チャレンジカップ(GIII) 徹底考察 — 2025年9月13日 阪神 11R(芝2000m ハンデ)
レース概要
2025年9月13日、阪神競馬場・第11レースは「チャレンジカップ(GIII)」。サラ系3歳以上、国際、特指、ハンデ戦。芝2000mのコースで、逃げ〜先行馬が比較的多く、差し追い込みも決まるコース特性。出走15頭は休み明け組と使われてきた組が混在し、騎手・調教師の経験や騎法、ハンデ差が着順に大きく影響しそうです。
チャレンジC(G3) 競馬新聞 | 2025年9月13日 阪神11R レース情報(JRA) – netkeiba
展開予想
逃げ候補は4 ホウオウプロサンゲが有力。先行勢(7頭)も多く、中団より前の隊列はやや速めの流れが見込まれる。差し・追込み馬は位置取り次第で届くが、上がり勝負になれば差し馬にチャンス。ハンデ戦なので先行有利の場面もあり、前でしっかり脚を使える馬を重視したい。
出走馬ごとの詳細考察
1枠 1番 アスクカムオンモア
能力評価:56/100
期待値:低〜中(複勝配当予想 4.0〜5.5)
考察理由(詳細)
休養明けを叩かれて中距離で安定した成績を示すタイプ。近走はG3級での出走が続き、安定して中団〜後方から差す競馬。騎手は西村淳也で、重賞で勝ち切る実績は乏しい。種牡馬傾向(ブリックスアンドモルタル)も重賞級の爆発力はそれほど望めないが、間隔詰めずの先行展開に乗れていれば3着圏内の匂いはある。馬体維持が続けば単純な上がり勝負で一発警戒は必要だが、現状は上位評価には足りない。
2枠 2番 マイネルクリソーラ
能力評価:62/100
期待値:中(複勝配当予想 3.0〜4.1)
考察理由(詳細)
近走は距離長めの目黒記念で真面目に走っており、追い込みの切れは安定している。騎手にルメールが乗ることで位置取りの修正や仕掛けのタイミングに期待が持てる(初騎乗だが腕でカバー)。ハンデもそこまで不利ではなく、展開が速くなれば差し馬の出番。馬自体は晩成傾向で成長力あり、人気上位に来る理由はある。だが終いの加速が堅実でない時は掲示板止まりのリスクも。
2枠 3番 イングランドアイズ
能力評価:58/100
期待値:低〜中(複勝配当予想 3.3〜4.6)
考察理由(詳細)
Kingman産駒でG3勝ちの実績(小倉記念)が示す通り、一定の末脚は持つ。松若騎手とのコンビは短期的には未知数だが、2000mへの適性は高め。近走の安定感はあるものの、輸送や馬場に左右されやすい面も見える。展開がスローで前が止まらなければ割り引きだが、上手く脚を溜められれば3着争いは可能。
3枠 4番 ホウオウプロサンゲ
能力評価:66/100
期待値:中(複勝配当予想 3.1〜4.3)
考察理由(詳細)
逃げ宣言の多いこの馬は、2〜3番手で運べる先行力が最大の武器。休み明けの立て直しで動きが良く見えれば単騎逃げ〜ハナ争いに持ち込みやすく、前崩れの展開なら粘り込みが期待できる。菱田騎手の手腕でペース管理が鍵。種牡馬キズナのスタミナ配合も長めに強く、2000mで持久力を活かしてくる可能性がある。ただし展開読みに裏目を引くと直線で差されるリスクあり。
3枠 5番 ヴェルテンベルク
能力評価:61/100
期待値:中(複勝配当予想 3.7〜5.1)
考察理由(詳細)
キタサンブラック産駒で中長距離の堅実型。ここ数戦の成績から内で脚を溜めてから末脚を生かす競馬が合っている。吉村騎手への乗り替わりがプラスに出るかは微妙だが、調教師の成績(宮本博)も良好で狙い目。展開次第では差しで拾えるが、上位2頭の決め手に劣る面もあるため、紐候補に適する。
4枠 6番 エアファンディタ
能力評価:45/100
期待値:低(複勝配当予想 11.1〜15.6)
考察理由(詳細)
追い込み専門で、近走の成績も冴えない。休み明けが続き、騎手も経験不足(亀田)のため不安材料多し。小頭数の先行崩れや大外一気の展開がハマれば一発もあるが、通常の流れでは厳しいと見る。単勝回収率などの数値的裏付けも乏しいため思い切った買い目は勧めにくい。
4枠 7番 ショウナンマグマ
能力評価:50/100
期待値:低(複勝配当予想 16.2〜22.8)
考察理由(詳細)
先行力はあるが、近走では安定感を欠いている。池添騎手が乗るが、まだ勝ち切る力に疑問符。展開がハマって前が粘る流れになれば粘り込む可能性はあるが、ハンデ戦の上位争いでは他馬に分がある印象。配当妙味はあるため抑えとしては有効だが本命級ではない。
5枠 8番 ドクタードリトル
能力評価:59/100
期待値:低〜中(複勝配当予想 5.4〜7.6)
考察理由(詳細)
宣言どおり差しタイプ。松山騎手とのコンビで復帰戦は注目だが、長期休養明けの懸念はある。種牡馬傾向(Declaration of War)は中距離で堅実な走りをすることが多く、瞬発力で一発あるが、位置取りと馬場状態に左右されやすい。展開が締まると末脚が活きるため、上手く前が開けば馬券圏内に顔を出す。
5枠 9番 ジューンテイク
能力評価:57/100
期待値:低〜中(複勝配当予想 4.6〜6.4)
考察理由(詳細)
キズナ産駒で先行形。前での粘り込みが最大の武器だが、近走は大きな伸びが見られない。藤岡佑騎手の手腕で先行位置を取れるかが鍵。重賞級相手になると分が悪いが、ハンデと展開次第では3着以内に入るポテンシャルは残る。上がり勝負では分が悪いので、前残りの流れを祈る形。
6枠 10番 カネフラ
能力評価:48/100
期待値:低(複勝配当予想 8.5〜11.9)
考察理由(詳細)
グランデッツァは小頭数で好走歴はあるが、ここでは上位馬との差が目立つ。終いで見せ場を作れるが、展開や位置取りに左右されがち。騎手小沢の手腕が勝敗を大きく左右する。高配当狙いには向くが本線の複勝候補にはやや弱い。
6枠 11番 オールナット
能力評価:72/100
期待値:中(複勝配当予想 2.0〜2.6)
考察理由(詳細)
本命視されるのは妥当。サトノダイヤモンド産駒で先行〜差しの器用さがあり、今回モレイラ騎手の起用が新味に繋がる可能性が高い(騎手は短期ではあるが実績のある外人で手が合えば+評価)。調教師高野の管理も良く、休み明けだが使われた効果で鋭い脚を見せるなら上位確実。人気により複勝妙味は薄れるが、安定感と実績で馬券の中心に据えるには十分な材料が揃っている。
7枠 12番 グランヴィノス
能力評価:75/100
期待値:高(複勝配当予想 1.6〜1.9)
考察理由(詳細)
最大の注目株。キタサンブラック産駒で、友道調教師+川田将雅騎手という黄金布陣。前走は長期休養明けを見事に叩き出しての勝利で、格の違いを見せた。トモや気配の安定感が高く、上がりの脚もしっかりしている。ハンデもそこまで重くなく、実績・仕上がりともに本レースで最も信頼できる馬の一頭。人気でも押しが効く。複勝の期待値は地味に高い(安定的に3着以内に入る確率が高い)。
7枠 13番 サブマリーナ
能力評価:60/100
期待値:中(複勝配当予想 1.8〜2.4)
考察理由(詳細)
スワーヴリチャード系の配合で距離適性は十分。武豊騎手が手綱を取ることでレース運びに安定感が出る。休み明けの状態次第だが、先行〜中団からの差しで堅実に走るタイプ。ここ数走の成績を踏まえれば複勝圏内は十分あり得る。ただし上位2頭(11・12)との差は詰め切っていない印象。
8枠 14番 タガノデュード
能力評価:54/100
期待値:低〜中(複勝配当予想 3.3〜4.5)
考察理由(詳細)
中距離を力強く走るが、ここで勝ち負けできる決め手にはやや欠ける印象。古川騎手の手綱で先行して粘る場面はあるが、上位馬の末脚を止めるまでは難しい。波乱要素は少ない一方で高配当の期待は薄い。
8枠 15番 オニャンコポン
能力評価:42/100
期待値:低(複勝配当予想 4.3〜5.9)
考察理由(詳細)
近走は安定感に欠け、好走例が少ない。菅原明良騎手は若手として腕はあるが、このメンバー相手に一発を期待するには厳しい。配合(エイシンフラッシュ)もここでは上位級と差があり、紐の一角に入るには条件がかなり噛み合う必要がある。
考察結果一覧
| 馬番 | 馬名 | 能力評価(100点) | 期待値(概況) |
|---|---|---|---|
| 1 | アスクカムオンモア | 56 | 低〜中 |
| 2 | マイネルクリソーラ | 62 | 中 |
| 3 | イングランドアイズ | 58 | 低〜中 |
| 4 | ホウオウプロサンゲ | 66 | 中 |
| 5 | ヴェルテンベルク | 61 | 中 |
| 6 | エアファンディタ | 45 | 低 |
| 7 | ショウナンマグマ | 50 | 低 |
| 8 | ドクタードリトル | 59 | 低〜中 |
| 9 | ジューンテイク | 57 | 低〜中 |
| 10 | カネフラ | 48 | 低 |
| 11 | オールナット | 72 | 中 |
| 12 | グランヴィノス | 75 | 高 |
| 13 | サブマリーナ | 60 | 中 |
| 14 | タガノデュード | 54 | 低〜中 |
| 15 | オニャンコポン | 42 | 低 |
推奨馬券(最終判断) — 複勝(1点)
購入:複勝 12 グランヴィノス(1点)
選出理由(詳細)
- 信頼性:友道調教師 × 川田将雅という組み合わせは、能力を安定的に引き出す点で非常に信頼できる。
- 仕上がりと実績:前走は長期休養明けながら立て直して勝ち切っており、休み明けの2走目での上積みが期待できる。スタミナ・上がりのバランスが良く、2000mの流れにも適合しやすい。
- 展開対応力:先行〜中団で脚を溜められるタイプなので、今回の先行多めの展開でも位置取りが取れる可能性が高い。差し届かない流れでも前目で競馬できるのは大きな利点。
- 期待値:想定複勝配当は1.6〜1.9と控えめだが、3着以内に入る確率はかなり高く、複勝単位での回収期待値は堅実。オッズが想定よりやや上振れる局面があれば旨味も増える。
補足:人気を素直に買う形になるが、確率・騎手・調教師・近走内容のバランスが取れているため本命に推します。オールナット(11)も有力ですが、モレイラ起用の「新味」が過度に織り込まれている可能性があり、馬体面・調教師成績で安定している12を優先しました。
まとめ(短評)
- 本命級(高信頼):12 グランヴィノス — 仕上がり良、陣営&騎手とも信頼できる。
- 対抗級:11 オールナット — モレイラ効果で怖い存在。展開次第で着順上位。
- 注意穴(押さえ):4 ホウオウプロサンゲ(逃げ粘り警戒)、2 マイネルクリソーラ(ルメール起用で伸びしろ)、13 サブマリーナ(手堅い差し)。
- ヒモ荒れ期待馬(高配当候補):7 ショウナンマグマ、6 エアファンディタ — 大波乱なら押さえたい。

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