第60回中日杯、7番人気マリンデュンデュンが逃げ切り重賞初制覇!
2024年12月1日、金沢競馬場で行われた第60回中日杯(ダート2000m・1着賞金1000万円)は、松戸政也騎手が手綱を取った7番人気マリンデュンデュン(牡4、金沢・金田一昌厩舎)が逃げ切り勝ちを収め、重賞初制覇を果たしました。勝ちタイムは2分06秒3(不良)。
1番人気でこのレースがラストランとなったハクサンアマゾネス(牝7、金沢・加藤和義厩舎)は2馬身差の2着。さらにハナ差で2番人気ナミダノキス(牡3、金沢・金田一昌厩舎)が3着に入線しました。3番人気テトラルキア(セ9、金沢・金田一昌厩舎)は4着に終わりました。
マリンデュンデュンの逃げ切り劇
父トビーズコーナー、母ビビッドフレイム、母の父パイロという血統のマリンデュンデュンは、レース序盤から果敢にハナを切り、そのまま先頭を譲らない走りでゴールまで駆け抜けました。金沢競馬場で鍛えられた地力を発揮し、重賞タイトルを手にしました。
勝ち馬プロフィール
- 馬名: マリンデュンデュン(牡4)
- 騎手: 松戸政也
- 厩舎: 金沢・金田一昌
- 父: トビーズコーナー
- 母: ビビッドフレイム
- 母の父: パイロ
- 馬主: 川添 裕起
- 生産者: 門別 敏朗
ラストランとなったハクサンアマゾネスの奮闘
一方、引退戦となったハクサンアマゾネスは、20年、21年、23年に中日杯を制した実績馬。地方競馬の重賞通算勝利記録更新がかかった一戦でしたが、2番手追走から4角手前で早くも右ムチが入り、懸命に追い上げるも先頭を奪えず2着でゴールしました。
今後は12月3日、第7レース終了後に引退式が行われる予定です。ファンに愛されたその輝かしいキャリアに幕を下ろします。
ハクサンアマゾネスのプロフィール
- 父: シルポート
- 母: オークヒルズ(母の父: ブライアンズタイム)
- 戦績: 地方重賞25勝
- デビュー: 2020年4月(金沢競馬場)
無傷の4連勝で石川ダービーを制した後、地元の金沢だけでなく、園田など遠征先でも重賞勝利を重ね、地方競馬を代表する名牝として多くのファンを魅了してきました。
引退戦のハクサンアマゾネスもさすがの走りでしたが、マリンデュンデュンの勢いが勝りましたね。地方競馬の熱さ、やっぱり最高です!
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