負け馬に光を当てる!次走期待リスト(狙い度付き)
第73回京都新聞杯(GⅡ)は、2025年5月10日(土)に京都競馬場で行われ、稍重の芝2200m戦で熱戦が繰り広げられました。勝利を掴んだのはショウヘイでしたが、惜しくも敗れた馬たちの中には、展開やポジション取りの不利が影響した馬も多数存在します。次走での巻き返しが期待できる「負け馬」にスポットライトを当て、その狙い度付きリストをお届けします。
エムズ(2着)
レース振りのポイント
エムズは2番手から積極的なレースを見せましたが、最後は勝ち馬ショウヘイに2馬身半差で敗れ2着。道中は4番手から徐々にポジションを押し上げ、直線でもしっかりとした脚を使いました。最後の1Fでやや反応に遅れを取ったものの、終始前目で粘り強い競馬を見せた点は高評価です。道悪でもしっかりとした末脚を発揮できることが確認できたのはプラス材料。
次走で狙いたい条件
- 距離:2000m〜2200m
- 馬場:良馬場から稍重
- コース:中京や阪神などの直線が長めのコース
次走狙い度(★★★★★)
積極的な先行策がハマれば勝ち負けは十分可能。さらにスタミナが求められる条件であれば巻き返しのチャンスは大。
トッピボーン(4着)
レース振りのポイント
スタートから後方待機策を選択し、4コーナーで一気に外に持ち出して追い込む形。直線でもしっかりと伸びて、勝ち馬からわずかクビ差の4着まで詰め寄りました。前が止まらない展開と稍重馬場の影響で差し届かなかったものの、終始安定したラップを刻んだ点は大きな評価ポイント。
次走で狙いたい条件
- 距離:1800m〜2200m
- 馬場:やや時計の掛かる良馬場
- コース:東京や京都のような直線が長いコース
次走狙い度(★★★★☆)
展開が向けば確実に突っ込んでくるタイプ。コーナーの少ない東京や京都で一発狙いたい。
ナグルファル(6着)
レース振りのポイント
好スタートからハナを奪い、道中はスローペースで自分のリズムに持ち込むも、最後の直線で粘りを欠き6着に敗退。稍重馬場と2200mというスタミナが問われる条件が響いた印象。ただし、前半でレースを引っ張る積極策は評価に値し、展開次第では巻き返しが期待できる一頭。
次走で狙いたい条件
- 距離:1800m〜2000m
- 馬場:良馬場
- コース:小回りの中距離(中京、阪神)
次走狙い度(★★★☆☆)
短めの距離で先行力を活かせる条件なら巻き返しに期待。ペース次第で一発ある。
総まとめコメント
今回の京都新聞杯は、稍重馬場と2200mのスタミナが試されるレース展開でした。その中で粘り強さや瞬発力を発揮した馬たちは、次走で条件が好転すれば勝ち負けに絡む可能性が高いです。特にエムズとトッピボーンは、展開や馬場が向けば一発を狙えるポテンシャルがあり、今後も注目しておきたい存在です。
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