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フィリーズレビュー(GⅡ):ショウナンザナドゥが鮮やかに差し切る!

フィリーズレビュー(GⅡ):ショウナンザナドゥが鮮やかに差し切る!
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3歳牝馬のスプリント戦線を占う重要な一戦、第59回報知杯フィリーズレビュー(GⅡ)が2025年3月8日、阪神競馬場の芝1400mで行われた。桜花賞(GⅠ)への重要なステップレースとして、多くの注目馬が集まるなか、ショウナンザナドゥが見事な差し切り勝ちを収めた。レースの詳細を振り返る。


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レース概要

  • 開催日: 2025年3月8日(土)
  • 開催場: 阪神競馬場
  • 距離: 芝1400m(右回り)
  • 天候:
  • 馬場状態:
  • 出走頭数: 18頭
  • 1着賞金: 5200万円

レース展開と回顧

前半の展開:ハイペースの流れに

スタート直後から先手を奪ったのは、ドゥアムール(松若風馬)。2番手にはアオイレーギーナ、ホーリーブラッサムが続き、好位には1番人気ルージュラナキラと、ボンヌソワレがつけた。最初の3ハロンは**「12.0 – 10.2 – 11.0」**と、かなりのハイペース。特に2ハロン目の「10.2秒」というラップからも、先行馬にとって厳しい展開になったことがわかる。

中盤:先行勢に厳しい展開

4コーナーに向かう段階で、前を行くドゥアムール、アオイレーギーナ、ホーリーブラッサムの脚色が鈍る。代わって、好位から抜け出しを狙うルージュラナキラとボンヌソワレが押し上げる。ここで後方から勢いよくポジションを上げてきたのがショウナンザナドゥとチェルビアットだった。

直線:ショウナンザナドゥの豪脚炸裂

残り200mを切ると、前にいたボンヌソワレが先頭に立ったが、外から**ショウナンザナドゥ(池添謙一)**が一気に差を詰め、ラスト50mで抜け出した。ゴール前ではチェルビアットが猛追したが、3/4馬身差でショウナンザナドゥが押し切って勝利を収めた。3着には粘ったボンヌソワレが入った。


勝ち馬・ショウナンザナドゥの強さの理由

① 充実の成長を見せた馬体

ショウナンザナドゥは前走から+10kgと馬体を成長させてレースに臨んだ。この馬体の増加が、今回の力強い末脚につながった可能性が高い。阪神芝1400mという舞台でも、最後までしっかりと脚を伸ばした。

② 池添謙一騎手の冷静な騎乗

池添騎手は序盤に無理せず、中団から進める冷静な判断を下した。ペースが速くなることを予測し、最後に末脚を爆発させる戦法が見事にハマった。

③ スタミナとスピードのバランス

父キズナ譲りのスタミナと、母ミスエーニョ由来のスピードが融合し、1400m戦で最適な走りを見せた。桜花賞(GⅠ)でも十分に戦える素質を感じさせる内容だった。


注目馬の評価と今後の展望

2着:チェルビアット(14番人気)

14番人気という低評価ながら、直線での末脚は強烈だった。今回ブリンカーを着用したことで集中力が増した可能性がある。距離延長よりは1400m向きのタイプかもしれない。

3着:ボンヌソワレ(7番人気)

4番手追走から直線で一度は先頭に立つ強い競馬を見せた。テンの速さがあり、前々で粘れるタイプなので、距離短縮の1200m戦も面白い。

1番人気6着:ルージュラナキラ

1番人気に推されたが、直線で伸びきれず6着。道中の追走で脚を使った影響もありそうだ。距離適性の再確認が必要かもしれない。

2番人気12着:インプロペリア

ルメール騎手を迎えて期待されたが、直線で失速。序盤から前に行き過ぎた可能性があり、控える競馬が合うタイプかもしれない。


払戻金と波乱の結果

今回のフィリーズレビューは、大荒れの結果となった。特に馬連39,270円、3連単543,240円と超高配当を記録。14番人気チェルビアットの激走が波乱を呼んだ。

  • 単勝: 13番 670円(3番人気)
  • 馬連: 13-14 39,270円(73番人気)
  • 3連複: 5-13-14 101,130円(237番人気)
  • 3連単: 13-14-5 543,240円(1333番人気)

次走の注目ポイント

① ショウナンザナドゥは桜花賞で好走できるか?

今回の末脚を考えると、1600mの桜花賞(GⅠ)でも十分に通用しそうだ。ただし、ペースが落ち着いた場合は差し届かないリスクもあるため、展開がカギを握る。

② チェルビアットの今後

今回は低評価ながら2着と健闘したが、1400m戦向きの可能性が高い。桜花賞よりもNHKマイルカップ(GⅠ)や短距離戦での活躍が期待される。

③ ボンヌソワレは距離短縮が吉か?

先行力を活かすなら、今後は1200m戦線も視野に入るだろう。スプリント戦線での活躍に期待したい。


まとめ

第59回報知杯フィリーズレビュー(GⅡ)は、ショウナンザナドゥが豪快な差し切り勝ちを収めた。桜花賞へ向けて重要な一戦となる本レースで、今後の牝馬クラシック戦線の勢力図が見え始めた。この結果を踏まえて、次戦以降の馬たちの動向に注目したい。


よくある質問(FAQs)

Q1. ショウナンザナドゥは桜花賞で勝てる可能性はある?
A. 末脚は魅力的だが、1600mの流れに対応できるかがポイント。

Q2. フィリーズレビューの勝ち馬は桜花賞で活躍する?
A. 過去には活躍馬もいるが、スプリンター気質の馬が多いため成績はまちまち。

Q3. 波乱の決着だったが、次戦で狙うべき馬は?
A. ボンヌソワレは安定した走りを見せたので、次走でも注目したい。

Q4. インプロペリアの敗因は?
A. 先行して脚を使いすぎた可能性が高い。

Q5. 今後の注目馬は?
A. ショウナンザナドゥとボンヌソワレは、今後のレースでも期待できそうだ。

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