負け馬に光を当てる！次走期待リスト（狙い度付き）
2025年4月26日（土曜）、京都競馬場で行われた「あやめ賞」は、晴天・良馬場のもと芝1,800mで開催。レースはスローペースからの瞬発力勝負となり、道中じっくり脚をためたキングメーカーがラストの末脚で突き抜けて快勝しました。
本記事では、惜しくも勝利を逃したものの、内容的には評価に値する馬たちをピックアップ。展開に泣いた馬、ポジション取りに課題があった馬など、「次走こそは！」と狙える馬を、★5段階の狙い度付きでご紹介します！
次走期待リスト：あやめ賞編
グラフィティアート（2着）
- レース振りのポイント
スタートから中団の内に構え、道中はロスなく運ぶ理想的なポジション取り。勝ち馬キングメーカーに対し、進路取りでわずかに遅れを取った分だけ差された印象。直線では外に持ち出し、鋭い脚で食らいついたが、あと一歩届かなかった。ラスト3Fは33.1秒と好内容で、現級での安定感は示した。 - 次走で狙いたい条件
・同距離または少し長め（1800〜2000m）
・広いコース（京都・東京）での瞬発力勝負
・中団待機できる展開が理想 - 次走狙い度：★★★★☆（4/5）
内容的には勝ちに等しく、位置取りのアヤで敗れた印象。再度同条件なら勝ち負け濃厚。特に広いコース＆スロー寄りの流れになれば、勝ち切る可能性も高い。
トリポリタニア（3着）
- レース振りのポイント
4コーナー手前ではやや動くタイミングが遅れた印象。最後は外から差を詰めたが、前が止まらない展開に泣いた。ラスト3Fは33.3秒と上位馬に劣らぬ脚を使っており、決して内容は悪くない。上位2頭との差はポジショニングの差で、能力差はわずか。 - 次走で狙いたい条件
・距離延長（2000m以上）
・ペースが流れる展開
・小回りでの立ち回り勝負より直線の長い競馬場 - 次走狙い度：★★★☆☆（3/5）
走りのフォームは綺麗で、伸びも十分。ただ、展開に左右されやすく、勝ち切るには一工夫必要。スタミナ寄りのレースやロングスパート戦なら再注目。
フォーキャンドルズ（4着）
- レース振りのポイント
道中は中団外を追走し、やや脚を使わされる形。直線では内にいた2頭に対して、外から懸命に追いすがったが、加速のロスが響いた。脚色は決して悪くなく、展開次第で一変可能な気配。馬体重も絞れており、状態は良かった。 - 次走で狙いたい条件
・内枠での競馬
・道中で脚を溜めやすい展開
・頭数少なめの競馬（8〜10頭立て） - 次走狙い度：★★★☆☆（3/5）
内容的には評価できるが、外を回されると力を出し切れない傾向。枠順や展開次第でアタマ争いに絡めるが、やや信頼度に欠ける面も。条件が揃えば馬券妙味あり。
総まとめコメント
あやめ賞はスローからの瞬発力勝負という典型的な京都外回りらしい流れとなりました。その中で敗れた馬たちの多くが、展開や位置取りの差で勝ち馬に及ばなかった印象。特にグラフィティアートは勝ちに等しい内容で、次走が同様の条件なら即狙いが可能。トリポリタニアも上位と互角の末脚を使っており、距離や展開次第で逆転のチャンスは十分。条件がハマれば好走が期待されるメンバーが揃っており、今後のレースでも注意深くチェックしたい。
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