負け馬に光を当てる!次走期待リスト(狙い度付き)
2025年4月27日(日)に京都競馬場で行われた【比良山特別(2勝クラス・芝2200m)】は、好天のもと、スローからの瞬発力勝負という展開に。勝ったキャントウェイトが中団から早め先頭で押し切る理想的なレース運びを見せた一方で、展開や位置取りに泣いた馬たちも少なくありませんでした。
本企画「負け馬に光を当てる!次走期待リスト」では、そうした“惜しくも敗れた馬たち”にフォーカスを当て、次走での巻き返しが期待できる注目馬をピックアップ。展開不利や内容の濃さに注目し、それぞれの「次走狙い度」を★で評価してご紹介します!
次走期待リスト(狙い度付き)
【1】エルディアブロ(2着)
レース振りのポイント:
スタートから好位に付け、最後までしっかりと脚を伸ばして1馬身1/4差の2着。勝ち馬が早めに動いて抜け出した展開で、自身は終始マークする形。上がり3F33.0秒という鋭さを見せながらも、どうしても届かない形になってしまった。7歳ながら衰えを感じさせない内容で、ブリンカー着用が功を奏した可能性も高い。
次走で狙いたい条件:
・中京や阪神などの直線が長めのコース
・スローペースからの瞬発力勝負
・ブリンカー継続着用なら評価アップ
次走狙い度:★★★☆☆(星3)
「年齢的に上積みは期待しづらいが、条件さえ合えば安定して走れるタイプ。展開や馬場に左右されにくいのも魅力。」
【2】バガン(3着)
レース振りのポイント:
スローペースの中、果敢にハナを切る展開。勝ち馬の強襲に交わされたものの、最後まで抵抗し3着に粘った粘り強さは評価に値する。斤量54kgで展開を作りに行った姿勢が光るレース。ラストまで脚が止まらなかった点は年齢を考えても高評価。
次走で狙いたい条件:
・開幕週や内枠での先行策
・やや軽めの馬場で粘り込みが可能な舞台
・同型不在で単騎逃げが叶うメンバー構成
次走狙い度:★★★★☆(星4)
「ハナを切るとしぶといタイプで、展開に左右されにくいのが魅力。次も内枠ならアタマまで狙える場面も!」
【3】フォーチュンコード(4着)
レース振りのポイント:
終始好位で脚を溜め、直線もバテることなく伸び続けた。ただし、勝ち馬・2着馬の瞬発力にはやや見劣りした印象。とはいえ、上がり33.5秒をマークしての4着は、展開ひとつで馬券内もあった内容。着差もわずかで、今後も安定感ある走りが期待できる。
次走で狙いたい条件:
・洋芝など時計のかかる馬場
・持久力勝負になりやすいローカルの小回りコース(函館・福島など)
・外枠より内目の枠でスムーズな位置取りが理想
次走狙い度:★★★☆☆(星3)
「地味ながら堅実。展開次第で馬券圏内は十分。混戦の2勝クラスでは価値ある存在。」
【4】モモンウールー(5着)
レース振りのポイント:
終始5番手でスムーズな競馬。直線では内からしぶとく脚を使ったが、最後はキレ負けした印象。牡馬相手に互角のレースを見せており、牝馬限定戦に戻ればさらに力を出せる可能性がある。
次走で狙いたい条件:
・牝馬限定戦
・1800m~2000mの距離短縮
・少頭数のレースで立ち回り重視の展開
次走狙い度:★★★★☆(星4)
「牝馬限定戦ならパフォーマンスが一変しても不思議はない。距離短縮での切れ味強化に期待。」
【5】ナイトスラッガー(6着)
レース振りのポイント:
馬体重+10kgの太め残り感があった中での出走。中団からレースを進め、終いは33.2秒の鋭い脚を使ったが、仕掛けのタイミングが少し遅れた印象。スムーズに運べていればもっと際どかった可能性もある。
次走で狙いたい条件:
・絞れてくれば明確な上積みあり
・広い東京芝コースなど、外差しが利く舞台
・軽ハンデ戦や休み明け2戦目
次走狙い度:★★★★☆(星4)
「叩き2戦目で絞れてくれば確実に変わる。展開次第で差し切りまで視野に入る一頭。」
総まとめコメント
比良山特別はスローからの切れ味勝負となり、道中の位置取りと瞬発力が結果を大きく左右しました。今回取り上げた5頭は、それぞれ敗因がはっきりしており、次走条件が合えば巻き返しが期待できる存在ばかり。とくに、展開やコース次第で一変可能な馬が多く、今後のレース選び次第で好配当の立役者になり得ます。メモ必須のリストです!
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