フロイラインカップ〔H3〕 渾身予想
評価 | 馬番 | 馬名 |
---|---|---|
◎ | 2 | ゼロアワー |
○ | 5 | トレヴェナ |
▲ | 9 | スティールブライト |
△ | 7 | ヤマニンパッセ |
☆ | 3 | ヴィルミーキスミー |
◎ (2) ゼロアワー
中央・南関重賞戦線での好走歴が豊富な実力派で、門別のこのメンバー相手なら力が一枚上。東京2歳優駿牝馬で2着、桜花賞4着、ユングフラウ賞2着と、牡馬混合・ハイレベルな南関競馬でも上位に食い込んでおり、地力はこの中で明らかに上。しかも今回は石川倭騎手を迎えての一戦。鞍上の勝率・連対率・複勝率すべてが高水準で、初コンビでも手堅くエスコートしてくる可能性大。脚質は差しだが、門別1700mのタフな流れはこの馬に合う。展開利もあり、外からスムーズに運べる形なら直線は突き抜けても不思議なし。前走の大井・東京プリンセス賞はタフな馬場+外枠で苦しかったが、今回は明らかに相手が楽。時計的にも十分勝ち負け。信頼の◎評価。
○ (5) トレヴェナ
前走の日高地区測量記念では2着と好走。しかも相手は強敵ラストボーンで、内容は悪くなかった。その前にはこのフロイラインカップ(5月開催)でも2着に食い込んでおり、安定感はこの中でも随一。前々で運べる脚質と、高い位置でのスピード持続力が武器。桑村真明騎手も勝率17%、連対率29%と頼もしい数字を残しており、この舞台では信頼できる一人。脚質的にも先行有利な門別ダ1700mにフィットしており、内枠からロスなく運べれば、ゼロアワーに肉薄できる存在。血統面では目立たないが、母系はキングカメハメハ、底力十分で持久戦にも対応可能。2人気想定だがそれ以上の価値あり、対抗○に。
▲ (9) スティールブライト
逃げ先行馬の中で最も勢いがあり、6月11日のスグリ特別では1000m戦ながら1分00秒8の快時計で圧勝。先手を取ってスピードを活かす競馬ができれば、ここでもチャンスは十分。門別コースとの相性も良く、馬体の成長も見られる点は好印象。鞍上・阿部龍騎手もこの舞台では結果を残しており、テンの速さを活かした逃げの展開に持ち込めれば面白い。人気もやや盲点になっており、穴党からの視点でも注目の一頭。特に先行勢が崩れたレースで唯一残れる脚質タイプ。勝ち切りまではやや疑問だが、連下にはしっかり抑えたい実力馬。
△ (7) ヤマニンパッセ
先行策で押し切った5月1日の勝利が秀逸。持ち時計もそこそこあり、ここに入っても劣らないスピードを持つ。しかも注目は父ルヴァンスレーヴ産駒という点。門別ダートとの相性も良く、スピード・パワーのバランスに優れる血統。兄姉も複数勝ち馬を出しており、潜在能力の高さはピカイチ。今回が格上挑戦となるが、鞍上・宮内勇樹騎手もここ最近調子を上げており、ロスなく運べば3着圏内には届く内容。初の重賞で一気の相手強化も、スピードタイプで距離延長も魅力。先行有利な展開になれば浮上の目あり。
☆ (3) ヴィルミーキスミー
5月の同レースでは7人気ながら3着と健闘。相手関係を考えても悪くないパフォーマンスだった。近走の成績も安定しており、同型馬の多い中で脚をためて差してくる競馬ができるのは大きな強み。井上俊彦騎手との相性も悪くなく、再び好位置につけられれば前走以上の着順も十分狙える。人気的にも盲点となっており、激走があってもおかしくないタイミング。内枠からうまく立ち回れば直線で一気の差し脚炸裂も。穴で一考。
予想総評
本命は地力・実績ともに一枚上のゼロアワー。相手には先行力と近走充実のトレヴェナ、スピードで勝負できるスティールブライト、成長株ヤマニンパッセと、フロイラインカップの構成に合った馬を中心にピックアップ。人気だけではなく、展開や馬場傾向、騎手との相性も重視した構成であり、荒れる要素を含みつつも堅実な軸馬からの予想とした。
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