負け馬に光を当てる!次走期待リスト(狙い度付き)
2025年5月4日(日)東京競馬場で行われたダート2100m戦「ブリリアントステークス(L)」は、稍重馬場の中、好位から運んだディープリボーンが押し切り勝ちを収めました。前半1000mは61.0秒とやや落ち着いたペースで、前々で競馬をした馬に有利な展開となりました。その一方で、後方待機勢や早め進出を試みた馬には厳しい流れとなり、実力を出し切れなかった馬も多く見受けられました。
そこで今回は、「惜敗」や「展開不利」で光が当たらなかった馬にスポットを当てた【次走期待リスト】を作成しました。それぞれの馬について、次走で狙いたい条件や狙い度(★5段階)を記載し、競馬ファンの皆さんに注目してほしい存在をピックアップしています。
ピュアキアン(3着)
- レース振りのポイント:
圧巻だったのはスタートから終始先頭を譲らず逃げの手に出た点。前半1000mをマイペースで刻み、最終コーナーでも踏ん張って粘り込んだが、最後の100mで力尽き3着。馬場が稍重で他馬が脚を使える中、最後までよく粘っていたのは評価したい。しかも今回はブリンカー着用が功を奏した印象で、集中力が高かった。 - 次走で狙いたい条件:
→ ブリンカー継続使用+ダート中距離(2000m前後)で先行力が活かせる東京や中山コース。
特に軽い馬場での先行有利な状況なら、逃げ切りも十分視野に。 - 次走狙い度(★★★★☆):
集中力が増した今なら、条件次第で勝ち切れる。展開次第では頭まで期待。
サトノエピック(5着)
- レース振りのポイント:
道中は好位の内をキープし、最終コーナーでも勝ち馬ディープリボーンとほぼ同じ位置にいたが、直線でやや反応に遅れた。叩き2戦目で馬体が+8kgだったことを考えると、仕上がり途上の中でも見せ場は十分。トップハンデに近い57kgを背負いながら、4着争いを演じたことは高評価。直線でスペースがあれば3着内もあった。 - 次走で狙いたい条件:
→ 馬体を絞っての叩き3戦目+東京ダ2100mか中京1900mでの再チャレンジ。
ハンデが緩和されれば、さらにパフォーマンス向上が期待できる。 - 次走狙い度(★★★☆☆):
力は足りているが、位置取りや仕上がりに課題も。次走は馬体と展開次第。
アッシュルバニパル(7着)
- レース振りのポイント:
直線の伸び脚に注目。道中は中団のやや後方でじっと我慢し、直線入り口では外目に持ち出して鋭く伸びた。ただ、前が止まらない展開だったため、脚を余す形になったのが惜しい。ブリンカー着用で集中力はアップしており、もう一列前の位置を取れていれば上位争いも可能だった。 - 次走で狙いたい条件:
→ 展開が速くなりそうなレース+ブリンカー継続+広いコース(東京・阪神)での差し競馬。
特にペースが速いハイラップのレースなら浮上の可能性大。 - 次走狙い度(★★★★☆):
脚は確実。展開次第で突き抜ける力がある。位置取り一つで劇的に変わるタイプ。
総まとめコメント
今回のブリリアントステークスは、前残りの展開が勝負を分けるカギとなった一戦でした。そんな中で、「逃げて粘ったピュアキアン」、「トップハンデで崩れなかったサトノエピック」、そして「展開不利ながら差し脚が光ったアッシュルバニパル」は、いずれも次走注目すべき存在です。それぞれに適した条件下で再び狙えるタイミングが訪れるでしょう。
今後のレースで、これらの馬が人気薄で出走してくるようなら、ぜひ馬券に絡めてみてください。特に展開の読みと馬場状態を加味すれば、面白い馬券が組めるはずです。
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