永島まなみ騎手、阪神JFで挑むリベンジの舞台
2024年12月8日に京都競馬場で行われる2歳牝馬の頂点を決める「阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)」に向け、永島まなみ騎手が意気込んでいる。今年は、自厩舎の管理馬スリールミニョンとのコンビで挑む。昨年の同レースではスウィープフィートで7着に終わった永島騎手だが、「去年のリベンジをしたい」と熱い闘志を燃やしている。
スリールミニョン、秘めたる可能性に期待
スリールミニョンはデビューから永島騎手が手綱を取り続ける馬で、ここまで4戦2勝。粗削りながらも潜在能力の高さが光る一頭だ。折り合いや体のバランス面の課題を克服しつつあり、「私自身も思い入れのある馬。自信を持って乗りたい」と語る永島騎手の言葉には、深い信頼が感じられる。
永島騎手自身も今年、JRA通算100勝を達成し、マーメイドSで初の重賞勝利を収めるなど飛躍の一年を過ごしている。「オーナーや師匠に感謝して結果を残したい」と語る彼女にとって、スリールミニョンとのG1挑戦は、さらなる進化を示す場となりそうだ。
抽選突破組にも注目
一方で、今回の阪神JFには狭き門をくぐり抜けた2頭の抽選突破組が出走する。ショウナンザナドゥとジューンエオスがその名を連ねた。過去にも抽選突破組からの好走例は多く、2022年にはシンリョクカが12番人気で2着に健闘。これらの馬たちの存在は、レースに新たなドラマをもたらす可能性を秘めている。
特に注目すべきはショウナンザナドゥ。キズナ産駒で、前走のアルテミスSでは僅差の3着。関西圏での競馬はプラス材料とされ、2歳女王の座を射止める可能性を十分に持っている。
ジューンエオスはダート戦で2戦1勝の実績を持つ未知数の存在。血統的にはダート向きだが、芝での適性が皆無とは言えないだけに、大穴としての魅力が光る。
G1初制覇へ、思いを一つに
永島騎手とスリールミニョンにとって、今回の阪神JFは厩舎やオーナーにとっても初のG1制覇が懸かる大舞台。「ミニョンと力を合わせて頑張りたい」と決意を新たにする永島騎手が、どのようなレースを見せるのか期待が高まる。
抽選突破組の台頭にも注目が集まる今年の阪神ジュベナイルフィリーズ。新たな2歳女王の誕生が、どのようなドラマを生むのか目が離せない。
永島騎手のリベンジへの思いと、抽選突破組の挑戦が絡み合う今年の阪神JF。新たなスター誕生に期待せずにはいられない!
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永島まなみ騎手、阪神JFでスリールミニョンと挑む熱きリベンジ!
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永島騎手のリベンジへの思いと、抽選突破組の挑戦が絡み合う今年の阪神JF。新たなスター誕生に期待せずにはいられない!
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