岩田望来騎手がJRA通算500勝を達成!さらなる飛躍を誓う
2024年11月24日、京都競馬場で行われた6R(2歳新馬戦・芝2000m)で、ネブラディスク(牡2、栗東・福永祐一厩舎)が1着となり、鞍上の岩田望来騎手(24歳、栗東・フリー)はJRA通算500勝を達成しました。この快挙は、2019年3月のデビューから4546戦目での記録となり、現役36人目の偉業となります。
記念セレモニーと父・康誠騎手からの祝福
レース後、ウイナーズサークルで行われた記念セレモニーでは、父で現役騎手の岩田康誠氏から記念の人形が手渡され、多くのジョッキー仲間が集まり祝福の言葉を送りました。岩田望来騎手は「取り敢えずホッとしています。注目されている馬で早めの先頭策でしたが、馬の力を引き出すことができ、強い内容で勝てたと思います」と振り返りました。
500勝の達成背景と今後の目標
岩田望来騎手はこれまでに中央重賞11勝、地方重賞5勝を含む計16勝を挙げており、22年と23年には2年連続でJRA年間100勝を達成しています。若くして実績を積み上げてきた24歳のホープは、「関係者の方々から信頼されるようになり、良い馬に乗せていただけた結果が500勝につながったのかなと思います」と感謝の気持ちを述べました。
また、「数字だけでなくビッグレースを勝てる騎手になりたい」と抱負を語りつつ、「ひとつの節目として年間100勝を目指しているので、残り少ないレースでも頑張ります。応援よろしくお願いします」と、さらなる飛躍への意欲を見せました。
今後の期待
父・康誠騎手譲りの高い技術と勝負強さを武器に、若きスター騎手として注目され続ける岩田望来騎手。500勝という節目を迎えた今後、さらなる大舞台での活躍が期待されます。次なる目標である年間100勝や、重賞・G1制覇に向けた挑戦に注目です。