L.デットーリ騎手、5年ぶりのJRA参戦!歴史的名手が阪神JFで再び脚光を浴びる
世界的名ジョッキーであるL.デットーリ騎手が、5年ぶりに日本競馬に帰ってきます。12月7日(土)・8日(日)に開催される阪神ジュベナイルフィリーズ(2歳牝・GI・芝1600m)で、米国調教馬メイデイレディ(牝2、J.リー厩舎)に騎乗し、再びファンの前に姿を現します。彼のJRA参戦は、2019年以来のことです。
世界を制した名手、デットーリの輝かしい経歴
1986年にデビューしたデットーリ騎手は、世界中の大舞台で数多くの勝利を収めてきました。特に凱旋門賞6勝、キングジョージ6世&クイーンエリザベスS7勝など、名だたるレースを制覇。さらに、1996年9月28日にはアスコット競馬場で当日の全7レースを全勝するという英国競馬史上初の大記録を樹立しています。
日本初来日は1991年。翌92年と93年にはヤングジョッキーズワールドチャンピオンシップを連覇し、日本競馬への存在感を示しました。JRA・GIでは、1996年のジャパンCをシングスピール、2002年にはジャパンCダートでイーグルカフェ、さらにジャパンCをファルブラヴで制覇。そして2005年にはアルカセットで再びジャパンCを勝利しています。特筆すべきは、ジャパンCでの3勝すべてがハナ差という接戦であり、その技術の高さが際立っています。
阪神ジュベナイルフィリーズに注目のパートナーで出走
今回の阪神JFでコンビを組むメイデイレディは、4戦3勝という輝かしい戦績を誇ります。唯一の敗北は前走の米G1・BCジュベナイルフィリーズターフでの2着というものであり、トップクラスの実力を持つ馬です。このレースでデットーリ騎手は19年ぶりのJRA・GI制覇を目指します。12月15日に54歳を迎えるデットーリ騎手にとって、今回の挑戦が日本競馬でのラストステージとなる可能性もあり、その手綱さばきにはますます注目が集まります。
今週末のデットーリ騎手の騎乗馬一覧
12月7日(土)京都
- 8R:ボブズヤアンクル
- 9R:ワンモアスマイル
- 11R:ゴンバデカーブース
- 12R:ギャンブルルーム
12月8日(日)京都
- 5R:レッドフェルメール
- 7R:レーウィン
- 9R:マイネルエンペラー
- 11R:メイデイレディ
彼の騎乗スケジュールを見る限り、2日間で計8鞍が予定されており、どのレースでもその卓越した技術を見ることができるでしょう。世界的名手の最後の輝きを見逃さないよう、競馬ファンはぜひ注目しておきたいところです。
デットーリ騎手の阪神JF参戦、めちゃくちゃ楽しみ!メイデイレディとのコンビ、期待しかないよね。特にジャパンCのハナ差勝利を思い出すと、今回も何かドラマが起きそうな気がする!
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