負け馬に光を当てる!次走期待リスト(狙い度付き)
2025年4月30日、大井競馬場で行われた「東京プリンセス賞(S1)」は、やや重馬場の中、3歳牝馬たちが未来の女王の座を懸けて熱戦を繰り広げました。勝ったのは4番人気のベルグラシアス。中団から鮮やかに差し切り、価値ある1着を掴みました。
しかし、この結果の裏には惜しくも勝利を逃した実力馬たちが存在します。「展開に泣いた馬」「ポジション取りに悩んだ馬」「不利を受けながらも善戦した馬」──そんな彼女たちに、次こそは光を!
本記事では、「負け馬に光を当てる!」をテーマに、今回注目したい次走狙い馬を3頭ピックアップ。各馬についての「レース振りのポイント」「次走で狙いたい条件」「次走狙い度(★5段階評価)」を詳しく解説します。

🔥注目の次走期待馬(ピックアップ3頭)
① グレアネオンライト(2着)
レース振りのポイント
13番人気と全くのノーマークだったが、道中は中団外目から追走。3〜4コーナーで徐々に進出し、直線では鋭い伸びを見せて2着に食い込んだ。勝ち馬には及ばなかったものの、着差は2馬身半、内容は十分に評価できる。上がりも優秀で、実は今回のメンバー中2位の末脚(39.3秒)を記録している点は見逃せない。
次走で狙いたい条件
・中距離ダート(1,700m〜1,900m) ・地方交流重賞や南関内の牝馬限定戦 ・やや重〜良馬場(馬場の渋りがない方がベター)
次走狙い度:★★★★☆(4/5)
前走の内容を素直に評価して良い。内外のバランスが取れたコース取りで、一瞬の脚もしっかり持っていた。人気薄での好走だったが、次走はマークされる立場。だからこそ条件次第ではあえて穴狙いで再度狙いたい1頭。
② プラウドフレール(5着)
レース振りのポイント
スタートから先行策を選択し、3コーナーでは2番手まで進出。直線では一瞬先頭に立つ勢いも見せたが、最後は脚色が鈍り5着。とはいえ、最もタフな競馬を強いられた1頭で、道中のラップを見る限り、ペースを作った存在でもある。タイム差はわずか0.7秒差。先行勢の中では最も粘っていた。
次走で狙いたい条件
・逃げ・先行が有利な馬場 ・時計のかかるダート(重〜不良) ・小回りコースや逃げ馬に有利な番組
次走狙い度:★★★★★(5/5)
これは明確に展開に泣いたレース。もう少し息を入れられれば、馬券内には十分残れた。展開ひとつで着順が大きく変わるタイプだけに、逃げ馬不在のレースなどでは「アタマ」まで狙える存在。
③ エイシンナデシコ(4着)
レース振りのポイント
スタートをややゆったりと出たものの、すぐに中団のポジションを確保。道中は内々をロスなく立ち回り、直線では内から懸命に脚を伸ばしてきた。ラスト100mでは前を捕らえそうな勢いがあったが、外からの馬たちにやや進路をカットされるような場面も。タイム差は0.7秒差で、実際には見た目以上に接戦だった。
次走で狙いたい条件
・内枠有利のコース(船橋、大井) ・距離は1,600〜1,800m ・スムーズな競馬ができる状況(少頭数など)
次走狙い度:★★★☆☆(3/5)
地味ながら堅実な末脚を持つタイプで、器用さもある。着順だけ見るとインパクトは薄いが、競馬の内容としては評価できる。次走はもうワンランク軽いメンバーや牝馬限定のA2・B級クラスで要注目。
✅総まとめコメント
今回の東京プリンセス賞は、ペースがやや流れたことで、中団〜後方の馬にも十分なチャンスがあった展開。しかし、先行勢や内を立ち回った馬の中にも、目立たないながらも渋太い内容を見せた馬たちがいた。特にプラウドフレールのような「展開次第で全てが変わる」馬は、常にマークしておく価値あり。
次走ではオッズに惑わされず、展開や条件に合致した時こそ、積極的に「狙い撃ち」したい。特に地方競馬では展開予測と枠順の重要性が高く、今回紹介した3頭はまさに「条件がハマれば爆走必至」の素材。
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