秋の東京、ダート1600mで行われる錦秋ステークス。確定出馬表を照らして、過去10年の傾向を踏まえ「本命〜押さえまで使える7頭」を選びました。読みやすく、現場で使える理由を一頭ずつ深掘りしています。
◎ 本命:ヴァンドーム(7番) — 安定感と直線の瞬発力が違う
選出理由(詳細)
- 圧倒的一番人気で信頼感が高い。直近の東京ダ1600で【2着→2着】と安定した実績がある。特に10月25日の河口湖Sでの2着は、ロジアデレードに迫る走りを見せており、コース・距離適性が明白です。
- 騎手がC.ルメール。東京ダートでのコース取りと直線の捌きが光る騎手で、勝負どころの位置取り修正が期待できる。過去10年の傾向で内〜中枠有利という点も、馬のスムーズな運びにプラス。
- 血統(ロードカナロア系)はダート短中距離で結果を出している系統が絡んでおり、末脚にキレがある。ペースがスロー〜ミドルで落ち着けば上がり勝負で本命にふさわしい。
不安点
- 前走の位置取りが後方(13→13)になっていることから、極端な内伸び馬場や前残り展開だと届かない恐れあり。しかし騎手と適性を勘案すると中心視で問題ない。
◯ 対抗:モンドデラモーレ(5番) — 芝実績からの転戦でも末脚確か
選出理由(詳細)
- 芝重賞クラスでの上位実績(NHKマイル4着、ファルコンS2着)を持つスピード資質が、この距離のダート適性に化ける可能性が高い。直近は芝でも安定した脚を使っており、東京での適性は見限れない。
- 騎手は戸崎圭太。終いに確実な脚を引き出す名手で、展開に応じた立ち回りが期待できる。3歳で成長力も見込め、斤量面(57kg)も問題なし。
- 過去10年の傾向で「中団〜後方からの瞬発力」が当レースに合う点を踏まえると、末脚勝負に持ち込めるこの馬は対抗として非常に妥当。
不安点
- 芝→ダートの鞍上・脚質変化に対する不安は残る。だが近走の走りから適応は進んでいると判断。
▲ 単穴:ルグランヴァン(4番) — 内枠生かした先行〜粘り込み一発
選出理由(詳細)
- 3歳で勢いがあり、最近は東京のダート1600で安定した勝ち上がりを見せている(河口湖S3着含む)。特に内寄りの枠(4番)は先行ポジションを取りやすく、過去のデータで内枠優勢が目立つこの舞台と相性が良い。
- 菅原明良騎手が手綱。若さを生かして前めで運べば、ハイペースで差しが届きにくい年には粘り込みで馬券圏内まで持ってくる可能性がある。
- 血統はルヴァンスレーヴ×フジキセキ系で、ダート短中での持続力とスピードが融合。展開が合えば大きい。
不安点
- まだ経験値で劣る面はあるため、極端に忙しい流れや強烈な差し馬が多数いると分が悪くなる。
△ 連下:アルゴナヴィス(3番) — 中団からの差し脚、ローテは安定
選出理由(詳細)
- 直近は東京での1600mで堅実に走っており(赤富士S4着など)、前に行くタイプに対して差し切りを狙える中団〜差し脚質。
- 調教師・厩舎力と海外騎手(A.プーシャン)の手腕もプラス材料。前走から大きく崩れておらず、3〜5歳中心の好走傾向とも合致している。
不安点
- 上がりの切れで上位と僅差になりやすく、勝ち切るためには展開の助けが必要。
✗ バツ:ナイトアクアリウム(2番) — 実力はあるが安定感に難あり
選出理由(詳細)
- ロードカナロア産駒でスピードは十分。過去に立夏Sで2着など好走歴を持つものの、近走は中団後方でのポジショニングが悪く、出入りの激しい着順に悩まされています。
- 成績を見ると走る時は上位に来るが波がある。よって「連下以下の評価」で抑えまで。展開が完全にハマれば上位もあるが、安定感の面で評価を下げました。
☆ ホシ:ジョディーズマロン(10番) — 経験値高く、爆弾候補として警戒
選出理由(詳細)
- 高齢(7歳)ではあるが、東京1600での実績が安定している(過去にこのコースで上位経験あり)。実績と経験は強みで、極端に売れていない今ならば妙味十分。
- 近走はコンスタントに好走しており、騎手・岩田康誠がどのように内を捌くかが鍵。爆弾的に絡んでくるケースを警戒しておきたい一頭。
不安点
- 年齢的な衰え、昨今の成績のばらつき。だが展開次第で大きな穴を開ける可能性がある。
注(チュウ):クールブロン(9番) — 馬体のサイズ感と直前ローテで激変注意
選出理由(詳細)
- 大きな馬体(540kg台)と前走の2勝クラス1着からの臨戦で、直線での伸びに期待が持てる。
- 東京コースでの経験が豊富で、3コーナー〜4コーナーの位置取り次第では勝ちまで行ける器。人気薄で一発あるタイプなので「注」評価で押さえたい。
不安点
- 大きい分、キレ味勝負には分が悪く、極端な上がり勝負だと割引。
最後に:選出基準のまとめと当日チェックポイント
選出基準
- 東京ダ1600での実績 or 同条件で安定した上がりを使える馬
- 騎手の安心感(レーン、ルメール、戸崎など)
- 血統的なダート適性(MrProspector系、ロードカナロア系など)
- 前走ローテ(中3〜6週が理想)と位置取り傾向(中団〜後方からの伸び)
当日チェックポイント
- 馬場発表(内伸び・外差し傾向)→差し馬を重視するか先行馬を残すかの判断材料
- 最終追い切りの動き(好気配なら上昇)、発走直前の馬体重増減
- 騎手コメント(仕上がりの手応え)と当日の枠替わりの影響

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