冬のダート王を決める一戦!チャンピオンズCの見どころ
冬のダート王を決定するGI・チャンピオンズカップが、今週末に中京競馬場で行われます。中央と地方のダート戦線で活躍してきた実力馬が一堂に会するこの一戦は、ダート界の勢力図を締めくくる重要なレースです。注目の出走予定馬とポイントを確認していきましょう。
昨年の覇者・レモンポップ
昨年、大外枠からの逃げ切りでチャンピオンズCを制したレモンポップ(牡6、美浦・田中博康厩舎)が今年も参戦。鞍上は昨年に続き坂井瑠星騎手が務めます。前走は南部杯を快勝し、昨年と同じローテーションで臨む今回も、有力馬の一頭として注目されています。
リベンジを狙うウィルソンテソーロ
昨年の2着馬ウィルソンテソーロ(牡5、美浦・小手川準厩舎)は、今年JBCクラシックを制しての参戦。昨年の12番人気という低評価を覆したパフォーマンスをさらに超え、頂点を目指します。成長著しいこの馬が、どこまで食い込めるかが注目です。
3歳馬サンライズジパングの快進撃
3歳馬サンライズジパング(牡3、栗東・音無秀孝厩舎)は芝からダートへの転向後、重賞2勝を挙げる快進撃を見せています。前走のみやこSでは力強い走りでタイトルを獲得。武豊騎手とのコンビで挑む今回は、斤量面の恩恵も期待され、大仕事を成し遂げる可能性も十分です。
その他注目馬たち
ほかにも、今年のGIフェブラリーSを制したペプチドナイル(牡6、栗東・武英智厩舎)、前走シリウスSを快勝したハギノアレグリアス(牡7、栗東・四位洋文厩舎)、昨年のフェブラリーSで2着の実績があるガイアフォース(牡5、栗東・杉山晴紀厩舎)など、豪華メンバーが揃っています。昨年人気を背負いながら敗れたセラフィックコール(牡4、栗東・寺島良厩舎)は、C.デムーロ騎手との新コンビでリベンジを誓います。
武豊騎手の挑戦
土曜日の京都競馬場、日曜日の中京競馬場で計12鞍に騎乗予定の武豊騎手。日曜のメインレース、チャンピオンズCではサンライズジパングに騎乗します。武騎手はサンライズジパングに過去4戦で3勝、3着1回と好成績を収めており、左回りコースの適性も相まって期待がかかります。
また、武豊騎手はジャパンCダート時代も含めてこのレースで過去21回騎乗し、クロフネやカネヒキリなどで4勝を挙げています。しかし、レース名がチャンピオンズCに変更されて以降はまだ勝利がなく、今年こそ悲願の初制覇を目指します。
今年もチャンピオンズCは見どころ満載!どの馬もドラマを持っていて、結果が待ちきれないね!