大井11R:勝島王冠競走(2024年12月4日)
12月4日に行われる大井11R勝島王冠競走は、地方競馬の中距離戦線を代表する注目の一戦だ。主役はサヨノネイチヤ。昨年の同レースを制した実績馬で、今年も地元の大井1800メートルでその強さを証明する一戦となりそうだ。
サヨノネイチヤの信頼度
サヨノネイチヤは、今年に入ってからも快進撃を続けている。休養明け後の4月にはブリリアントカップ、大井記念を連勝し、重賞勝利を3つに伸ばした。帝王賞ではJRA勢を相手に掲示板を確保し、地方馬トップの実力を誇示。その後の南部杯では初の遠征競馬で8着と苦戦したものの、これは休み明けの影響が大きい。今回のレースは地元大井での得意条件であり、仕上がりも上々。実力を最大限に発揮できる舞台と言える。
対抗勢力に注目
対抗馬として挙げられるのがヒーローコール。大井1800メートルでは安定感抜群で、連対を外していない。さらに、前走のJBCスプリントで5着と善戦したパワーブローキングも実力馬だ。直近の調教や状態面から見ても、好走が期待できる。
新興勢力の台頭
特に注目したいのが、JRAから地方へ転入したキングストンボーイだ。芝とダートの両方で高いパフォーマンスを見せてきた実績があり、その素質は地方馬を凌駕する可能性がある。移籍初戦での走りに期待が集まる。
その他有力馬の状況
以下、調教師コメントを基に各馬の状態を整理する。
- ランリョウオー:間隔を空けてリフレッシュ。地力を生かせれば上位争い可能。
- コラルノクターン:大井1800メートルで一発を期待。
- モダスオペランディ:内枠が好材料。距離適性も高く、展開次第で浮上。
- クリノドラゴン:エンジンのかかりが遅いが、力は十分。距離適性に注目。
- キタノオクトパス:仕上がり途上ながら地力で勝負。
展望
このレースの焦点は、サヨノネイチヤが昨年に続きタイトルを防衛できるかどうかだ。対抗馬ヒーローコールや、移籍初戦で未知の魅力を持つキングストンボーイがどこまで迫れるかも見どころとなる。加えて、実力馬たちの仕上がり具合が結果を大きく左右しそうだ。
サヨノネイチヤ、地元の大井でリベンジの舞台!ライバルたちとの攻防が見逃せないね!
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