武豊騎手、ホープフルSでヤマニンブークリエに騎乗決定!JRA・G1完全制覇へ挑む
武豊騎手が、2024年12月28日に中山競馬場で行われるホープフルステークス(G1・芝2000メートル)で、ヤマニンブークリエ(牡2歳、栗東・松永幹夫厩舎、父キタサンブラック)に騎乗することが明らかになった。同馬を管理する松永幹夫調教師が12月6日に発表した。
ヤマニンブークリエは、2024年10月20日にデビュー戦で新馬勝ちを飾り、その後の黄菊賞(1勝クラス)ではハナ差の2着に善戦。現在は放牧を終え、この日に栗東トレーニングセンターへ帰厩したばかりだ。
武豊騎手にとってホープフルSは特別な舞台となる。2021年に朝日杯フューチュリティステークスをドウデュースで制したことで、JRA平地G1完全制覇まで「あと1勝」と迫ったが、ホープフルSでは苦戦が続いている。G1昇格後の成績は、2017年のジャンダルムでの2着が最高で、その後は2021年アスクワイルドモア(10着)、2022年セレンディピティ(8着)、2023年センチュリボンド(14着)と不本意な結果に終わっている。
今回騎乗するヤマニンブークリエについて、松永調教師は「前走後も体調は安定しています。前回は先頭に立ったものの、ジョッキーが『ペースを落としすぎた』と振り返っていました。それでも2着に粘る走りを見せてくれました」と高い期待を寄せている。
武騎手にとっては史上初のJRA・G1完全制覇への大きなチャンスとなるホープフルS。父キタサンブラック譲りの底力を武器に、ヤマニンブークリエが大舞台での躍進を果たすのか注目される。
武豊騎手の偉業達成に向けた挑戦、見逃せませんね!ヤマニンブークリエの成長ぶりにも期待が膨らみます。
COMMENT みんなのコメント欄