エピファネイアに“失敗説”浮上!?その理由とは
ネット上の競馬ファンたちが、ある種牡馬について激論を交わしていた。
その名は——エピファネイア。
G1タイトルを数多く手にする華々しい経歴を持ちながら、今回の話題は「実はコスパ悪い?」「そもそも成功してないのでは?」と、まさかのネガティブ論。
では一体、エピファネイアに対してどんな“評価”が飛び交っていたのか? 印象的な声を厳選してまとめてみた。
リーディングで負けるのは「さすがにまずい」説
最初に火をつけたのはこの意見。
「本来ならキズナやカナロアとリーディング争いしてなきゃダメでしょ。出走数が約半分のキタサンブラックに負けてるのはヤバい」
これに「そりゃダート走れないし、不安定だからしゃーない」と冷静に返す声もあれば、
「爆発力はあるけど、それ“マグレ”って言い換えだよな?」
という鋭いツッコミも。
でもG1の質はハンパない?
反論も当然アリ。
「G1勝ち数ならキズナの倍くらいあるでしょ。それだけで十分立派」
「キズナと違って、エピファネイアは三冠牝馬もダービー馬もドバイシーマも出してる。これってマグレ?」
確かに、出してるタイトルだけでいえば日本でも屈指の“ホームラン型種牡馬”かもしれない。
「成功」の定義がブレブレ問題
ある意味、このスレ最大のテーマはコレ。
「リーディングを取る=成功じゃない。後継種牡馬を送り込めてこそ」
という声があれば、
「それでもドゥラメンテはちゃんと総合リーディング取ってる。早世しなければもっと伸びたのに」
と別視点の見方も。
また、
「ダノンデサイルが社台SS入り濃厚で、さらに後継2頭目も控えてるから、将来的な布石は万全」
というコメントには一定の説得力があった。
気性、血統、ダート適性…“不安定”の原因は複雑?
評価が揺れる原因には、いろんな要素が絡んでいそう。
「母父ディープと組むと“鈍足ステイヤー”しか出てこない」
「早熟なわりに勝ち上がり率も大して高くない」
「ロベルト系の気性難が足引っ張ってる」
など、血統面や性格にまで話は及ぶ。
一方で、
「高速決着に弱い?いや、ロベルト系ってずっと日本で結果出してきてるでしょ」
という擁護派の声も。
「ホームラン型の種牡馬」はアリかナシか
「打率は低いけど、時々場外ホームランをぶち込む中田翔タイプ」
この比喩が、今回のスレの空気を端的に表していたように思える。
「数は少ないけど、勝ってるレースの格が高い」「安定感よりも大物一発の魅力」
それが許される種牡馬かどうか、は人それぞれの価値観次第だろう。
「クラシック勝つ馬出せれば文句ない」派も
「格式の高いレースで勝つ、代表産駒を送り出す。それだけで応援してる側としては満足」
「キズナやモーリスじゃ一生出せない三冠牝馬や年度代表馬も送り出してる」
このあたりの意見には“エピファ推し”のプライドがにじむ。
とはいえ、
「春クラシックでエピファ世代がキタサン世代にボロ負けしたのは見ててしんどい」
というように、現実はなかなか厳しい模様。
編集部のひとことツッコミ
エピファネイア、間違いなくG1でのインパクトはトップクラス。
ただ、どこか「信じきれない」不安定さが、ファンの間での評価を割っているのも事実っぽいですね。
個人的には、“ギャンブル感のある種牡馬”ってそれはそれで面白いと思いますが…
毎年安定して馬券になってくれないと困る!って人からしたらちょっと“困ったチャン”かも?
それにしても、こういう馬を語るときのネット民の熱量って凄まじい…。
気性難なのは馬よりファンの方かも?(笑)
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