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京成盃グランドマイラーズ(S1):フォーヴィスムが接戦を制し重賞2勝目!

京成盃グランドマイラーズ(S1):フォーヴィスムが接戦を制し重賞2勝目!
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2025年3月11日、船橋競馬場で行われた第28回 京成盃グランドマイラーズ(S1)は、2番人気のフォーヴィスム(牡7、川崎・内田勝義厩舎)が、1番人気ムエックスとの激しい叩き合いを制し、見事に勝利を飾った。本記事ではレースの詳細を振り返るとともに、各馬のパフォーマンスを分析し、今後の展望についても考察していく。


船橋競馬場 動画・映像 2025年03月11日 11R 京成盃グランドマイラーズ(S1):楽天競馬

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レース概要:激戦のマイル決戦

船橋1600mの条件と当日のコンディション

今回の舞台は船橋競馬場のダート1600m。左回りの小回りコースで、スタート直後からポジション争いが重要となる。

  • 天候:曇り
  • 馬場状態:良

時計の出やすいコンディションではあったが、道中は緩急のついた展開となった。

レースの流れと展開

スタート後、果敢にハナを奪ったのはリンゾウチャネル(7番人気)。9歳馬ながらも積極的な競馬を見せ、前半のペースを作った。
1コーナーではリンゾウチャネル、ムエックス、ギガキングが前に出て、その後ろにフォーヴィスムが控える形となった。

道中は**平均ペース(Mペース)**で進行し、1000m通過は1分02秒0。後方勢にはやや厳しい流れとなった。


勝負の分かれ目:ラスト600mの攻防

3コーナーを過ぎると、ムエックスが手応え良く前を捉えに動き、4コーナーではリンゾウチャネルを交わし先頭へ。
フォーヴィスムも外からスムーズに進出し、直線ではこの2頭による一騎打ちの様相を呈した。

最後の直線、粘るムエックスにフォーヴィスムが並びかけ、馬体を合わせたままゴールへ!
結果はわずかクビ差でフォーヴィスムが差し切り、堂々の重賞制覇となった。


勝ち馬フォーヴィスムの強さ

安定感抜群の競馬で重賞2勝目

フォーヴィスムは**前走の報知グランプリカップ(S3・3着)**からの巻き返しに成功。

  • スタートから道中の位置取りが絶妙
  • 最後の直線では抜群の勝負根性
  • 前半のペースにも無理せず対応

これらの点が勝因となった。斤量57kgを背負いながらも、安定した走りを見せた点は評価に値する。

今後の展望

フォーヴィスムはダート中距離路線での活躍が期待される馬で、今後のターゲットとして**かしわ記念(Jpn1・船橋1600m)**が有力視される。
また、地方交流重賞にも積極的に参戦する可能性があり、引き続き注目が必要だ。


2着ムエックス:1番人気の意地を見せるも僅差で敗北

1番人気に支持されたムエックスは、惜しくも2着。

  • 道中は2番手で折り合い、リズム良く追走
  • 直線では一旦は抜け出したが、僅かに差される

38.3秒の上がりタイムが示すように、最後まで粘る競馬を見せたが、クビ差届かずの惜敗となった。


3着リンゾウチャネル:9歳馬の健闘

今回のダークホースとも言えるのが、リンゾウチャネル(7番人気・46.1倍)
逃げの戦法でレースを作り、最後まで粘って3着に入る健闘を見せた。
38.8秒の上がりを要したことが影響し、勝ち負けには加われなかったが、今後も地方のマイル戦線で注目すべき1頭だ。


その他注目馬の評価

4着 サンテックス(3番人気)

  • 終始中団からの競馬
  • 直線では伸びを見せたが、前2頭には届かず
  • 今後もオープンクラスで安定した成績が見込める

5着 ギガキング(6番人気)

  • 馬体重が+6kgとやや重め
  • 位置取りは良かったが、直線での伸びが足りず
  • 今後の仕上がり次第で巻き返しの可能性あり

払戻金と配当分析

単勝・馬連は堅め、3連単はまずまずの配当

  • 単勝 9番 450円(2番人気)
  • 馬連 6-9 270円(1番人気)
  • 3連単 9-6-4 5,820円(19番人気)

3連単は人気薄のリンゾウチャネルが3着に入ったことでやや波乱となったが、基本的には上位人気馬が順当に上位を占める結果となった。


今後の注目ポイント

フォーヴィスムのさらなる飛躍

今回の勝利でフォーヴィスムは重賞2勝目
次走でJpn1やJpn2のレースに挑む可能性もあり、どこまで活躍できるか注目される。

ムエックスの巻き返しなるか

1番人気ながら惜敗したムエックス。
次走でリベンジを果たせるかどうか、今後のローテーションに注目が集まる。


まとめ

  • フォーヴィスムがムエックスとの叩き合いを制して優勝!
  • ムエックスは惜敗も内容は良好、次走に期待
  • 9歳馬リンゾウチャネルの逃げ粘りが光る3着
  • 3連単は5,820円の中波乱決着
  • 今後の船橋マイル戦線、かしわ記念を視野に入れた戦いが続く

地方ダートの中距離王者争いが、ますます激しくなること間違いなしだ。

京成盃グランドマイラーズ(S1)回顧・続編:各馬の詳細分析と今後の展望

前回の記事では、フォーヴィスムの勝利を中心にレース展開を振り返りました。本記事ではさらに詳細な分析を行い、各馬の評価、今後の可能性、そしてレース全体の傾向について掘り下げていきます。


出走馬の詳細分析

1着:フォーヴィスム(牡7・内田勝義厩舎)

  • 通算成績:23戦8勝(地方:4勝)
  • 血統:父ドゥラメンテ × 母アートプリンセス
  • 獲得賞金:約1億267万円(中央+地方)
  • レース内容:中団待機策からの差し切り勝ち

評価:★★★★☆(4.5/5)
今回の勝利は「展開の利を受けた」というよりも、「能力の高さを示した」内容だった。先行勢がある程度流れを作る展開の中、外からしっかり脚を伸ばし、ゴール前でムエックスをクビ差かわす勝負根性を見せた。7歳という年齢ながら、馬体重は546kg(+6kg)と充実しており、衰えを感じさせない。

今後の展望

  • かしわ記念(Jpn1・1600m)出走の可能性
  • マイル~1800mの地方重賞で引き続き上位争い
  • 船橋・川崎の相性が良く、同条件なら信頼度高め

2着:ムエックス(牡7・張田京厩舎)

  • 通算成績:19戦9勝
  • 血統:父シニスターミニスター × 母クロワラモー
  • レース内容:先行策から抜け出すもクビ差惜敗

評価:★★★★☆(4/5)
1番人気に推されたムエックスは、序盤から積極的な競馬を見せ、4コーナーでリンゾウチャネルを交わして先頭に立った。しかし、最後の直線でフォーヴィスムの猛追を受け、惜しくも2着に敗れた。

今後の展望

  • 次走での巻き返しに期待(S1・S2クラス)
  • マイル戦線で引き続き上位争いの可能性
  • 展開次第では重賞制覇も十分視野に

3着:リンゾウチャネル(牡9・荒山勝徳厩舎)

  • 通算成績:49戦11勝
  • 血統:父アイルハヴアナザー × 母キョウエイエルメス
  • レース内容:逃げの展開を作り、粘り込んで3着確保

評価:★★★☆☆(3.5/5)
9歳という年齢ながら、今回のレースでは最内から積極的な逃げを打ち、最後まで粘り込んだ。**直線でムエックスとフォーヴィスムに交わされたものの、後続を振り切っての3着は評価できる。**船橋の1600mは比較的合っており、展開次第ではまだまだ馬券圏内に食い込める可能性がある。

今後の展望

  • 展開次第では今後も重賞で穴を開ける存在
  • 高齢ながらも衰え知らず、南関東マイル路線で引き続き注意
  • 積極的な競馬ができるレースでは一発の可能性

9歳ながらも粘り強い競馬を見せたリンゾウチャネル。今後もマイル重賞で好走するチャンスは十分ある。特に展開が向けば、再び馬券圏内を狙えるだろう。


4着:サンテックス(牡5・山下貴之厩舎)

  • 通算成績:17戦6勝
  • 血統:父エスポワールシチー × 母エイシンアーク
  • レース内容:中団追走から伸びきれず4着

評価:★★★☆☆(3/5)
3番人気に推されるも4着に敗れたサンテックス。道中は中団のポジションをキープしながら直線で伸びを見せたが、前を捉えるまでには至らなかった。決して悪い競馬ではなかったが、トップレベルの相手と戦うには、もう少し切れ味が欲しいところ。

今後の展望

  • オープン特別やS2クラスでの巻き返しに期待
  • 直線の長い競馬場(大井・川崎)で本領発揮の可能性
  • 馬場が渋った際にパフォーマンス向上の可能性も

5着:ギガキング(牡7・稲益貴弘厩舎)

  • 通算成績:32戦9勝
  • 血統:父トランセンド × 母ディアコメット
  • レース内容:中団からの競馬も伸びきれず

評価:★★★☆☆(3/5)
ギガキングは今回のレースで中団からの競馬を選択。直線では脚を使ったものの、上位争いには加われなかった。仕上がりがやや重かった可能性もあり、次走での巻き返しに期待したい。

今後の展望

  • S2クラスのレースで狙い目
  • 1800m以上の距離で力を発揮する可能性
  • 次走での調整具合を確認しつつ、馬券妙味を狙う

京成盃グランドマイラーズのレース傾向

今回のレースから、船橋1600mの重賞で好走するためのポイントを考察する。

1. 先行勢が有利だが、差し馬も台頭

  • 4コーナーで前目にいる馬が上位に残る傾向
  • しかし、今回はフォーヴィスムのような差し馬も勝ち切る展開
  • ペース次第で差し馬にもチャンスあり

2. 船橋1600mは立ち回りが重要

  • スタート後の位置取りが勝敗を左右
  • 4コーナーでスムーズに外に出せる馬が強い
  • 逆に、馬群に包まれると厳しい展開になりやすい

3. 地方の実績馬が好走しやすい

  • 船橋や川崎での実績がある馬が有利
  • 中央転入組よりも、地方重賞での経験が生きる

今回のレースでも、南関東で実績のあるフォーヴィスムとムエックスが上位を占めた。この傾向は今後の船橋マイル戦線でも続く可能性が高い。


今後の注目レース

京成盃グランドマイラーズを終え、地方競馬のマイル重賞戦線はさらに激化する。今後注目すべきレースをいくつか紹介する。

1. かしわ記念(Jpn1・船橋1600m)

  • 開催日:2025年5月
  • 中央馬との対決が見どころ
  • フォーヴィスムが出走すれば注目の一戦

2. マイルグランプリ(S1・大井1600m)

  • 開催日:2025年秋頃
  • 地方マイル戦線の最重要レースのひとつ
  • ムエックスやサンテックスの出走が期待される

3. 武蔵野オープン(S3・浦和1400m)

  • マイル戦の前哨戦的なレース
  • 地方の短距離~マイル馬が集結

まとめ

  • フォーヴィスムが差し切り勝ち、今後の活躍が期待される
  • ムエックスは惜敗も高いパフォーマンスを見せた
  • リンゾウチャネルの粘り強さは今後も要注目
  • 船橋1600mは立ち回りと展開がカギ
  • かしわ記念をはじめ、今後の地方マイル戦線に注目

南関東マイル路線は、引き続きフォーヴィスムを中心に混戦模様が続く。今後のレースでも、どの馬が台頭してくるのか楽しみだ。

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