2025年ラジオNIKKEI賞 渾身予想
評価 | 馬番 | 馬名 |
---|---|---|
◎ | 5 | センツブラッド |
○ | 12 | バズアップビート |
▲ | 2 | フクノブルーレイク |
△ | 6 | ビーオンザカバー |
☆ | 9 | モティスフォント |
◎ 5 センツブラッド
前走・白百合ステークスでは、直線で詰まりながらも2着に食い込み、勝ち馬とはタイム差なしの接戦。1800mの舞台に対して高い適性を示し、切れる脚もあるが持続力型のラップでも対応可能という柔軟性が魅力。ルーラーシップ産駒で、洋芝や小回りにも適応できるタイプ。福島の1800mというレース条件では、先行脚質がアドバンテージになりやすく、この馬の展開利は大きい。加えて、今回は菅原明良騎手が新たに騎乗。騎手データからも勝率17%、連対率26%と安定感があり、今の勢いある騎手の一人。過去にはルメール騎乗で2勝目を挙げるなど、素質は確か。前走より斤量が1kg減となるのも好材料。仕上がり良好で、ここは主役級の存在として推奨したい。
○ 12 バズアップビート
前走の白百合Sでは後方からしっかり脚を伸ばし、勝ち馬とタイム差なしの3着。脚質的に福島はマイナスと見られがちだが、馬群を捌く器用さを持ち合わせ、ロスなく運べれば十分チャンスあり。エピファネイア産駒で、近親に重賞勝ち馬もいる血統背景。戸崎圭太騎手は今開催でも好調をキープしており、勝率24%、複勝率55%と抜群の安定感。乗り替わりもプラスに作用しそうで、前走比で斤量2kg減となるのも強調材料。今回のメンバーの中でも末脚の破壊力はトップクラス。展開が速くなればなるほどチャンスが広がる1頭だ。
▲ 2 フクノブルーレイク
スプリングSで2着と健闘、皐月賞では着順こそ振るわなかったが、1角で不利がありながらも掲示板を狙える位置にはいた。実力的にはGII級の裏付けがあり、ここでのメンバーなら実績は上位。母系はロードカナロアにさかのぼるスピード血統でありながら、2000m前後でもバテずに走れるスタミナを兼備。松岡正海騎手はこの馬と好相性で、既に1勝・2着2回・3着2回の好成績。先行~差しの自在性があり、ペースに左右されにくい点も魅力。前走からのローテは9週と間隔も十分、体調面にも不安なし。実績馬ながら中穴人気に落ち着く可能性があり、妙味含めて上位評価。
△ 6 ビーオンザカバー
山藤賞の勝ち方が圧巻で、2着に0.4秒差をつける完勝。重賞は初挑戦となるが、素質と将来性を考慮すれば一発の可能性は十分。ハービンジャー産駒らしく持続力に秀で、タフな馬場でもバテずに長くいい脚を使えるのが強み。田辺騎手とは初コンビだが、騎手データ的には複勝率40%と信頼感は十分。馬場状態や展開が多少タフになっても、耐えられるスタミナと地力は既に証明済み。瞬発力勝負になりすぎなければ、好位から抜け出す形で上位争い可能。
☆ 9 モティスフォント
鞍上ルメールというだけでなく、前走の1勝クラスで見せたスピードと粘りは非凡。逃げ・先行勢が多い中で、うまく馬群をさばきながら脚を伸ばせれば、重賞でも十分に通用する。モーリス産駒で小回り適性もあり、福島1800mへの対応力に疑問はない。脚質的には中団差しで、展開次第では突っ込んでくる穴馬候補。鞍上も福島では高い信頼度を持っており、ここは“鞍上込み”での評価となるが、仕上がり次第で馬券圏内の可能性は高い。
予想総評
今年のラジオNIKKEI賞は、先行力のある実力馬と末脚が強烈な差し馬がバランスよく揃い、例年以上に展開と枠順、ポジショニングが明暗を分ける一戦。中でもセンツブラッドの安定感とローカル適性の高さは抜群で、◎に推奨。また、力を秘める素質馬や一発狙える穴馬も揃っており、波乱含みの魅力あるメンバー構成。展開次第では後方勢の台頭もあるため、馬券は幅広く組みたい。
買い目・収支に関してはウマニティ(中央競馬 ・ 地方競馬)を利用しています。無料会員登録することで無料閲覧できます。また、無料予想でプラス収支になった方へお勧めしている、勝負予想(有料)ばんえい十勝スペシャルは、レジまぐを利用しています。※当記事に記載している人気やオッズは確定情報ではなく、想定情報です。
COMMENT みんなのコメント欄