • 能力評価:80点
  • 期待値:B-(押さえ妙味)
  • 想定オッズ:単20.5倍・複3.5–5.1倍。先行力が魅力。オークスで2番手→8着と健闘、リステッドや1勝クラスでも好位から堅実。騎手成績の信頼度は高くないが、中山内回り×先行は自体が武器。ドゥラメンテ産駒で中山替わりも向く。上位にあと一押し欠くが、残り目は十分。3連系の準主力に。

6枠8番 サタデーサンライズ(大野拓弥・石坂公一)

  • 能力評価:73点
  • 期待値:C(ヒモ薄)
  • 想定オッズ:単77.2倍・複10.2–15.3倍。忘れな草賞2着オークスで好位のシーンもあり、前で粘る競馬はできる。ただし近走の末脚の質は一歩足りず、上がり勝負になると分が悪い。展開が読まれて番手外にさせられると苦しい。内で脚を溜めて直線イン強襲なら掲示板級。3連複の最後のヒモに面白い。

6枠9番 ダノンフェアレディ(戸崎圭太・橋口慎介)

  • 能力評価:84点
  • 期待値:B(中穴の軸候補)
  • 想定オッズ:単7.5倍・複2.5–3.6倍。小倉1800 1勝クラスを先行抜け出しで快勝。キズナ産駒×戸崎圭太で中山2000の器用さ+持続力の適性が高い。先行勢の中でギアを2回使えるタイプで、ロートホルンを見ながら好位外を取れれば差し切り圏。人気は中位で配当も現実的連軸・馬連/ワイドの相手本線に最適。

7枠10番 マイスターヴェルク(横山和生・勢司和浩)

  • 能力評価:81点
  • 期待値:B(妙味あり)
  • 想定オッズ:単24.3倍・複4.0–5.8倍。函館1800の1勝クラスを先行→直線早め抜け出しで完勝。フェアリーS4着の中山実績も光る。父ドレフォンの芝成績は総じて渋いデータだが、当馬は位置を取れる強み小回り適性で吸収可能。人気は手ごろで、3着内なら十分3連複の相手強化/ワイド穴に推奨。

7枠11番 サヴォンリンナ(吉田隼人・田中克典)

  • 能力評価:83点
  • 期待値:B(妙味あり)
  • 想定オッズ:単21.3倍・複3.5–5.1倍。忘れな草賞を先行抜け出しで勝利。オークスは位置取り不利で度外視可能。機動力のある先行脚質で、中山2000の再現性が高いタイプ。休み明けでも調整次第で一変があって驚けない。人気薄の先行はハマれば強い。相手妙味大

8枠12番 キューティリップ(武藤雅・戸田博文)

  • 能力評価:72点
  • 期待値:C(押さえまで)
  • 想定オッズ:単120.8倍・複14.7–22.0倍。東京マイルの未勝利→1勝とスピードはあるが、新潟1800で切れ負け。ここは格上相手で一気の相手強化。スロー瞬発は歓迎でも中山2000での器用さに不安が残る。展開・馬場が極端に軽くなれば一考。基本は見送り寄りの押さえ

8枠13番 テリオスララ(鮫島克駿・田島俊明)

  • 能力評価:87点
  • 期待値:A-(配当妙味十分
  • 想定オッズ:単13.0倍・複2.9–4.2倍。2歳時に萩S勝ち→阪神JF3着とハイレベル実績。8か月ぶり初戦の前走は札幌2000のSTV賞で不利(直線で挟まれる)があり参考外。叩き2戦目で良化必至。前付けも差しもできる自在性があり、スローでも好位差しで勝ち筋あり。人気は中穴域で期待値は高い対抗格/単穴に抜擢。

データ横断レビュー(脚質×展開×騎手・厩舎・血統)

  • 展開:Sペース想定逃げ1(6)先行多数(1,7,8,9,10,11)が有利。差し(2,3,4,5,12,13)は位置取り勝負
  • 騎手替わりの妙味6ロートホルンの横山典は“緩急の名手”。5ジョスランのルメール替わりは勝ち切り性能上昇。9ダノンフェアレディの戸崎も中山巧者。
  • 直近フォームと上がり性能4エストゥペンダの新潟上がり32秒台は強烈だが位置取りが鍵。1リンクスティップは春の実績最上位。13テリオスララは叩き良化で巻き返し余地大。

考察結果一覧(能力評価・期待値・狙いどころ)

枠番馬番馬名能力評価期待値狙いどころ
11リンクスティップ92B連軸/頭は相手次第
22ドマーネ70C+3連系のヒモ
33セイキュート74C3連複の薄目
44エストゥペンダ88B+2–3列目厚め
45ジョスラン90B連軸・頭候補
56ロートホルン86A-妙味の本命
57ケリフレッドアスク80B-先行残り押さえ
68サタデーサンライズ73C大穴ヒモ
69ダノンフェアレディ84B中穴の相手本線
710マイスターヴェルク81Bワイド・3連複相手
711サヴォンリンナ83B穴の先行押さえ
812キューティリップ72C押さえまで
813テリオスララ87A-対抗・単穴

※オッズ・前走内容・展開想定は出馬表情報より。


結論|購入するべき馬券(買い目)

基本スタンススロー想定前付け~好位差し優位。妙味の逃げ=6ロートホルンを本命軸、地力最上位1リンクスティップ/勝ち切り性能5ジョスラン/決め脚4エストゥペンダを厚め相手。伸びしろと自在性の13テリオスララ、完成度の9ダノンフェアレディで配当を底上げ。

本線

  • 単勝:6ロートホルン(妙味重視)
  • ワイド:6-1,5,9,13(厚め順:1=5>13>9)
  • 馬連:6-1,5,13(押さえ6-4,9)
  • 馬単:6→1,5(少額)

押さえ/保険

  • 馬連:1-5(人気サイドの保険)
  • 3連複(フォーメーション)
    1列目:6
    2列目:1,5,13,4,9
    3列目:1,5,13,4,9,7,11,10
    ※計点数を絞る場合は1,5,13,4,9で完結。

穴狙いスパイス

  • 3連単(少額・流し)
    1着:6,13
    2着:1,5,6,13
    3着:1,4,5,6,7,9,10,11,13

狙いの理由

  • 6ロートホルン:単騎逃げ濃厚+名手のペースメイク。L2戦へ持ち込みやすく、人気ほど買われない点で回収率◎。
  • 1リンクスティップ:春G1実績最上位。能力は頂点級だが、オッズとのバランスで相手の厚みで勝負。
  • 5ジョスラン:ルメール替わりで勝ち切り性能上昇。
  • 13テリオスララ:叩き2戦目の上積み大。自在性で展開に左右されにくい。
  • 9ダノンフェアレディ好位からの持続相手筆頭に。

各馬 詳細根拠(データ要点)

  • 脚質傾向:逃げ1(6)、先行が多数。想定Sペース。
  • 騎手・厩舎の相性/替わり身:1番・5番・6番・9番・13番はいずれも乗り替わり効果や中山適性が見込める布陣。
  • 近走実績:1番(桜花賞3着/オークス5着)、5番(カーネーションC勝ち)、4番(中郷特別快勝=上がり32秒台)、13番(阪神JF3着・叩き2走目)、6番(函館1勝クラス先行押し切り)。

総括

  • 展開鍵6ロートホルンが楽に隊列を作れば、前残りの押し切りが第一シナリオ。
  • 地力軸1リンクスティップ5ジョスラン。配当を作るのは13テリオスララ9ダノンフェアレディ
  • 戦略妙味の本命(6)+地力の相手(1,5)+上積み(13)+完成度(9)で、的中率と回収率のバランスを取る。

後記

  • 馬場が極端に速い/内先行有利がさらに強まる場合:6,7,9,11,10の評価を上げ、差し勢(4,5,13)は位置取り次第に。
  • 馬場が渋って持久戦寄りになる場合:エピファネイア(5)/キズナ(9)/ドゥラメンテ(7)はむしろプラス、瞬発型(4)はポジションを下げすぎない工夫が鍵。

この記事は、出馬表(前走成績・脚質分布・想定オッズ・本紙展望)をもとに作成しています。 具体的な数値・見立ては当日の馬場や直前気配で微修正の余地がありますが、“スロー×先行有利”の仮説が崩れなければ、6ロートホルン起点の馬券戦略が最も合理的と結論づけます。

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