浦和11R ネクストスター東日本 競馬予想
2025年3月19日に、浦和競馬場で行われる「ネクストスター東日本 S3」は、地方競馬の3歳有望馬が集う重賞レース。ダート1400m戦とあって、スピードと持続力が求められる一戦だ。ここでは、出馬表をもとに独自の視点から予想を展開する。
◎(本命)⑫ ガバナビリティー
(父:シニスターミニスター、厩舎:佐藤裕太)
選定理由
- 安定した先行力
前走「ニューイヤーカップ」では2着と好走。先行して粘り強く走る競馬が持ち味で、逃げ・先行が有利な浦和1400mの舞台は好材料だ。 - 高い持続力
これまで1600m・1700m戦でも上位争いを繰り広げており、1400mへの短縮はむしろプラスと見る。船橋の重賞・平和賞(1600m)でもウィルオレオと0.1秒差の2着と、距離適性の幅広さがうかがえる。 - 矢野貴之騎手への乗り替わり
今回は南関東のトップジョッキー矢野貴之騎手に乗り替わり。浦和の小回りコースでの立ち回りに長けた騎手だけに、前々での競馬を確実に展開できそうだ。 - 持ち時計の優秀さ
1500mを1:35.9(重)で走っており、時計的にも十分通用。前半からペースが流れれば、先行押し切りが可能だろう。
○(対抗)⑪ ライトスリー
(父:City of Light、厩舎:小久保智)
選定理由
- 前走の内容が秀逸
前走は1500m戦で3着ながら、逃げてラスト100mまで粘る競馬。ラップタイムを見ると前半のペースが厳しかったが、それでも粘り込んだ点を評価できる。 - 浦和の実績とスピード
過去に浦和1400m戦で1:28.8(稍重)を記録しており、同条件での適性は十分。浦和競馬場での経験が豊富なのも強みだ。 - 笹川翼騎手の手腕
地方競馬のトップジョッキーであり、逃げ馬を積極的に動かす騎手。内枠なら主導権を握りやすく、ペースをコントロールすることで逃げ粘りの展開も考えられる。
▲(単穴)⑧ アッカーマン
(父:シニスターミニスター、厩舎:川島正一)
選定理由
- スピード能力の高さ
前走ニューイヤーカップでは3着。浦和1500m戦で1:36.1(重)を記録しており、時計的にも上位。 - 本田正重騎手の手綱さばき
本田騎手とのコンビで4勝。前走でも3着に好走しており、手が合っている点はプラス材料。 - 積極的な競馬ができる点
今回は同型が多いが、揉まれずにレースを進められれば持ち味を発揮できる。逃げ・先行策がハマれば一発も。
★(特注)⑥ アサガオ
(父:モーニン、厩舎:繁田健一)
選定理由
- 短距離適性の高さ
800m戦で3連勝中。今回は1400m戦に距離延長となるが、スピードに任せた競馬ができれば面白い存在。 - 逃げて結果を出している
800m戦ではいずれもハナを奪って押し切る形。今回の距離延長で折り合いが鍵となるが、単騎逃げが叶えば粘り込みも十分あり得る。 - 未知の魅力
1400m戦の実績はないが、スピード能力の高さは明らか。軽視は禁物な一頭だ。
△(連下候補)
△② ハセノブライアン
- 1200m戦での実績は十分。距離延長がプラスに働けば。
△④ エレファントラン
- 先行力があり、前々で運べる点が魅力。粘り込みを警戒。
△⑦ アステローペ
- 差し馬ながら、展開次第では突っ込んでくる可能性あり。
展開予想
前半
- 逃げ候補は【6 アサガオ】【11 ライトスリー】【8 アッカーマン】とスピード馬が揃う。
- 1400m戦で前半600m通過は34秒台が想定され、ハイペースになりやすい。
中盤
- 3コーナーで先行勢が脚を溜めに入り、直線勝負へ。
- 先行馬のペースが落ちると差し馬勢(12 ガバナビリティー、7 アステローペ)が台頭する。
直線
- 先行馬が粘る中、【12 ガバナビリティー】が外から差し切り勝ちのシナリオが濃厚。
- 【11 ライトスリー】が粘り込み、最後に【8 アッカーマン】が追い上げる展開を想定。
まとめ
本命◎ ガバナビリティー(12)
対抗○ ライトスリー(11)
単穴▲ アッカーマン(8)
特注★ アサガオ(6)
連下△ ハセノブライアン(2)、エレファントラン(4)、アステローペ(7)
今回のレースは、前半のペースが鍵。先行馬が揃っているが、終いの脚がしっかりしている馬が有利と判断。本命の ガバナビリティー は立ち回りの巧さと持続力を兼ね備えており、勝ち負け必至と見る。
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