阪神ジュベナイルフィリーズ、枠順確定！ブラウンラチェットやショウナンザナドゥの挑戦に注目

第76回阪神ジュベナイルフィリーズ、枠順確定！注目馬たちの配置は？

2024年12月8日、京都競馬場で開催される第76回阪神ジュベナイルフィリーズ（G1）の枠順が12月6日に確定しました。この一戦は2歳牝馬の頂点を決める重要なレースであり、1着賞金6500万円が懸けられます。芝1600mで争われるこの舞台に、注目の若駒たちが集結します。

注目馬たちの枠順は？

前走アルテミスステークス（G3）を無傷の2連勝で制した ブラウンラチェット（牝2、美浦・手塚貴久厩舎）は、5枠10番に決定。中心馬としてどのようなレースを見せるか期待がかかります。また、新潟2歳ステークスで2着に入った コートアリシアン（牝2、美浦・伊藤大士厩舎）は7枠13番、未勝利戦から萩ステークスまで連勝中の テリオスララ（牝2、美浦・田島俊明厩舎）は1枠2番と、それぞれ興味深い配置となりました。

さらに、アルテミスステークス3着馬 ショウナンザナドゥ（牝2、栗東・松下武士厩舎）は5枠9番、BCジュベナイルフィリーズターフで2着の米国調教馬 メイデイレディ（牝2、米国・J.リー厩舎）は8枠17番に入り、遠征馬として注目されています。同じくアルテミスステークスで2着だった ミストレス（牝2、栗東・矢作芳人厩舎）は4枠7番からのスタートとなります。

ショウナンザナドゥ、松下調教師の喜び

ショウナンザナドゥを管理する松下調教師は、枠順が決まると「やった！入りましたね」と満面の笑みを見せました。このレースへの出走権を得るための抽選を突破したことで、関係者の喜びはひとしおだった様子です。

前走のアルテミスステークスでは中団から鋭い脚を伸ばして3着に健闘。大舞台で戦える手応えがあり、厩舎は除外を想定して朝日杯フューチュリティステークス（G1）にも登録する万全の準備を整えていました。「ここを使いたかった」と松下調教師は胸を張り、目標に向けた調整に自信を見せます。1週前追い切りでは栗東坂路で51秒1―11秒8の好時計を記録し、最終追い切りでも上々の仕上がりを見せました。

松下調教師は、「姉のミスエルテが挑戦したように、2歳の頂点を目指します」と語り、ショウナンザナドゥの持つ可能性に期待を込めました。

レース詳細と展望

発走は15時40分。注目のブラウンラチェットをはじめ、勢いのあるテリオスララや米国からの遠征馬メイデイレディなど、混戦が予想される今回の阪神ジュベナイルフィリーズ。どの馬が未来のスターへと名乗りを上げるのか、大いに注目が集まります。

ウマボン

今年の阪神ジュベナイルフィリーズは激戦の予感！ブラウンラチェットの無傷の快進撃が続くのか、それとも他馬の逆襲があるのか、今から日曜日が楽しみですね！