エンブロイダリーが堂々の勝利!
2025年2月15日、東京競馬場で行われた第60回デイリー杯クイーンカップ(GⅢ)。3歳牝馬限定の一戦で、クラシック戦線に向けた重要な前哨戦となる本競走は、良馬場の芝1600mで行われた。勝ったのはC.ルメール騎乗のエンブロイダリー(3番人気)。鋭い決め手を発揮し、2着のマピュースに2馬身半の差をつける圧勝劇を演じた。
レース展開
序盤:ロートホルンが主導権を握る

ゲートが開くと、最内枠のロートホルン(横山武史騎手)が果敢にハナを主張。エンブロイダリーもこれに並ぶ形で好位を確保し、ティラトーレが3番手で続いた。前半600mは34.2秒と平均ペースで進み、好位勢がやや縦長の展開を作り出した。
中盤:徐々に動く先行勢

向こう正面では、(*5,7)8(3,4,14)(6,12)2(1,9)-13-10,11の隊列で進行。ロートホルンとエンブロイダリーが並ぶ形で3コーナーに差し掛かると、ティラトーレ、ショウナンザナドゥ、ミラーダカリエンテがその後ろで虎視眈々と前を窺う。
直線:エンブロイダリーの独壇場

直線に入ると、ロートホルンが懸命に粘るものの、エンブロイダリーが残り400mでギアを上げ、一気に突き放す。追いすがるマピュースやエストゥペンダも末脚を伸ばしたが、エンブロイダリーの勢いを止めるには至らず、最後は2馬身半の差をつけてゴール板を駆け抜けた。
勝ち馬エンブロイダリーの強さ
エンブロイダリーは父アドマイヤマーズ、母ロッテンマイヤーという良血馬。前走の未勝利戦を快勝し、勢いそのままに重賞初制覇を成し遂げた。
レース後、C.ルメール騎手は「道中の手応えは抜群だった。直線でしっかり伸びてくれて、余裕を持って勝つことができた」とコメント。クラシック本番に向けて大きな一歩を踏み出した。
2着以下の馬たちの評価
2着:マピュース(8番人気)
道中は7番手追走から、直線でしぶとく伸びるも、勝ち馬には届かず。とはいえ、人気薄ながらも堅実な競馬を見せた点は高評価。
3着:エストゥペンダ(6番人気)
後方待機策から直線で馬群を割り、最速の上がり34.3秒をマーク。展開次第では上位争いに加われるだけのポテンシャルを示した。
4着以下の注目馬
- コートアリシアン(4着):道中7番手から上がり34.8秒と堅実な走り。
- スライビングロード(5着):調教師・福永祐一師にとって重賞挑戦の中で健闘。後方からの伸び脚は光る。
- マディソンガール(6着):1番人気ながら中団待機策で伸び切れず。
レース結果と払い戻し
着順 | 馬名 | 騎手 | 単勝人気 |
---|---|---|---|
1着 | エンブロイダリー | C.ルメール | 3人気 |
2着 | マピュース | 田辺裕信 | 8人気 |
3着 | エストゥペンダ | 三浦皇成 | 6人気 |
単勝7番エンブロイダリーは490円の払い戻し(3番人気)。馬連6-7は5,650円と好配当を記録し、3連単7-6-13は103,960円と高額配当となった。
今後の展望
エンブロイダリーはクラシック戦線に向けて大きなステップを踏んだ形となった。1600mの適性も十分に示しており、今後は桜花賞を視野に入れたローテーションが組まれる可能性が高い。2着のマピュース、3着のエストゥペンダもこのレース内容なら重賞戦線での活躍が期待できる。
次なる戦いに向け、各馬の成長と動向に注目したい。
COMMENT みんなのコメント欄
「3歳牝馬の熱戦!エンブロイダリーが快勝!」
🏆 デイリー杯クイーンカップ(GⅢ) 🏆
波乱の3歳牝馬戦線!
1,600mの戦いを制したのは…
🔥 エンブロイダリー! 🔥
C.ルメール騎乗の3番人気馬が
圧巻の末脚で完勝!
💨 直線抜け出し 1:32.2の好タイム!
2着マピュースに 2馬身半差!
🏇 アドマイヤマーズ産駒の新星誕生!
ノーザンファーム生産、シルクレーシング所有
クラシック戦線での活躍に期待!
💰 波乱の馬券結果!
馬連 5,650円(23番人気)
3連単 103,960円(331番人気)!
🎤 ルメール騎手コメント
「とても良い走り!次も楽しみです!」
今後の牝馬クラシック戦線で
この馬を見逃すな!🔥