2025年3月15日、中山競馬場で行われたアネモネステークス（L）は、トワイライトシティ（横山武史騎手）が1:35.7のタイムで快勝し、桜花賞戦線に向けて大きな一歩を踏み出した。
人気のアルメントフーベルやプリムツァールを抑えての勝利となったこのレース。ここでは、各馬のレース内容や見どころを詳しく振り返る。
【レース結果と概要】トワイライトシティが堂々の競馬で優勝！
アネモネSは桜花賞（G1・阪神1600m）へのトライアル戦ではないものの、毎年有力な牝馬が出走する重要なリステッド競走。
今年もクラシック戦線を狙う3歳牝馬が集結し、最後まで激しい競り合いが繰り広げられた。
レース概要
- 日程：2025年3月15日（土）
- 開催：中山競馬場（2回中山5日）
- 距離：芝1600m（外回り・右）
- 天候：曇
- 馬場状態：良
最終着順
| 着順 | 馬番 | 馬名 | 騎手 | タイム | 着差 | 人気 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | トワイライトシティ | 横山武史 | 1:35.7 | – | 4 |
| 2 | 6 | プリムツァール | 津村明秀 | 1:35.8 | 1/2 | 3 |
| 3 | 8 | アルメントフーベル | C.ルメール | 1:35.8 | クビ | 1 |
| 4 | 9 | ホウオウショコラ | 大野拓弥 | 1:35.9 | クビ | 9 |
| 5 | 12 | ピコローズ | 田辺裕信 | 1:35.9 | ハナ | 2 |
【勝ち馬トワイライトシティの強さ】好位抜け出しの完璧な競馬！
今回のレースを制したのは、エピファネイア産駒のトワイライトシティ。
横山武史騎手が騎乗し、3番手からスムーズに抜け出す完璧なレース運びで勝利を掴んだ。
トワイライトシティのレース運び
- スタート後はスムーズに3番手につける
- 道中もリズム良く追走し、無理のない走り
- 直線に入るとしっかりと伸びて前を捉える
- 最後は後続の猛追を振り切り、1着でゴール
上がり3ハロンは35.0秒と目立つものではなかったが、しっかりと先行して押し切る強さを見せた点が評価できる。
【トワイライトシティの血統】エピファネイア×エセンテペの良血
- 父：エピファネイア（ジャパンカップ勝ち馬、デアリングタクトなど輩出）
- 母：エセンテペ（海外で活躍した馬）
- 生産牧場：高橋ファーム
エピファネイア産駒らしい持続力のある末脚を武器に、今後もクラシック戦線での活躍が期待される。
【2着プリムツァールの惜しい競馬】展開次第では勝てた？
2着に入ったのは、津村明秀騎手騎乗のプリムツァール。
最後はクビ差届かなかったものの、直線で目立つ末脚を発揮した。
プリムツァールのレース内容
- 道中は9番手と中団後方で待機
- 直線では最速の34.6秒の末脚を繰り出す
- しかし、あと一歩届かず2着
「展開が向けば勝てたのでは？」という声もあったが、トワイライトシティを交わすまでには至らなかった。
【1番人気アルメントフーベルの敗因】後方からの競馬が裏目に？
1番人気に支持されていたアルメントフーベル（C.ルメール騎手）は、最速の34.3秒の上がりを使いながらも3着に敗れた。
アルメントフーベルのレース内容
- スタート後は後方12番手で待機
- 直線で大外から追い込むも届かず3着
- 位置取りの差が影響した可能性
道中の位置取りが後ろすぎたため、前が止まらない展開では差し届かなかった。今後のレースで巻き返しに期待したい。
【今後の展望】桜花賞戦線を占う一戦だったか？
今年のアネモネSは、トワイライトシティの強さが際立つレースだったが、2着・3着馬も十分に見せ場を作った。
桜花賞に向けた評価
- トワイライトシティ：展開次第ではG1でも通用する可能性あり
- プリムツァール：持ち味の末脚を生かせるかどうかが鍵
- アルメントフーベル：阪神コースなら巻き返しのチャンス十分
特に、阪神芝1600mは差し馬に有利な傾向があるため、アルメントフーベルの巻き返しには要注意だ。
【まとめ】アネモネSはクラシックへの大事な一戦！今後の活躍に期待！
2025年のアネモネステークスは、トワイライトシティの完勝で幕を閉じた。
この結果を受けて、桜花賞を始めとする春のクラシック戦線がますます楽しみになる。
今後のトワイライトシティやプリムツァール、アルメントフーベルの活躍に期待したい。
よくある質問（FAQ）
Q1. トワイライトシティの次走はどこ？
→ 現時点では未定だが、桜花賞（G1）に向かう可能性が高い。
Q2. アネモネステークスの過去の勝ち馬は？
→ 過去にはアーモンドアイやソダシなどが勝利している。
Q3. アルメントフーベルの敗因は？
→ 道中の位置取りが後ろすぎたため、届かなかった可能性がある。
Q4. 桜花賞で狙いたい馬は？
→ トワイライトシティ、プリムツァール、アルメントフーベルに注目。
Q5. 今後注目の3歳牝馬は？
→ クラシック路線では、阪神ジュベナイルF組やチューリップ賞組の馬にも注目したい。
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