2024年有馬記念に向けた注目の動向
2024年菊花賞を制したアーバンシック(牡3歳、美浦・武井亮厩舎、父スワーヴリチャード)が、有馬記念・G1(12月22日、中山競馬場・芝2500メートル)に出走することが決まりました。同馬の管理するシルクホースクラブが12月5日、公式サイトで発表しました。鞍上は引き続きクリストフ・ルメール騎手(栗東・フリー)が務める予定です。
アーバンシックはクラシック三冠路線で皐月賞4着、ダービー11着と春の成績は振るわなかったものの、秋競馬で一気に飛躍を遂げました。ルメール騎手とのコンビでセントライト記念(G2)、菊花賞(G1)と連勝し、3歳世代の頂点に立ちました。有馬記念では2022年にイクイノックスが達成して以来となる3歳馬の勝利を目指します。なお、12月5日に放牧先の福島県ノーザンファーム天栄から美浦トレーニングセンターへ帰厩しています。
一方、エリザベス女王杯で5着だったレガレイラ(牝3歳、美浦・木村哲也厩舎、父スワーヴリチャード)も有馬記念に参戦することが決定しました。12月6日にサンデーレーシングが発表したもので、鞍上は戸崎圭太騎手が新たに務める予定です。前走後、福島県ノーザンファーム天栄で調整を重ね、この日、美浦トレセンに帰厩しました。レガレイラにとっては昨年のホープフルステークス以来となるG1タイトルを狙う一戦となります。
また、2024年の有馬記念は、天皇賞・秋とジャパンカップを連勝中のドウデュース(牡5歳、栗東・友道康夫厩舎)のラストランの舞台でもあります。JRAは12月6日、レース後に中山競馬場の芝コースで引退式を行うことを発表しました。開始は午後5時10分ごろを予定しており、JRA公式YouTubeチャンネルでの中継も予定されています。引退後は北海道安平町の社台スタリオンステーションで種牡馬として第二のキャリアをスタートします。
有馬記念がこんなに豪華メンバー揃いだとワクワクが止まりません!注目馬たちの走りが今から楽しみですね!
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