負け馬に光を当てる!次走期待リスト(狙い度付き)
2025年5月8日 第2回門別競馬 第4日 コスモバルク記念〔H2〕(ダ1800m)
この日の門別競馬12Rは、古馬の重賞コスモバルク記念が行われました。1番人気のベルピットが期待に応え快勝し、7馬身差の圧勝で栄冠を手にしました。その後ろでは、ベテラン勢が激しい2着争いを繰り広げ、ヒストリーメイカーが2着、アナザートゥルースが3着と続きました。しかし、展開や位置取りに泣いた馬たちもおり、次走で巻き返しが期待される馬が数頭見られます。今回はその「負け馬」に光を当て、次走で狙いたい馬をリストアップしました。

ヒストリーメイカー(牡11)
レース振りのポイント
2番手から果敢に先行し、4コーナーまで先頭をうかがう位置取り。直線でも粘りを見せたが、勝ち馬ベルピットには大きく離されて2着。道中でプレッシャーをかけられ続けた影響で最後の伸びを欠いたが、明確な衰えは感じられない。
次走で狙いたい条件
- 距離短縮(1400~1700m)
- 小回りで前が残りやすいコース
- 展開が前有利になりやすいレース
次走狙い度(★4)
高齢ながらも先行力と粘りは健在。前が止まらない展開なら好勝負に持ち込める可能性大。
スコルピウス(セ9)
レース振りのポイント
内枠からじっくりと構える競馬で4着。直線でもジリジリと脚を使い、バテずに最後まで食らいつく形。ただ、ペースが速くなり過ぎたことが響き、最後のひと押しが利かなかった印象。ややタフな流れには弱さを見せるが、展開ひとつで巻き返し可能。
次走で狙いたい条件
- 1800~2000mの持久力勝負
- スローペースや少頭数での競馬
- 内枠での先行競馬ができる状況
次走狙い度(★3.5)
バテない持久力は魅力。ペース次第で浮上の余地があり、人気薄なら一発狙いたい。
ハセノパイロ(牡10)
レース振りのポイント
道中は後方で待機し、3コーナーあたりから内を狙ってポジションを押し上げる競馬。終始外を回された馬に比べて距離ロスが少なく、地味だがしっかりと末脚を使った点は評価に値する。上がり最速に近い時計で駆け抜けており、展開がハマればさらなる上積みが期待できる。
次走で狙いたい条件
- 長めの距離(2000m以上)
- 道悪馬場でのパワー比べ
- 差しが決まりやすい展開
次走狙い度(★4.5)
着順以上に内容は良く、展開ひとつで馬券内は十分。叩き2戦目でさらに気配アップなら狙い目。
総まとめコメント
今回のコスモバルク記念は、ベルピットの圧勝劇に終わった一戦でしたが、2着以下には次走で狙えそうな「負け馬」たちが潜んでいました。特に、ヒストリーメイカーの粘り強さ、スコルピウスのタフさ、そしてハセノパイロの確かな末脚は見逃せないポイントです。次走で展開や条件がはまれば、一気に浮上してくる可能性も十分。次のレースで彼らがどんな走りを見せるか注目です。
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