2025年6月15日 金沢10R【石川優駿（３歳重賞）】無料競馬予想

石川優駿（2025）渾身予想

評価	馬番	馬名
◎	6	ショウガマッタナシ
○	5	クリノチャールズ
▲	12	ビバロジータ
△	8	ジューンノールック
☆	4	ミヤギロード

◎　6　ショウガマッタナシ

牝馬ながら重賞で牡馬相手に安定して好走しており、前走の北日本新聞杯では勝ち馬クリノチャールズに0.5秒差の2着。先行力がありながら2000mの長丁場でも踏ん張れるスタミナ、そして好位差しの形が取れる自在性が魅力。栗原騎手とのコンビも息が合っており、道中の運びに不安がない。今回は5人気以内が予想されるが、牡馬勢と比較しても末脚の確実性と戦歴の安定感では抜けている。ここは本命に推す。

○　5　クリノチャールズ

前走の北日本新聞杯では後方から一気の差し切りを決めており、距離が延びた今回の石川優駿においてもその末脚は大きな武器となる。中島龍也騎手とのコンビは重賞3連勝中で、勝負勘の鋭さと手の内に入れた騎乗内容に信頼が置ける。スタート後に中団のインで脚をため、3〜4角から捲り気味に動けば直線突き抜ける力がある。状態・戦績・騎手の3拍子が揃っており、当然ながら勝ち負け候補。

▲　12　ビバロジータ

3走前の若駒賞では牡馬を相手に逃げ切り勝ち。続くノトキリシマ賞でも2着と地力を見せ、前走こそ最後方からの競馬で凡走したが度外視できる内容。鞍上は地方屈指の勝負師・吉原寛人騎手に替わる点が大きく、近走の凡走も人気落ちにつながるなら妙味も十分。距離延長も問題なく、先行〜差しの展開で脚を使えれば突き抜ける可能性もある。巻き返しに期待の一頭。

△　8　ジューンノールック

地方転入後は3戦3勝と勢いに乗るリアルスティール産駒。1500m戦を好時計で快勝しており、前走も余力残しの逃げ切りと内容優秀。2000mの距離は未知数だが、好位で立ち回れる点と、連勝中の勢い・斤量据え置き・青柳正義騎手の好騎乗を考えれば、一気の重賞制覇もあり得る。展開利があれば上位争いも可能。

☆　4　ミヤギロード

前走の北日本新聞杯では後方からよく脚を伸ばして5着に健闘。2走前の花嫁のれん特別でも3着と安定感を見せており、力の要る金沢ダートとの相性も良好。加藤翔馬騎手とのコンビで徐々にポジション取りも上達しており、ペースが速くなった際の一撃が怖いタイプ。穴馬の中では最も激走の可能性を感じさせる一頭。

予想総評

本命は牝馬ながら抜群の安定感を誇るショウガマッタナシ。対抗には重賞3連勝中の王者クリノチャールズを。前走凡走も巻き返し期待のビバロジータを▲に、勢いのジューンノールックを連下に、そして穴でミヤギロードを挙げた。前残りの展開には要注意だが、2000mという距離においては「スタミナとペースの把握」が鍵を握る。総合力と展開のバランスで好走を期待したい。