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迷える予想家たちの饗宴──安田記念2025・三強“迷走”の先に見えたもの

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今年の安田記念は“選べない”が正解?

2025年の安田記念を迎えるにあたり、多くのファンが直面しているのは「三強の中で誰を軸にすべきか」という悩ましい問い。ソウルラッシュ、ジャンタルマンタル、シックスペンス——実力も実績もある3頭だが、どれも一長一短で「これだ!」と断言しきれないのが、今年の最大の難所だ。

ある意味、これほど見解が割れる年も珍しい。選びきれないという声が目立ち、「全くわからん」「一長一短すぎて決めきれん」というファンの率直な本音が飛び交う。ここでは、そんな混戦模様のなかで各馬に寄せられた見方や評価を整理しながら、「本命探し」の一助となる視点をお届けしたい。

ソウルラッシュ:最も信頼されて、最も疑われている男

2022年以降の安定した走り、そしてドバイではあのロマンチックウォリアーを撃破したソウルラッシュ。パフォーマンスだけ見れば、誰もが「本命候補No.1」に据えたくなる存在だ。

しかし、問題は浜中俊への信頼度と馬の年齢。もう7歳という加齢、そして過去の浜中騎乗時の苦い記憶が、ファンの心にブレーキをかける。「強いのはわかってるけど、浜中で突っ込む勇気が出ない」という声も多く、もはや“浜中ショック”とでも呼びたくなるトラウマ持ちが散見される。

それでも評価は高く、「複勝で手堅くいくならソウル一択」という意見も根強い。直線で外に出せさえすれば——それだけがこの馬の最大の鍵なのかもしれない。

ジャンタルマンタル:ポテンシャルは認めるが、出来は読めない

川田将雅が手綱を取るジャンタルマンタルは、素質に疑いの余地はない。しかし、「状態が読めない」というのが最大の懸念点。追い切りの動きにも明確な好感触がなく、ファンの間では「早枯れ説」まで飛び出す始末。

さらに川田騎手自身の“優先順位”にも疑問を抱かれる展開に。「本当に勝負する気があったなら、阪神ではなく東京に乗りに来てたはず」という鋭い指摘もあった。騎手の本気度すら疑われるとあって、軸にするには不安が大きい。

それでも、一発の魅力は健在。「全てがかみ合えば勝てる器」「ロマンを買うならジャンタル」という声が示すように、まさにギャンブル派向きの存在といえるだろう。

シックスペンス:人気の裏に潜む“G1未勝利”の壁

ルメール騎乗で無敗の成績を持つシックスペンスは、表面的な数字だけ見ればかなり優秀だ。しかし、その成績の内訳を見れば「G2止まり」「G1では馬券外」が現実。その点を見逃さないファンの指摘は鋭く、「ルメールでも限界はある」「1800のほうが合ってるのでは」といった声が後を絶たない。

一方で、距離に不安を持たれながらも「マイル以下では無敗」という逆張り的な評価もある。結局のところ、シックスペンスを評価するか否かは「G1級と見なすかどうか」に尽きる。

それでも、彼を「危険な人気馬」とバッサリ切る声が目立つのは、今の空気感を象徴しているかもしれない。ルメールの手腕を信じるか、それとも過剰評価と見るか——まさに賭けの世界だ。

その他の“伏兵”たちにも注目集まる

3強が不安要素だらけなら、いっそ“空気馬”に期待するのが馬券の醍醐味。そんななかで挙げられるのがジュンブロッサム、ウインマーベル、トロヴァトーレ、ロングランあたり。

ジュンブロッサムは堅実な成績で「軸向き」という評価もあり、派手さはないが信頼感はある。
ウインマーベルは東京適性が光るうえに、前走で惜敗した相手が後のG1馬。地味に見えて侮れない。
トロヴァトーレは成績こそ安定も、内容が物足りないとの指摘が多く、鞍上交代での“弱化”も不安材料。
ロングランは“怖さしかない”という一部の熱狂的な支持が印象的。派手に突き抜ける可能性を秘める。

「決められない」が正解。ボックス買いこそ真の選択肢?

ここまで見てきたように、今年の安田記念は「どの馬にも疑問があるが、どの馬にもチャンスがある」非常に混沌とした構図だ。最終的には「好きな馬を買え」「迷ったら買うな」「全部外して買う」など、投げやりにも聞こえる本音が飛び交うのも無理はない。

ある意味で、今年のレースは“決め打ち”ではなく、“分散”こそがリスク回避の鍵なのかもしれない。ボックス馬券という選択が、結果的にもっとも理性的かつ現実的な買い方といえるだろう。

まとめ

2025年の安田記念は、「三強のどれを信じるか」よりも「いかにして納得いく買い方を選ぶか」が問われるレースになりそうだ。情報が錯綜し、支持が割れる中、自分自身の馬券哲学が試される。どの馬にも可能性があり、どの馬にも不安がある——だからこそ、最後は「誰に勝たれるのが一番悔しいか」で選ぶのも悪くないのかもしれない。

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