レース結果のおさらい
2025年9月21日に阪神競馬場で行われた 神戸新聞杯(芝2400m・GII) は、クラシック最終戦・菊花賞を目指す馬たちが集う重要な前哨戦。結果は以下の通りでした。
- 1着:エリキング(川田将雅 / 2番人気)
- 2着:ショウヘイ(坂井瑠星 / 1番人気)
- 3着:ジョバンニ(松山弘平 / 3番人気)
最終的に 人気上位3頭の順当決着。しかし、その中身を振り返ると、今後の馬券戦略に役立つヒントが隠されています。
レース展開の分析
前半1000m通過は 63.6秒(12.9 – 11.1 – 12.9 – 13.0 – 12.7) と落ち着いたペース。
逃げたのはボンドロア(横山典弘)。道中2番手にアルマデオロ、続いてショウヘイとジョバンニが好位。人気のエリキングは中団やや後方で脚を溜める形。
向正面にかけても淡々と流れ、残り800mからペースアップ。最後は直線で外に出したエリキングが33.1の上がりを使って差し切り、ショウヘイがクビ差の2着、ジョバンニは1馬身3/4差で3着に入りました。
- 勝ち馬の上がりは32.3秒 と、最速。
- ショウヘイは3番手追走から33.1で粘り込み。
- ジョバンニは同じく好位で流れに乗り、堅実に差して3着確保。
予想との照合 — 的中と誤差
◎ 我々の推奨馬:ジョバンニ(複勝)
結論としては 複勝的中(3着)。
本命に推した理由は「重賞経験の豊富さ」と「期待値の高さ」でしたが、その読み通り 菊花賞へ繋がる堅実な走り を見せました。
しかし、勝ち切るまでには届かず。最後の直線ではエリキングとショウヘイの瞬発力に屈した形です。
→ 評価は正しかったが、能力の上限差が出た と言えるでしょう。
△ エリキング(2番人気 → 1着)
能力80点と高評価しつつも「人気を被る分、期待値は低め」と見ましたが、実際はその人気に見合うだけの 本物の強さを証明。
キズナ産駒らしい持続力と瞬発力の両立で、最後は力強く抜け出しました。
→ 人気馬でも買うべき時は迷わず押さえるべき という教訓。
○ ショウヘイ(1番人気 → 2着)
坂井騎手の積極的な騎乗で好位から粘り込み、能力をフルに発揮。
本命にしてもよかった存在でしたが、我々は「期待値」でジョバンニを優先。
→ 精度は悪くなかったが、勝ち負けを狙うならショウヘイ本命でもよかった。
なぜ順当決着になったのか?
- 展開が極端に動かなかった
→ スロー〜ロンスパ戦で、実力馬が力を出し切れる流れ。人気薄の突入余地が少なかった。 - 上位人気馬の完成度が高かった
→ 3着までを占めたのは春からクラシック戦線を戦ってきた実績馬たち。夏を越えて成長を見せ、他との差がそのまま結果に表れた。 - 差し・先行の黄金バランス
→ 阪神2400mは差し有利だが、今回のように淡々とした流れでは先行馬も残りやすい。
→ 差しのエリキング、先行のショウヘイ・ジョバンニの3頭で決まったのは必然的。
馬券的な教訓
- 期待値重視の戦略は間違っていなかった
複勝ジョバンニを本命にして的中。回収率的にはプラス。 - ただし人気馬軽視はリスク大
今回は「実力上位馬がそのまま走る」という典型例。特に神戸新聞杯のような「菊花賞直結の実力勝負」では、人気馬の信頼度は高い。 - 穴狙いは次走に回すべき局面だった
展開・馬場が荒れなければ波乱は少なく、人気薄には厳しい流れ。こうした条件を見極めることが重要。
今後への展望(菊花賞へ向けて)
- エリキング:文句なしの本命候補。距離延長の3000mでもキズナ産駒なら持久力に期待。
- ショウヘイ:自在性があり、菊花賞でも崩れる可能性は低い。
- ジョバンニ:2400mまでなら堅実。菊花賞の長距離適性がどうか課題。
まとめ — 神戸新聞杯2025 回顧
今回の神戸新聞杯は、人気3頭で決着という 堅いレース でした。
我々の予想「ジョバンニ複勝本命」は的中しましたが、勝ち切る力の差は歴然。
このレースから得られる教訓は――
👉 「期待値を追う姿勢は正しいが、時に人気馬を信じる勇気も必要」
👉 「神戸新聞杯は実力通り決まりやすい」
👉 「菊花賞では上位人気3頭が中心」
次走・菊花賞での再戦に大きな注目が集まります。


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