第16回勝島王冠を制したのはキングストンボーイ!
2024年12月4日、大井競馬場で行われた第16回勝島王冠(3歳以上・重賞・ダ1800m・1着賞金2500万円)は、御神本訓史騎手騎乗の2番人気キングストンボーイ(セ6、大井・渡辺和雄厩舎)が優勝を飾りました。キングストンボーイは、序盤は3番手の外でレースを進め、4コーナーから一気に先頭に立つと、1番人気のサヨノネイチヤ(牡5、大井・坂井英光厩舎)に5馬身差をつける圧巻の走りを見せました。勝ちタイムは1分53秒0(良)でした。
ダート転向後の大躍進
キングストンボーイは父ドゥラメンテ、母ダイワパッション、その父フォーティナイナーという血統。JRA時代には芝で活躍し、青葉賞2着の実績もありましたが、ダートへの適性を見せたのは5走前からのことでした。今回が地方競馬への転入初戦。強豪相手に堂々のパフォーマンスで重賞初制覇を果たしました。
この勝利により、12月29日に行われる東京大賞典(GⅠ・大井・ダ2000m)への優先出走権を獲得。一気にこの路線での注目馬となりました。
レース後のコメント
- 御神本訓騎手(キングストンボーイ1着)
「背中も良く性格も真面目。出遅れたものの、終始良い手応えで回ってこれました。強い内容で驚いています。」 - 渡辺和雄調教師(キングストンボーイ1着)
「スタートが課題でしたが、鞍上が上手く位置取りをしてくれました。次走はオーナーとの相談になりますが、今回の内容なら東京大賞典も視野に入れます。」 - 西啓太騎手(サヨノネイチヤ2着)
「良い位置で運べましたが、相手が強かったです。力は出し切ってくれました。」 - 矢野貴騎手(パワーブローキング3着)
「理想的な位置取りで流れも向きました。こういった競馬を続ければもっと良い結果を出せると思います。」
今後への期待
キングストンボーイの血統背景は非常に魅力的で、ダートへの高い適性を示しています。特に父ドゥラメンテ産駒は芝・ダートを問わず活躍馬を輩出しており、その可能性を地方競馬で大きく広げました。東京大賞典でもこの馬のパフォーマンスに期待が集まります。
全着順結果
1着 キングストンボーイ(2人気)
2着 サヨノネイチヤ(1人気)
3着 パワーブローキング(3人気)
4着 マースインディ(15人気)
5着 ユアヒストリー(5人気)
6着 リンゾウチャネル(7人気)
7着 クリノドラゴン(8人気)
8着 コラルノクターン(12人気)
9着 ヒーローコール(4人気)
10着 アイブランコ(9人気)
11着 モダスオペランディ(14人気)
12着 キタノオクトパス(10人気)
13着 ゴールドハイアー(11人気)
14着 ランリョウオー(6人気)
15着 アポロビビ(13人気)
いやー、地方初戦でいきなり5馬身差の圧勝って、めちゃくちゃ強いですね!東京大賞典でも期待できそうです。
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