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エリキング、キズナの血脈を背負い重賞初制覇!藤田晋オーナーの2連覇達成

京都2歳ステークス

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川田将雅騎手の手綱でエリキングが重賞初制覇!~第11回京都2歳ステークス~

2024年11月23日(土)、京都競馬場で行われた第11回京都2歳ステークス(2歳・GIII・芝2000m)において、1番人気に支持されたエリキング(牡2、栗東・中内田充正厩舎)が優勝を飾りました。レースは中団で脚を溜めたエリキングが、直線で力強く抜け出し、追い上げてきた3番人気ジョバンニに1馬身1/4差をつけてのゴールイン。勝ちタイムは2分00秒9(良)でした。

これによりエリキングは重賞初制覇を達成。馬名の由来は「人名+王」とされ、その名にふさわしい堂々たるパフォーマンスを見せました。騎乗した川田将雅騎手にとっては今年のJRA重賞10勝目、管理する中内田充正調教師にとってはJRA重賞通算41勝目となりました。

レース後コメント

1着 エリキング(川田将雅騎手)
「成長を感じつつも、競馬にうまく結びついていない部分がありました。3、4コーナーではその動きを出し切れずに苦労しましたが、今日はどうしても勝たなければならないレースでしたので、無理をして動かしました。この勝利が今後につながればと思います。お父さん(キズナ)の背中の良さを受け継いでおり、一戦一戦無事に歩んでいければと思います。」

2着 ジョバンニ(松山弘平騎手)
「スタートが決まらず、2完歩ほどノメる場面がありましたが、後方から切り替えて競馬をしました。折り合いもつき、最後まで良い脚を使ってくれました。力は十分見せてくれたと思います。」

3着 クラウディアイ(西村淳也騎手)
「今日も勉強になるレースでした。2戦目ということもあり、次走ではさらに勝負になると期待しています。」

注目ポイント:藤田晋オーナーの2連覇達成

エリキングの馬主である藤田晋オーナーは、昨年もこのレースをシンエンペラーで制しており、見事連覇を達成しました。シンエンペラーはその後、ホープフルステークス2着、日本ダービー3着とクラシック戦線で活躍。この実績を考えると、エリキングの今後も大きな期待を背負うことになりそうです。

優勝馬プロフィール

  • 馬名:エリキング(牡2)
  • 厩舎:中内田充正(栗東)
  • :キズナ
  • :ヤングスター
  • 馬主:藤田晋
  • 生産者:ノーザンファーム

キズナ産駒らしい優れた持久力と鋭い決め手を持つエリキング。今回の勝利は成長途上でのものであり、今後さらに力をつけていく可能性があります。クラシック戦線に向けた次走でのさらなる飛躍が期待される一頭です。

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