阪神JF 2024年 注目の一戦を徹底分析!
阪神ジュベナイルフィリーズ(阪神JF)は、2歳牝馬にとって初のGIタイトルを懸けた重要な一戦。今年は12月8日(日)に京都競馬場で開催され、芝1600m(右・外回り)の舞台で熱い戦いが繰り広げられます。近年の傾向や今年の注目ポイントを振り返りつつ、有力馬たちの実力を探ります。
人気の安定感と波乱の狭間
過去10年の阪神JFでは、1番人気が5勝を挙げるなど、人気馬が堅実な成績を残しています。しかし、3連単配当は21年、22年に6桁の高配当を記録し、昨年も2万円超え。堅い決着と見せかけて、意外な波乱を演出することも少なくありません。今年も一筋縄ではいかない難解なレースとなりそうです。
過去のローテーション別成績から見えるもの
各ローテーションからの参戦馬の成績を詳しく見てみましょう。
1. アルテミスステークス組
- 【5-3-3-19】
- 勝率17%、複勝率37%
アルテミスSの1、2着馬が中心で、3着以下は【0-1-1-12】と大きく劣勢。今年は1着のブラウンラチェット、2着のミストレスが有力候補に挙がります。
2. ファンタジーステークス組
- 【2-0-2-31】
- 勝率6%、複勝率11%
勝ち馬の【2-0-1-5】は健闘していますが、2着以下は不振。今年の覇者ダンツエランは押さえるべき存在です。
3. 牡馬混合重賞組
- 【1-1-4-17】
- 勝率4%、複勝率26%
過去には人気薄での好走例も多く、注目すべきローテ。今年はアルマヴェローチェ、コートアリシアン、ランフォーヴァウが該当馬です。
4. 重賞以外の組
- 【2-6-1-78】
- 勝率2%、複勝率10%
馬券に絡んだ馬は、前走1着かつキャリア連対率100%という条件を満たしています。今年も注意が必要です。
距離短縮組の存在感と京都芝1600mの特徴
阪神JFが外回りコースで施行される06年以降、距離短縮組の【4-1-1-21】という成績は目立ちませんが、前走1勝クラス以上かつ連対した馬に限れば【4-1-1-8】と信頼度が急上昇。今年の該当馬はアルマヴェローチェ、テリオスララ、ビップデイジーの3頭。この中から上位争いを演じる可能性が高いでしょう。
加えて、京都芝1600m外回りも阪神と同様にタフなコースで、スピードだけでは克服が難しいコース設定です。中距離で牡馬相手に戦ってきた馬の経験値は大きな武器となるでしょう。
今年の注目馬たち
今年は以下の馬たちに注目が集まります。
- ブラウンラチェット(アルテミスS 1着)
- ミストレス(アルテミスS 2着)
- ダンツエラン(ファンタジーS 1着)
- アルマヴェローチェ(牡馬混合重賞3着)
- コートアリシアン(同上)
- ランフォーヴァウ(同上)
- ビップデイジー(距離短縮組で好条件該当)
タフなコースでの戦いを想定し、距離実績と経験値を重視して馬券戦略を立てる必要があります。
ウマボン
これだけデータが揃うと予想も深まりますね!アルマヴェローチェやブラウンラチェットなど、どの馬も魅力的ですが、波乱も期待したいです!
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