負け馬に光を当てる!次走期待リスト(狙い度付き)
2025年5月10日、東京競馬場で行われた第42回エプソムカップ(GⅢ)は、稍重の芝1800mで争われました。レコードタイムで勝利したセイウンハーデスが話題となる一方、敗れた馬たちにも次走での巻き返しが期待される馬が多数見られました。展開に泣いた馬や距離・馬場が合わなかった馬など、次走で狙いたい注目馬をピックアップしました。
トーセンリョウ(3着)
レース振りのポイント
最後方16番手からの追い込みで、上がり3ハロン34.1秒の鋭い末脚を発揮。勝ち馬との差はわずか1.5馬身で、道中の位置取りが後ろすぎたことが響きました。やや時計の速い馬場にもかかわらず、この末脚は評価に値します。特にラスト100mでの伸びは圧巻で、もう少し前目にポジションを取れていれば結果も違ったはず。
次走で狙いたい条件
- 東京や中京などの長い直線があるコース
- 差し・追い込みが決まりやすい馬場
- 1,800mから2,000mの距離
次走狙い度:★★★★☆
末脚の切れ味はここでも上位。位置取り次第で一発の可能性あり。距離延長にも対応できる可能性が高く、次もGⅢやリステッドクラスなら勝ち負け十分。
クルゼイロドスル(4着)
レース振りのポイント
先行集団の中でインをロスなく立ち回ったが、直線では外からの追い込み勢にかわされる形に。時計の速い馬場もやや苦手か。早めに仕掛けた分、最後の100mで脚色が鈍った印象。とはいえ、最後までバテずに踏ん張る姿勢は好感が持てます。
次走で狙いたい条件
- 坂のあるコース(中山や阪神)
- やや時計のかかる馬場
- 1,800mから2,000mの距離
次走狙い度:★★★☆☆
先行力があり、タフな展開に強いタイプ。展開がはまれば上位進出も可能。稍重や重馬場でさらに狙いたい一頭。
ディープモンスター(7着)
レース振りのポイント
中団からスムーズな競馬を見せ、直線で一瞬抜け出すシーンも。ただ、決め手に欠けた印象で、やや速い時計の芝に苦しんだか。体重増(+6kg)の影響もあったかもしれませんが、末脚は健在。位置取りや展開次第では大きく変わる可能性あり。
次走で狙いたい条件
- タフなレースが求められる中距離戦
- 良馬場か稍重程度の馬場
- スローからの瞬発力勝負よりも持久力が求められるレース
次走狙い度:★★★☆☆
やや脚質が安定せず、展開に左右されやすいが、力はある馬。適条件なら巻き返し可能。
総まとめコメント
今回のエプソムカップは、レコードタイムが示すように速い決着でした。そのため、やや持久力型の馬や位置取りが後ろすぎた馬には厳しいレース展開でした。特にトーセンリョウは大外一気の競馬で3着まで追い上げた末脚が光り、次走での大駆けが期待されます。クルゼイロドスルも前目の位置取りから粘り強さを見せており、条件次第では上位進出も可能。ディープモンスターは調整次第で一変の可能性があり、引き続き注目です。
次走も注目して、ぜひ馬券戦略に活かしてください! 😊
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