負け馬に光を当てる！次走期待リスト（狙い度付き）
5月5日に名古屋競馬場で開催された「駿蹄賞（SP1）」は、3歳の精鋭たちがダート2000mで火花を散らす一戦となりました。1番人気のカワテンマックスが最後の直線でしぶとく粘り勝ちを収めたものの、2着以下にも見逃せない走りを見せた馬が複数。特に展開に泣いた馬、ロスのある競馬をした馬、見どころ十分だったのに敗れた馬たちに、次走こそ輝きを放つ可能性があると感じさせる内容が詰まっていました。
今回は、そんな「惜しい敗戦」を喫した馬たちにフォーカスし、次走での巻き返しに期待が持てる注目馬を厳選して紹介します。
名古屋競馬場 動画・映像 2025年05月05日 11R ：楽天競馬
名古屋競馬 駿蹄賞（ＳＰ１） ３歳 オープンの動画です。PC、タブレット、スマホ、からご覧いただけます。(2025/05/05)
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ピックアップ馬①：サンヨウテイオウ（2着）
- レース振りのポイント
序盤は控える形ながら、道中は好位を確保。4角では早め進出で先頭に並びかけ、直線もカワテンマックスと叩き合いに持ち込む白熱の内容。最後は「クビ」差で敗れたものの、タイム差ゼロであり、勝ちに等しい内容だった。ラスト100mで若干外に膨れた分だけの差とも言え、悔しい一戦に。 - 次走で狙いたい条件
・引き続き2000m前後の距離
・小回りよりも直線が長めのコース
・ペースが緩まず持久力が問われる展開 - 次走狙い度：★★★★☆（4.5）
「惜敗の内容が光る！次は展開次第で勝ち切れるポテンシャル大」。上がりも優秀で、展開次第で逆転十分。引き続き好走が期待できる。
ピックアップ馬②：ラガマフィンガール（4着）
- レース振りのポイント
道中は積極的に2〜3番手でレースを進めたが、後半にかけてペースが上がるとやや脚が鈍り、ラストで粘りきれず。それでも3着とは0.7秒差、掲示板はしっかり確保した。目立たないながらも、前で頑張った「内容は濃い」競馬だったと言える。 - 次走で狙いたい条件
・1800m以下のやや短めの距離
・逃げ・先行が有利な馬場
・マイペースの単騎逃げを演出できる展開 - 次走狙い度：★★★☆☆（3.5）
「前向きな内容で、条件次第で巻き返し可」。距離やペースが噛み合えばもっとやれる。人気落ちなら狙って妙味あり。
ピックアップ馬③：スイッチブレード（7着）
- レース振りのポイント
スタートでやや後手を踏み、中団外目を回らされる展開に。3角では脚を使って進出を試みたが、外々を回るロスが大きく、直線では余力がなくなった様子。それでも最後まで大きくバテることなく粘った点は評価できる。展開不利の典型例。 - 次走で狙いたい条件
・距離短縮（1400〜1600m）
・内枠でのロスない立ち回り
・ペースが速めの消耗戦 - 次走狙い度：★★★☆☆（3.0）
「展開の犠牲馬。条件が整えばアッと言わせる穴候補」。中団からの押し上げでは不利だった。もっと流れが向く条件なら一変の可能性も。
総まとめコメント
今回の駿蹄賞は、勝ち馬こそ順当勝ちだったものの、2着以下にも見逃せないパフォーマンスを見せた馬が多数。特にサンヨウテイオウの走りは「負けて強し」を体現したもので、次走では確勝級の期待もできる一頭です。また、ラガマフィンガールやスイッチブレードといった馬も、展開や条件一つで着順が大きく変わる可能性を秘めており、次走でのオッズ次第では妙味ある狙いどころとなりそうです。
負けた馬にも注目することで、馬券の幅がグッと広がります。次走での巻き返しに期待しながら、引き続き注視していきたい一戦でした。
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