オーサムリザルトが圧巻のパフォーマンス!
2025年2月11日、船橋競馬場で行われたクイーン賞(Jpn3・ダート1800m)。今年の主役は、単勝1.2倍の圧倒的1番人気に支持されたオーサムリザルト(牝5・武豊騎乗)だった。デビュー以来無敗を誇るこの実力馬が、またしてもその力を見せつける形となった。
船橋競馬場 動画・映像 2025年02月11日 11R :楽天競馬
レース展開
スタートから先行争い
レースは6番アンモシエラが果敢にハナを主張。これにオーサムリザルトが並ぶ形で2番手につけ、5番フェブランシェ、4番テンカジョウも前につける。8番キャリックアリードも中団やや前に位置し、最後方には2番ドライゼと1番ポルラノーチェ。
中盤戦:淡々と進むペース
ペースは平均的な流れで、1000m通過タイムは1分2秒6。前を行くアンモシエラが淡々と刻む展開に、オーサムリザルトは無理に仕掛けることなくじっくりと追走。3コーナーでは依然としてアンモシエラが先頭だったが、オーサムリザルトは並走し、いつでも抜け出せる態勢に。
最後の直線:王者の貫禄
直線に向くと、武豊騎手が軽く仕掛けたオーサムリザルトがギアを上げ、アンモシエラをあっさりと交わす。その後ろからテンカジョウが伸びてきたが、前を捉えるには至らず。オーサムリザルトは最後まで危なげなくリードを保ち、1馬身差でゴール。1分52秒4の時計で堂々の無敗継続を果たした。
各馬の評価
1着 オーサムリザルト(牝5・武豊)
名実ともに女王の貫禄。全8戦8勝のパーフェクトレコードを更新し、重賞4勝目を達成した。道中の折り合いも完璧で、直線では余裕のある競馬。斤量57kgを背負いながらもこの勝ちっぷりは、今後の更なる飛躍を予感させる。
2着 アンモシエラ(牝4・横山武史)
果敢に逃げて粘り込む競馬を見せた。56.5kgを背負ってのこの内容は評価できる。特に、道中のペースコントロールが絶妙で、最後まで食い下がる粘り強さを発揮した。
3着 テンカジョウ(牝4・国分優作)
道中は4番手につけ、終始スムーズな競馬。直線ではしっかりと伸びたが、前を交わすには至らなかった。それでも能力の高さは示しており、次走も注目したい1頭。
4着 キャリックアリード(牝6・御神本訓)
8ヶ月ぶりの実戦だったが、しっかりとした脚を使い、勝ち馬とはクビ差。次走以降、叩かれた上積みが見込める。
5着 フェブランシェ(牝5・吉原寛人)
積極的な競馬を見せたが、最後は伸びきれず。それでも差のない競馬をしており、展開次第では上位争いも可能。
レース総評
オーサムリザルトの力が一枚も二枚も上だった。無敗のまま8連勝を達成し、改めてその強さを示した。次走はどこを使うのか注目が集まる。また、アンモシエラとテンカジョウも内容のある競馬を見せ、今後の牝馬ダート戦線を盛り上げていく存在になりそうだ。
次なる舞台でどのような戦いが繰り広げられるのか、引き続き注目したい。
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