第17回カペラステークス(GⅢ)展望
2024年12月8日(日)、中山競馬場で開催される第17回カペラステークス(GⅢ・ダート1200メートル)は、年末の短距離ダート戦線を彩る一戦として注目を集めています。今年も実力馬たちが集結し、見逃せない白熱のレースが期待されています。
チカッパの注目度上昇中
3歳馬のチカッパ(牡3歳、中竹和也厩舎、父リアルスティール)は、交流重賞2勝を含む今年の活躍が光ります。前走のJpnI・JBCスプリントでは僅差の2着と惜敗したものの、1400メートル以下のダート戦では堅実な成績を残しています。中竹調教師も「中山ダート1200メートルはこの馬にとってベストの舞台」と手応えを感じており、斤量58キロという課題をクリアできれば、JRA重賞初制覇の可能性は十分にあると言えるでしょう。
サンライズアムールの重賞初挑戦
一方、5歳馬のサンライズアムール(牡5歳、小林真也厩舎、父モーリス)は現在リステッド・オープン特別を連勝中。特に前走のながつきステークスでは、斤量59キロを背負いながらも2馬身半差の快勝を飾り、充実一途の状態を誇ります。初の重賞挑戦となる今回も勢いそのままにタイトル獲得を目指します。
昨年の覇者テイエムトッキュウの連覇挑戦
昨年のカペラステークスを制したテイエムトッキュウ(牡6歳、木原一良厩舎、父ロードカナロア)も再び頂点を目指します。6歳という年齢ながらも衰えを感じさせない走りに注目です。
勢いに乗る若き挑戦者たち
また、連勝中のスターターン(牡3歳、坂口智康厩舎、父グレーターロンドン)やインユアパレス(牡3歳、須貝尚介厩舎、父パレスマリス)などの3歳勢も軽視できません。いずれも勢いに乗る若い力がどこまで通用するのか、ファンの期待が高まっています。
まとめ
本レースはスピードと瞬発力が試される一戦であり、展開や斤量負担が結果を大きく左右しそうです。各馬の得意条件や近走成績を踏まえ、どの馬が最高のパフォーマンスを見せるのか注目が集まります。
短距離ダート戦の醍醐味を味わえるカペラステークス。今年も魅力的なメンバーが揃っていて、どの馬が抜け出すのかワクワクしますね!
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