ページェントが圧巻の勝利!ダート1600mを制す
2025年2月4日、笠松競馬場で行われた第49回ゴールドジュニア(SP2)は、2番人気のページェント(友森翔太騎手)が1:43.8のタイムで優勝を飾った。2着にはケイズレーヴ、3着にはノリノリブリランテが入線し、人気上位馬が堅実な走りを見せた。
笠松競馬場 出馬表 | 2025/02/04 10R :楽天競馬
スタートからの展開
レースはセンゴクブショウが好スタートを切り、ハビビ、ゴーゴーバースデイ、ブリスタイムらと共に先団を形成。一方、勝ち馬ページェントは中団からの競馬を選択し、じっくりと流れを見極めながら進んだ。2コーナーでは1,3,5,6,9が前を占める形となり、ページェントはまだ中団待機の位置取り。
レース中盤~最終コーナー
3コーナーにかけて、レースが大きく動いた。ケイズレーヴが一気に進出し、先頭に立つと、その後ろからページェントとノリノリブリランテが猛追を開始。4コーナーではケイズレーヴが先頭を守るも、ページェントが2番手に浮上し、ノリノリブリランテがそれを追う形となった。
直線勝負
最後の直線では、ケイズレーヴが懸命に粘るも、ページェントがその外から力強く差し切り、3/4馬身差で勝利を収めた。ノリノリブリランテも食い下がったが、ケイズレーヴには届かず3着。圧倒的1番人気のミランミランは、4コーナー手前で後退し、直線では伸びを欠き9馬身差の4着に終わった。
勝因と敗因分析
ページェントの勝因は、展開をしっかり読んだ友森翔太騎手の好騎乗と、最後の直線での爆発力にあった。前半で無理せず脚を溜め、勝負どころでしっかり動き、最後は余裕を持って差し切る競馬を見せた。
一方、ミランミランの敗因は、序盤での位置取りと消耗の激しさにあった。中盤で前に出ようとしたが、直線に向いた時点でスタミナを消耗しきっており、結果的に後退する形となった。
レース後の関係者コメント
友森翔太騎手(ページェント・1着) 「道中は折り合いをつけて、最後にしっかり伸びる競馬をしようと決めていました。ペースも自分にとっては良い流れだったので、最後までしっかり走り切ってくれました。」
木之前葵騎手(ケイズレーヴ・2着) 「最後まで頑張ってくれましたが、ページェントの末脚にやられてしまいました。でも、この馬も力をつけていますし、次に期待したいです。」
加藤聡一騎手(ノリノリブリランテ・3着) 「もう少しスムーズに上がっていけたらと思いますが、それでも3着に粘れたのは収穫です。これからの成長に期待しています。」
今後の注目馬
ページェントは、この勝利で重賞2勝目を飾り、今後のダート路線での活躍が期待される。また、2着のケイズレーヴも安定した走りを見せ、さらなる成長が望まれる。敗れたミランミランも地元のエースとして復活を目指すことになりそうだ。
払戻金
- 単勝 4:260円(2番人気)
- 馬連 2-4:480円(2番人気)
- 3連単 4-2-7:2,350円(7番人気)
まとめ
笠松競馬場で行われたゴールドジュニアは、ページェントが中団からの鋭い差し脚を発揮し、見事に優勝を飾った。次走以降も目が離せない存在となるだろう。
今後のレース展望
このレースの結果を受けて、各馬の今後の進路にも注目が集まる。
ページェントはこの勝利でさらに評価を高め、今後は東海地区のダート重賞を中心に戦っていく可能性が高い。特に、3月に行われる名古屋の若駒ステークスや、4月の東海クラウンなどが視野に入る。
ケイズレーヴは今回の内容からも、距離適性の幅が広いことが証明された。次走は1800m戦や1400m戦など、条件を変えて適性を探る可能性もある。
ノリノリブリランテは、今後の成長次第ではさらなる飛躍も期待できる。今回の経験を糧に、もう一段階レベルアップすれば、重賞タイトルも視野に入るだろう。
ミランミランについては、1番人気に推されながらも4着に敗れたことが課題となる。レース後の疲労や状態面も含めて、陣営の立て直しが重要になりそうだ。
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