レモンポップ引退式と注目馬の動向、チャンピオンズCへの期待
2023年JRA賞最優秀ダートホースを受賞したレモンポップ(牡6)の引退式が、12月1日に中京競馬場で行われることが発表されました。同馬のラストランとなるチャンピオンズC(G1)終了後に実施され、田中博康調教師や坂井瑠星騎手らが出席する予定です。なお、引退式の模様はJRA公式YouTubeチャンネルで配信されます。引退後は北海道日高町のダーレージャパンスタリオンコンプレックスで種牡馬生活をスタートさせる予定です。
チャンピオンズCの主役候補たち
ウィルソンテソーロの参戦
JBCクラシックで念願のG1級競走初制覇を果たしたウィルソンテソーロ(牡5、美浦・小手川厩舎)が、チャンピオンズCに向けて準備を進めています。小手川師は「佐賀でのレース後も状態は良好で、引き続き川田騎手とコンビを組む」とコメント。今年も昨年の2着を超える好走が期待されています。
ラムジェット、3歳馬の挑戦
2024年の東京ダービーを制したラムジェット(牡3、栗東・佐々木晶三厩舎)が、次走としてチャンピオンズCへの参戦を決定。佐々木調教師は「ジャパンダートクラシックでは速い時計に対応しきれなかったが、馬自身は時計を詰めてきている」と語り、3歳馬による勝利を目指します。鞍上は三浦皇成騎手が務める予定です。
南関東三冠馬ミックファイアの挑戦
2023年の南関東クラシック三冠馬、ミックファイア(牡4、大井・渡辺和雄厩舎)が、チャンピオンズCで初のJRA・G1タイトル獲得を目指します。クリストフ・ルメール騎手との新コンビで挑むことが発表され、注目が集まっています。名手ルメール騎手の手綱さばきにより、復活を遂げるか期待されます。
チャンピオンズCへの注目が高まる
12月1日に行われるチャンピオンズCでは、実績馬と新鋭が激突する白熱したレースが予想されます。レモンポップの引退を飾るラストランとなるだけでなく、G1馬たちの実力と今後の可能性を占う一戦として見逃せない舞台となりそうです。